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<12/Luglio(7月)/2000> a Firenze <2000年7月12日>

今回の買いつけはフィレンツェです。1人で行くので多少は土地カンがあった方がいいよねぇ〜とちょっぴり及び腰になりつつ...f(^_^)
商品に関して言えば、やはりフィレンツェは観光地ゆえ、恐れ的中、きびしかったぁ...
でも、私なりにビビッときたものをセレクトしてきましたので、ぜひのぞいてみてください。
この街に関して、結論だけ先に言うと、「Mi piace Firenze!」(ミ ピアーチェ フィレンツェ!/私はフィレンツェが好き!)。 行くたびにちょっとずつ好きになります。
車やバイクが多くて空気が汚いし、石畳は足にこたえるし、 ホテルも古くてシャワーは出にくいけど、中世のままの街並みの中で、なんとなく人まで時間の流れを感じなくさせてくれるような...何度となくほ〜っとしたものです。
とにかく、たった3日間ではありますが、私のFIRENZE生活をご紹介しましょう。

今回、初めてエールフランスの便で行きました。
パリでの乗り継ぎ時間がやや長く、1人身には少し退屈でしたが、エールフランス自体は対応もよく、食事も悪くなく、
なかなか好印象でした。

そして、FIRENZEに最初に入ったのも初めてで、アメリゴ・ヴェスプッチ空港の小ささにはびっくりしました。
でも、街中にほど近く、タクシーでホテルまで行っても10分強で金額も2万3千リラ(約1,300円)。
タクシーから見る景色はどこもくすんだレンガ色。タイムスリップしたかのようです。

そして、無事ホテルに到着。
前回、ミラノで泊まったホテルを「独断と偏見のベスト3」に入れましたが、今回はオススメしません。
ネットで見つけて、ランクの割に安くて駅に近い、という理由で予約しました。
場所は中央駅から徒歩5分、ドゥオーモからも徒歩3分とホント便利でした。

▲窓からの景色もなかなかだし

▲こ〜んな広いサンルームまであったりして。

でも、エレベータがなくて3階分の高さの螺旋階段を、重い荷物を持ってあがんなきゃいけなかったり(ベルボーイなんていないので)、朝変な物音で目を覚ましたら、天井から水が漏れてボタボタ落ちてて床は水浸しで...とか(結局部屋は変えてもらえたんですが、更に2階上で”あちゃぁ”というカンジでした)、シャワーがチョロチョロしか出なかったり(フィレンツェはどこも建物自体が古いので仕様がないんですけどね。他の部屋の人達と時間をずらして使うとか、タイミングをはかることが重要です)。

「食」に関しては、3日間、味・気分ともに大満足でした。
まず、ランチに入ったホテルのそばの「Caffe`(カフェ)」では、モッツァレラチーズとトマトをはさんだフォカッチャ(ピザの生地で作ったパンのようなもの)と、白インゲン豆たっぷりの野菜サラダ(フィレンツェを中心とするトスカーナ州では豆料理が美味!)でいいスタートをきりました。
夜は、ホテルのフロントのおじさんに聞いて(ちゃんとイタリア語で「Mi puo prenotare qualche buon ristorante qui vicino? (ミ プオ プレノターレ クワルケ ブォン リストランテ クイ ヴィチーノ?/この近くでどこか美味しいレストランを予約してもらえますか?」って言いましたよ〜ん。このフレーズはけっこう応用が効くので覚えました。)
教えてもらって近くのリストランテに行きました。
観光客がほとんどで、日本語メニューもあって、「あらら。。」と最初は思いましたが、味は「Buono!(ボーノ!/美味しい!」。
ホントは冬のトスカーナの名物料理らしいんですが、ずっと食べたかったパンが入った野菜スープ「リボリータ」と、「ルッコラと チーズのラヴィオリ」と、白のハウスワインをいただきました。
味も上々、とぼけた一見無愛想なカメリエーレのおじさん、1人でも平気なおおらかな雰囲気(観光客が多いと
かえって平気なのかな......)。というわけで、今回はこのお店を紹介しておきましょう。

 RISTORANTE ALLA GRIGLIA
 via dei Banchi 25/r  TEL: 055-290314 (バンキ通り・サンタ・マリア・ノヴェッラ広場から徒歩1分)

ちなみにお会計は4万3千リラ(約2,400)。 こんなもんでしょう。
食事が終わったのは20時半頃。でも、まだ外は明るいんです。イタリアの夏は夜9時半くらいでも夕方みたいに明るいんでびっくりします。ただ、お店などはかまわず7時半にはほとんど閉まっちゃいますから、1人身にはちと寂しい。

でも歩きつかれて足はパンパン。しっかり10時には夢の中におりました...(つづく)