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Benvenuti alla lezione d'italiano di zio!! Vol.13
      「噂の“ L’INCONTRO FATALE ”について・その3」
(2000/12/26) <バックナンバー>

Ciao tutti! Come va?(チャオ トゥッティ!コメ ヴァ?/やあみんな!調 子はどう?)
Dopo un mese di silenzio, eccomi qua, sono ancora vivo! (ドーポ ウン メーゼ ディ スィレンツィオ、エッコミ クア、ソーノ アンコーラ ヴィヴォ!/一ヶ月の沈黙がありましたが、再び戻ってきました。私はまだまだ死んじゃいませんよ!)
Allora ricominciamo la nostra divertentissima lezione!(アッローラ リコミンチャーモ ラ ノストラ ディヴェルテンティッシマ レツィオーネ!/それじゃ、私たちの超楽しい講義を再開しましょう!)

で、あの話からですよね。『あの話』にピンとこない人は、バックナンバーで復習してください。
さて、あなたは今ドキドキしています。なぜなら、目の前には陽気で積極的な美形の” italiano ”(イタリアーノ/イタリア人の男性)が、笑顔が可愛くてセクシーで美 人の” italiana ”(イタリアーナ/イタリア人の女性)が、じっとあなたの瞳を見つめているからです。

先ほどまでの和気あいあいとした雰囲気から一転、ピリッとした緊張感をともなう沈黙が二人の間に漂ってきました。この沈黙は、あなたにこう言っています:
“ Dai, e` ora da decidere ”(ダイ、エ オーラ ダ デチーデレ/さあ、決断の時が来たよ)

そうです。あなたは決心しなければなりません。
” andare avanti o indietro ”(アンダーレ アヴァンティ オ インディエトロ /進むべきか退くべきか)。
悩みどころですね。 もし、本当に断りたかったら、ここで強く否定しましょう。きっと最後のチャンスですよ。 参考までに、退く場合の台詞をいくつか挙げてみましょう。

“ Mi discpiace, devo andarmene adesso ”(ミ ディスピアーチェ、デヴォ アンダルメネ アデッソ/ごめんなさい、私もう行かなくちゃ)
“ Bene! Mi ha fatto molto piacere conoscerti. ”(ベーネ!ミ ア ファット モルト ピアチェーレ コノッシェルティ/うん!あなたと知り合えてとてもよかっ たわ)
“ Senti! Mi sento un po’ male. ”(センティ!ミ セント ウン ポ マーレ /ねえ、ちょっと具合が悪くなってきたの)
“ Oh Dio! Avevo un altro appuntamento! Devo andare subito !! ”(オー ディ オ!アヴェーヴォ ウナルトロ アップンタメント!デヴォ アンダーレ スビ ト!!/あちゃー。そういえば約束があったんだ!すぐ行かなきゃ!!)

などなど、いろいろな言い訳を使って退散しましょう。まあ、相手がイタリア人男性だったら、これしきの言い訳では、あなたを逃がしてはくれないでしょうけどね。がんばってね!

さて、ここで一歩も退かぬばかりか、どんどん前進しようと決めたあなたには、きっと未知なる世界が待っていることでしょう。それが天国となるか地獄となるかは、あなた次第。ということで、
” andiamo avanti ”(アンディアーモ アヴァンティ/ 先へ進みましょう)

基本的に、見つめ合う二人には言葉はいらないっていうことは万国共通でしょう。イタリアでもそうですし、スペインでもドイツでもそうです。言葉はいらないものです。 でも、アクションは必要です。まあ、これに関してはいまさら私からレクチャーされずとも、みなさん既に修得されていることでしょう。あなたの技は世界に通用しますから、流用してくださいね。

ですので、ここでは熱くて濃い雰囲気をさらに盛り上げるような台詞を紹介しましょ う。といっても、これらは私が考えたわけではなく、テレビや小説や映画などで耳にした台詞を元にしていますので、くれぐれも誤解の無いように。

“ Baciami ”(キスして)
“ Voglio fare l’amore con te ”(あなたと寝たいの)
“ Non ti faccio dormire per tutta la notte ”(ノン ティ ファッチョ ドルミーレ ペル トゥッタ ラ ノッテ/今夜は寝かさないよ)
“ Quanto sei bello / bella ”(クアント セイ ベッロ/ベッラ/あなたってなんて素敵なの!)
“ Tu mi fai impazzire ”(トゥ ミ ファイ インパッツィーレ/もう変になりそうよ、私)
“ Ora tocca a me ”(オーラ トッカ ア メ/今度は私の番よ)
“ Mi piace la tua schiena ”(あなたの背中が好きよ)

と、まあ書いているうちにだんだん恥ずかしくなってきてしまったのでこの辺で。あとは、映画やビデオなどを見て、勉強してください。ちなみに、これらの台詞がいつどんな場面で使われるかは、想像にお任せします。
あと、 もう一つついでに。日本では『イク(行く)』、つまり” andare ”(アンダーレ) を使い、文章にすると” Sto andando ”(スト アンダンド/イキそう)とか” Vado! ”(ヴァード/イク!)ですが、それをイタリアで言うと” Ehi! Dove vai? ” (エイ!ドヴェ ヴァイ/おい、どこ行くんだ!)と言われてしまいます。
イタリアでは動詞の” venire ”(ヴェニーレ/来る、行く)を使います。だから、” Sto venendo ”(スト ヴェネンド/イキそう)、” Vengo! ”(ヴェンゴ/イク!) と言いましょうね。

ということで、3回続いた今回の特集” L’incontro fatale ”を終了します。
Ciao tutti
amore e pace
zio