HOME > 旅日記     バックナンバー ■10/giugno(6月）/2010> a Firenze ＜2010年6月10日(木）＞ 早朝5時頃、各列車が発車する騒々しい音で目が覚める・・・ローマのテルミニ駅ですからね・・数も半端ない多さですしね・・ 朝陽はとても気持ち良かったけれど。 B&Bや家族経営の小さなホテルでは、通いのため夜8時頃から朝8時頃まで誰もいなくなるというのはよくあること。私は朝早い出発だったので、前日のうちにお会計を済ませておきました。 →朝食は、お菓子や菓子パンなどがこんな感じでカゴに盛ってあって、冷蔵庫に入っているジュースなどもご自由にどうぞのスタイル。フルーツジュースとカップのヨーグルトだけいただきました。 早めに駅に行ってバールでちゃんと食べようっと。 極力エレベーターを使おうと、前日のうちに、ホテルを出てから駅ホームまでのルートをチェックするという準備の良さでしたが、エレベーター壊れてるし（泣）。 何とか周囲の方々に助けていただきながら無事階段で移動成功。ふぅ〜 構内でイリーのバールを見つけてカプチーノで朝ごはん。やっぱりクリームたっぷりのブリオッシュは美味いなぁ〜〜♪ →8時5分発のヴェローナ行きのフレッチャロッサは時間ぴったりに出発しました。優秀優秀。 我が特等席の1人席〜♪荷物をそばに置けるのが何より安心。 ローマからフィレンツェまではノンストップで1時間20分ほど。どんどん速くなって便利になっているのはやっぱり助かります。 9時27分、どこかに停まりました。あれ？フィレンツェ・カンポマルテ駅って書いてある・・ふ〜ん、ここにも停まるのかぁ・・と席で出発を待っていると、1人のイタリア人の女の子が来て、「ここ私の席なんですけど・・」とおっしゃる。 「あれ？おかしいわね〜。まぁでも次がサンタ・マリア・ノヴェッラ駅 だからそこで降りるし」　と言うと、「ノーノー、次はボローニャよ！」 「え〜〜〜！？」自分の切符をよくよく見ると、Arrivo（到着）のところにFIRENZE CAMPO MAR・・って書いてある！ひえ〜！！ 大慌てで降りました。ギリギリセーフ！ どうも、フレッチャロッサ（新幹線）が導入されてから、フィレンツェの停車駅は中央駅（サンタ・マリア・ノヴェッラ駅）とカンポマルテ駅の2つになったそうな・・。んなの、知らなかった〜〜。っていうか、ちゃんと切符を見なさいっちゅう話です。はい。 とにかくここの席を取ってくれてた彼女に感謝。 さて、ここからどうすれば？タクシーあるのかなぁ。。とりあえず出口に向かってホームを移動すると、出口に1番近い1番線ホームから、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅行きの普通列車が来るではあ〜りませんか。ラッキー♪ 何とか無事に到着致しました。おほほ。 今回初めて利用する駅近くのホテルまで歩いて行く途中、またもや石畳でイヤ〜な感触。見ると、玉ころがまた1つ取れかかってるぅ〜〜（涙）　もうやだぁ。。 ホテルに着き、部屋が準備中のため荷物だけ置いてすぐに出発。 フィレンツェでもお買い物代行のご依頼を数件いただいており、そのうち1件はこちら、サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局。 しばらく来ないうちに、修道院の美しい中庭が見えていた奥の部屋がクローズされて、この売店スペースだけになっていたのがちょっと淋しい・・。日本でもここのショップが随分増えましたが、単純にお値段だけ比べるとやっぱり現地はお安いです。。 →フィレンツェ特集の雑誌などによく掲載されている、ちょっと高級な雰囲気のパニーニ店、”プロカッチ”に初めて入ってみました。 きゃ〜ん！なんてお上品な大きさでしょう（笑）。パニーノというよりおつまみパン、ですね。中の具材によって1.3〜2ユーロ（145〜230円）、10種類近くあったかと思います。 まずは、アンチョビ＆バターと、ペペローニ＆チーズを1個ずつとプロセッコを1杯（4.5ユーロ）。食べやすいし、パンもふわふわで美味しい〜♪　あっという間にぺロリンチョ。更に、さっきから気になっていたトリュフのペーストを1個追加でいただきました。ん〜〜〜シアワセ！ いつも混むそうなので、お昼になる前が狙い目かも（1日通しで開いています）。チューブタイプのトリュフペーストぉぉ・・迷ったけど、買わずに退散（苦笑）。 　 PROCACCI 　 Via Tornabuoni, 64 　 tel: 055-211656 　日曜お休み ↑今回選んだお宿は、その名も「ラ・ロカンディエラ/”宿屋の女主人”」。 こちらも個人経営のようで、駅にほど近い通りのアパートメントの1フロアーにあります。 