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10/settembre (9月)/2014> a Firenze<2014年9月10日(水)>


朝6時、雷の音で目が覚めました。
ほどなく、ざーざー降りに(;_;)
イタリアの旧い建物の雨戸って、木製で、光取りのスリットタイプが多いので、豪雨だと吹き込んできそうで怖いのです・・・

←8時朝食。一通り揃っていてまずまずの充実度。

小降りになったりざーっと降ったりですが、仕方がないので出かけます。

→途中、何ともド派手なジェラテリーアに遭遇。Via dei Banchiはよく通る道で、前回の3月には見かけなかったから、最近できたんだわと思っていたら、やっぱりこの4月にOPENしたばかりのようで。
その名も、パスティッチェリーア RINALDINI。

それにしても、この町には浮きすぎです。。。
最初、Made in Franceかと思ったけど、Italyでした。。。
他に、リミニやミラノのリナシェンテの7階など多店舗展開中。東京・銀座にも今年OPENしたそうですが、なんと3ヶ月で閉店した模様。。。(^^;


↑と、いきなりランチの図(笑)。
雨の中、傘差しながら買い付けとお買い物代行で増える荷物をホテルに置くため何往復もしてると、カメラを出す気力も余裕もなくて・・とほっ。

たまたまアルノ川向こうのエリアをうろうろしていて、ちょうど1時頃トラットリーアのクワットロ・レオーニの前を通りがかりました。そういえばココ、評判はいいのに今まで入ったことなかったなーと立ち寄ってみたら、ラッキーにも1席だけ空いてました!
前菜の王道、クロスティーニ・ミスティは、フェガトもお豆もトマトも素直に旨い!これでワイン半分はイケます。一応仕事中だから1杯だけにしたけど(笑)。
プリモの代わりに久々に、パンツァネッラをいただいてみました。パンツァネッラとは、トスカーナ地方に伝わる伝統的な夏の家庭料理で、固くなったパンにトマトやタマネギ、キュウリなどの野菜を加え、ヴィネガーとオリーヴオイルで味つけした、パンのサラダです。 酸味もいい塩梅でホントに美味しい!お皿も冷たく冷やされて、最後までキリリと冷たいままいただけました。夏の終わりを愛おしむ気分に浸りつつ・・・
これは他のメニューにも俄然食指が動きます!次回は夜来たいぞっ。
お水と赤ワイン1杯とカッフェで締めて26ユーロ(約3,600円)なり。

 TRATTORIA 4 LEONI
   Via dei Vellutiini,1 (Piazza della Passera)
   http://www.4leoni.com
  毎日正午から夜中の12時まで営業。 すごっ!!

ブログにも書きましたが、フィレンツェのS.M.N.駅で新たな試みがつい最近始まりました。
乗車チケットを持ってない人はホーム内立ち入り禁止に。というのも、良くない輩が悪さをしないように。

ただ、駅員さんが1枚1枚チェックするという、いたってアナログなやり方なので(自動改札というものはない)、時間がかかってしょうがないんですが・・(^^;


←午後2時頃雨が上がり、夕方にはやっと日が差してきました。
こちらは夕刻7時ころのドゥオーモの図。

昨日も今日も、なかなかすっきりした青空の元で撮れないので、明日までお預けとしましょう。

→中央市場2階にこの春新しくオサレなフードコートがリニューアルオープンしたというので、夜ぶらっと行ってみました。

1階の市場自体はクローズした後ですから、2階への入口は東側広場側に1ヶ所のみ。
なに?なに??このフィレンツェらしからぬ怪しい光と音楽は。。( ̄◇ ̄;)


←ほほ〜〜っ!
お屋根の鉄筋構造がむき出しの何とも開放的な空間に、ぎっしりとテーブルが並び、その周囲には様々なフードのお店が何かのイベントかお祭りさながらに、ずらりと軒を連ねています。

→ひゃ〜〜!
オープンキッチンもなんか東京かNYっぽい(笑)

夕食を食べる気満々で来たけれど、1人だし、席取りにくいし、すっかり気後れ。。。
1周まわって写真だけ撮って終了〜〜(;_;)

でも、年中無休で朝10時から深夜12時まで通しで営業しているので、観光客にも便利なスポットであることは間違いなし。


←どんどん晴れてく夜空と、サン・ロレンツォ聖堂の図、午後8時。

そういえば、この周辺って以前は昼間は露店でひしめいていましたが、ここ1年でお上の規制が入ったようで、出店できるスペースがかなり縮小、教会の周りはすっきりとしていました。
このエリアに出してた人たち、どこに行かされたのかしらん。。


→さてチェーナ(夕食)はどうしようか。。と記憶を頼りにさまよい、7年前のランチ以来2回目の訪問、ドゥオーモ南にあるオステリーア、ダ・ガニーノへ。

夜の店内はキャンドルメインで暗め、アップテンポのBGMも大音量で、なんだかクラブみたいな雰囲気です(^^;

またお昼とおんなじようなもん食べてますが、パッパ・アル・ポモドーロ。こちらもこの地方の夏の伝統料理で、固くなったパンをふやかして、トマトソースで煮込んだパン粥のようなもの、をオーダー。
このドロドロっぷりが好きなんだな〜


←メニューを見て、「自家製オッソブーコ」と書いてあるので、興味をもって頼んでみました。
オッソブーコと言えばミラノ、ですが、果てさてフィレンツェのそれは、ミラノ料理とは見た目も味もかなり異なるものでした。
セロリ、玉ねぎ、ズッキーニなどの野菜たっぷりのあんかけ風で、かなりあっさり目。肝心の骨髄部分はちょっと脂っけが強いけど、サフラン入りのミラノ風リゾットの代わりに添えられた焼きピラフみたいなのがまた絶妙で、これはこれで非常に美味しい一品でした。

赤ワイン1/4とお水で締めて29ユーロ(約4,000円)なり。ホールはほとんどが女性で、ちょっと感じ悪いのがたまにキズ。。

HOSTERIA da GANINO
  Piazza dei Cimatori,4R(ドゥオーモの南側に平行に走るダンテ通りの西端の小さな広場)
  日曜休み

雨上がりの夜は少しひんやり。。
また1歩、秋が近づいた気がします。


明日はフィレンツェ最終日!