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<ミラノの近くにこんな立派な「フォロ・ロマーノ」が・・・・イタリア人に人気の観光スポット「ブレーシャ」>
                                         (2005/10/24)   <バックナンバー>
突然ですが、「フォロ・ロマーノ/Foro Romano」とは、
〜古代ローマ時代の都市の中央にあった大広場で、集会場、市場、裁判の法廷の場などに使われた、優雅な都市の象徴でもある〜

先日の週末、ミラノから車で一時間足らずの町「ブレーシャ/Brescia」に行ってきました。素朴な田舎町ですが、ロンバルディア州ではミラノに次ぐ第二の町といわれていることもあって、こじんまりした中にも生活に必要な要素はすべて揃っている過ごしやすそうな町でした。
小道をのんびりと散策していると、ええーーーーっ、と目を見張るものに遭遇。それが「フォロ・ロマーノ/Foro Romano」です。正式名を「カピトリーノ神殿/Tempio Capitolino」と言って、紀元後73年〜74年に建てられたもの。つまり1930年前のものです(▼右写真の解説盤による)。それが、ぽつんと住宅街の一角にそびえ立ち、自由にそばまで行って触ることもできるのです(お昼休み時間は門が閉まるので入場不可/入場料は無料)。

フォロ・ロマーノと聞くと、有名なのはイタリアの首都「ローマ」。しかし、その小型版ともいえる立派なフォロ・ロマーノがミラノのすぐそば、このブレーシャの町でキレイに保存されていたとは・・・・知りませんでした。これは必見の価値ありです。
他には、町の中心部にある「旧ドゥオモ」と呼ばれているロトンダが有名です。筒状の低い建物ですが、どっしりと構えた造りが印象的です。

内部な多くの柱を使った回廊になっていて、普通の日曜日にも関わらず、観光客が多いのにはびっくりしました。それもほとんどがイタリア人でした。
地下には「地下納骨所」と呼ばれている部屋があり、なんとなくひんやりとした空気が漂い、自然とゾクゾク感が味わえました。
また、町の北にはお城がそびえたっています。1849年3月31日、敵軍に追い詰められた軍隊がこの城内に逃げ、助かったといわれてる頑丈な城壁が有名です。敷地内はこれまた自由に出入りでき、定期的に有料の観光案内ツアーが実施されています(城入り口に案内事務所あり)。もともと、武器製造業が盛んな町で、城の中には「武器博物館」もあります。

ブレーシャの行き方ですが、ミラノ中央駅からは1時間に1本の割合で特急電車が走っており、所要時間は約50分(片道1等車9.71ユーロ/約1360円・2等車6.92ユーロ/約970円)。充分ミラノからの日帰り旅行ができる距離ですね。町全体は、バスなどを利用しなくても徒歩でゆっくり回ることができます。ミラノからすぐに行ける、イタリア人に人気の観光スポット「ブレーシャ」、NAMIは自信をもってお薦めします。