お部屋は清潔でベッドも大きく、なかなか快適。朝食込みのネットフリーで1泊80ユーロは素敵です。 不満点は、お部屋に冷蔵庫がないことと、アパートゆえ建物の入り口扉を開けるのに、いちいち下でインターフォンで呼ばないといけなかった点。（こういうタイプのホテルは持ち出し用の鍵で出入り自由のところがいいとこなんだけど。。） まだ若そうなオーナーの女性はすごく優しくて感じのよい方でしたが、出入りが頻繁で夜の戻りが遅かった私は、常に恐縮してしまい、気分的には少々窮屈でした・・ 　 La Locandiera 　 Via della Scala 48 　 tel: 055-0935392 　 http://www.la-locandiera.com/ →フィレンツェに来たら必ず立ち寄るスーパーSTANDA。今年の2月に買収のためBILLAに変わったことを聞いてました。 さてどんなふうになったんだろう・・と行ってみると、 なんか、きちゃない！！ とりあえず感丸出しです。STANDAの文字を剥がした跡が、何だかいつまでも恨めしそうなんですけど・・（苦笑） ←あまりの暑さで午後も終盤になると（夕方になるほど暑くなるような・・）ヘロヘロに・・・。 今日はカッフェよりもグラニータだ〜！というわけで、リモーネ（レモン）を1つ。 急いでストローで吸いこんだら、鼻が壊れそうに痛い！ 夜、またまたニーデの家にやってきました。まずは7か月ぶりの再会を喜び往復キスと抱擁の挨拶。 で、「見て見て！」とニーデに手を引かれてついていくと、心底びっくり！キッチンががらりと様変わり〜。更にゲスト用のバスルームも！なんてきれいなの〜おしゃれなの〜！とはしゃぐ私。 before⇒ after before⇒ after ↑今年の2月に水道管など水回りが壊れてしまったため、4か月もかかってやっとつい先日リフォームが完成したそうです。 工事がとろくて本当に大変だった・・そもそもアパートに問題があったのに、かかった費用でちょっともめてる・・ともれなく愚痴もついてきました（苦笑）。 でもでも、本当に素敵！カラーコーディネイトのセンスもさすがです。バスルームでは、日本人が好きなバスタブはなくなってしまいましたが（お湯をためるのはやはり問題なことが多いようで・・）、新しいシャワーブースも十分な広さで快適そうです。お一人でニーデ宅にホームステイをご希望の方は、ご連絡お待ちしておりま〜す♪ →間もなくルチアも来てくれて、今日は何やらアイデアがあるそうで、外に行こうとのこと。 ルチアの運転で連れてってくれたのは、少し郊外にあるパスティッチェリア（お菓子屋さん）。 基本、お菓子屋さんなんだけど、バールでもありカフェテリアでもあり、奥の広いスペースではちょっとしたパーティもできて、ワインも売ってて・・・と郊外ならではの充実さ。 Marcello La Pasticceria Viale Europa, 169 （中央駅からクルマで10分〜15分） http://www.pasticceriamarcello.com/ ↑ ここでハッピーアワーを楽しみました。ドリンクを頼めば、カウンターに置かれたてんこ盛りのおつまみたちを好きなだけ食べることができるのです。私はイチゴのカクテルをいただきました。フレッシュで美味しい！ おつまみもおかず系の種類も多く、正直これはしっかり夕食代わりになりますぞ。 ←1時間ほど3人で過ごした後、フィレンツェの中心地に戻ってとあるリストランテへ。 前回フィレンツェの旅日記に登場した愛しいアレッシオのパパが最近友人たちと共同でリニューアルOPENしたお店です。 既に、ニーデの友人のヴァレリアとソニア、アレッシオも食事中。私はワインだけいただきました。 かなり広いスペースで天井も高く開放感のある空間に、ほどよいおしゃれ感。肝心のお料理のお味は分からないので何とも言えませんが、知り合いということでちょっとだけ宣伝（笑）。 　 Ristrante Pizzeria Magnifico Messere 　 Via San Gallo, 40/r 42 　 http://www.magnificomessere.com/index.html 10時頃みんなで店を出て、ニーデと一緒に歩いて駅の方へ。そういえば、今日は余裕がなくてドゥオーモもちゃんと撮ってなかったわ、と夜の部を撮影。ミッドナイトブルーの空が似合い過ぎます。 明日の夜は別の約束があるため、ニーデ達とは今日でお別れ。しっかり抱き合ってお別れの挨拶をしました。 今日は24,000歩しか歩いてないのに、さすがに疲れが出てきたようで、ホテルに戻ってシャワーした後そのままベッドでダウン。 1時半頃目が覚めて、片付けやメールやブログで5時までかかって再び就寝。。外は既に明るい・・