旅日記(オススメレストランやホテル情報もあり) 今月のお土産プレゼント 店主のつぶやきBlog 店主のひとりごと イタリア語のお勉強中の方へ ミラノ情報・2003年〜2005年 美味しいレシピ満載です! リンク集 フィレンツェのホームステイをご紹介しています お買い物代行承ります 翻訳サービスはじめました 直接商品をご覧いただけます
 
HOME > ミラノ情報
 
 
<イタリア人に、自分の名前を正しく聞き取ってもらうには?> (2005/7/22)   <バックナンバー>

旅行に出かけると、自分の名前を申し出ることってよくあります。レストランやイベント参加の予約時、ホテルでのチェックイン時など、自分の名前や苗字を相手に伝える機会は意外と多かったりします。イタリア人にとっても、馴染みのない日本人の名前はとても聞き取りにくく、「えっ?はっ?どう書くのですか?」と聞き直されたりすることもしばしば。その場で自分が書いて示すことができればいいのですが、電話で伝える場合などは一苦労ですよね。そこで、イタリア人が普段使っている名前の表現方法をここでお教えします。これを習得すれば、イタリア人もスムーズにあなたの名前の綴りを理解してくれますので、ぜひ覚えてみてください。彼らはアルファベット一文字ずつを確認する際に、一般的に知名度の高い「イタリアの都市名」の頭文字をシンボルとして表現します。一部、イタリアでは使われないアルファベットに関しては、一般的に知られている外来語をシンボルとして使っています。例えば、アルファベットのAはイタリアのAncona(アンコーナ)のA、BはBologna(ボローニャ)のB、Kは英語のKilo(キーロ)のK・・・という具合に。それでは、アルファベットの読み方とそれらの使用頻度の高いシンボル都市名を以下にご紹介します。
※太字はアクセント部分
A(ア)=Ancona(アンーナ)
B(ビ)=Bologna(ボーニャ)
C(チ)=Como(モ)
D(ディ)=Domodossola(ドモッソラ)
E(エ)=Empoli(ンポリ)
F(ッフェ)=Firenze(フィンツェ)
G(ジ)=Genova(ジェーノバ)
H(ッカ)=Hotel(オル)※ホテルとは発音しません
I(イ)=Imola(ーモラ)
J(インガ)=Jeans(ーンズ)
K(ッパ)=Kilo(ーロ)
L(ッレ)=Livorno(リヴォルノ)※R(エッレ)とは微妙に発音が違います
M(ンメ)=Milano(ミーノ)
N(ンネ)=Napoli(ーポリ)
O(オ)=Otranto(ートラント)
P(ピ)=Palermo(パルモ)
Q(ク)=Quarto(クルト)
R(ッレ)=Roma(ーマ)※L(エッレ)とは微妙に発音が違います
S(ッセ)=Salerno(サルノ)
T(ティ)=Torino(トーノ)
U(ウ)=Udine(ーディネ)
V(ヴ)=Venezia(ヴェツィア)
W(ッピオヴ)=Whisky(ウィスキー)
X(クス)=Xilofono(クスィーフォノ)
Y(プシロン)=Yogurto(ーグルト)
Z(ータ)=Zara(ーラ)
これがすべてとは限りませんが、こちらを利用すれば大抵通じます。もちろん、アルファベットの読み方(左側)で表現しても問題ありませんが、私はL(エッレ)とR(エッレ)の発音の違いが下手でいつも間違われてしまいます。舌の巻き具合が甘いのでしょう(笑)。ですので、右側に表記したシンボル都市名で表すことが多いです。
試しにやってみると、私の名前はNAMIなので 「Napoli、Ancona、Milano、Imola(ナポリ、アンコーナ、ミラーノ、イーモラ)」となります。全部続けて一気に言っても通じます。これで相手は私の名前の綴り「N・A・M・I」を理解してくれたということになります。 yoriの場合は「ヨーグルト、オートランド、ローマ、イーモラ」、 鈴木さんの場合は「サレルノ、ウーディネ、ザーラ、ウーディネ、キーロ、イーモラ」となるわけです。
ぜひこの方法で、イタリア旅行の前に自分の名前や苗字の表現方法を習得してみてください。必ず役に立つ場面に出くわしますよ。