HOME > 旅日記     バックナンバー ■10/settembre(9月）/2011> a Milano ＜2011年9月10日（土）＞ 今朝もしっかり5時間半の熟睡後、爽快な目覚め！メラトニン恐るべし。 ←本日は、メインの目的である雑貨の国際見本市マチェフを見るべく、見本市会場RHO-FIERAへ。 いつものように、予め日本で入場料をネット購入し、出力しておいたバーコード入りプリントで、簡単チェックイン。 →当店ではオイルボトルやアマルフィシリーズでおなじみの、ウンブリア州の陶器メーカーNuova&Cer社へ、まずはご挨拶と新商品のチェックに。 担当のステファノとはなんだかんだで4年のお付き合いだけど、実際に会うのはまだ3回目。最初、かーなりビジネスライクでしたが（当然か・笑）、今回はすっかりフランクなカンジになっていて、こういう距離感の変化ってやっぱりうれしい。 東北の震災のことも随分心配してくれていました。 何件か気になるメーカーさんをのぞいたり、新規目的で物色してみたり、とりあえずざっと一回りしてみるも、やっぱりこの見本市はでかい！ものの2時間ほどで疲れてヘトヘト。 しかも、去年あたりから発症した老眼のため、今までは平気だった会場のガイドブックの文字が見えづらくて悲しーーっ。 ランチは会場内のレストランで、ピアディーナ（薄いパンで具を包んだもの）1個と、仕事中なのに生ビール(^_^;)。すみません・・・ 一旦座ると、なかなか腰が上がりませんわ・・・ 出展ブースだけではなく、広大なスペースを利用した様々なプロモーションやタイアップなどを見るのも楽しみの１つ。 →こちらはとあるモカ（直火式エスプレッソメーカー）の会社のプロモーションコーナー。 イタリア統一150周年を記念したコラボで、真っ赤なフェラーリと、巨大な白いモカ、グリーンのナプキンを巻いたシャンパンボトルがイタリア国旗の3色を表しています。 ←こちらは、同時開催のビジュー（アクセサリー）見本市のパビリオンにて。 天井からぷかぷかとバッグやストール、アクセサリーたちが浮いてます。 →空気で膨らませたビニールで中に入れた商品を固定させたパッキング。 この手法、10年くらい前から出ていますが、どんどんビニール自体が薄くなって、空気漏れもしなくなって精度が上がっているようです。 ウィンドウディスプレイや見せるギフトラッピングによいですね。 ←一旦見本市は切り上げて、ところ変わっておなじみ、モンテナポレオーネ通りの老舗カフェCOVAのウィンドウ〜♪（いつも外だけ） 今回のテーマは、フェラーリ！ファンタスティコ！ 毎度ながら、COVA様のディスプレイには感動させられます。 ↑スカラ座の西側からずずっと北上するとブレラ通りに出ますが、今まで何十回と通ってきて初めて気づいて足を止めたこの建物。よく見ると、石の柱というか壁から浮き出して見えるは町の紋章たち。ミラノ、ベルガモ、モンツァ、ローディ・・・ どうもロンバルディア州の町すべてのもののようです。 →それもそのはず、ロンバルディア州の銀行でした。 紋章のデザインにはそれぞれ意味があるようなので、じっくり見てみるのも楽しいかも。 今日の夕食のことを考えながら(笑)モスコヴァ通りを歩いてると、ふと目にとまった雰囲気良さげな1軒のリストランテ＆ピッツェリーア。外に貼り出されたメニューを見ると、なかなかお安い。 所用がすべて終わってから、結局ここに戻ってみました。 入口近くには年季の入った釜もあって、既に食事を楽しんでいるお客さんの大半は大きなピッツァを食べてましたが、気分的には”肉”だったので、前菜には、これも無性に食べたかったモッツァレッラたっぷりのブルスケッタを、セコンドにタリアータ（薄切り牛肉のたたき、とでも申しましょうか）を注文しました。 ブルスケッタはまるごとのせたアンチョビが効いてとても美味しく、タリアータもバルサミコ酢とリンゴのコンビがさっぱり感に一役買って、びっしり一皿敷き詰められていたけど軽〜くペロリンチョ。ん〜勘が当たって大正解！でした。 この界隈にはホテルも何軒かあるので、ツーリストらしき人と地元人らしき人が半々くらいの割合で賑わっていました。 白ワイン1/4とお水とカッフェ・コッレット（グラッパ入り）で締めて31ユーロ（約3,400円）なり。満足、満足。 　 RISTORANTE GAMBAROTTA 　　Via Moscova, 50 　　 tel: 02-6572146 　　日曜休み 明日は早くも最終日！