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初めてのホームステイ<18/Ottobre(10月)/2002> a Firenze <2002年10月18日(金)>

今日はいよいよステイ最後の日。朝からちょっぴりおセンチな気分.....
このままあと2週間くらい滞在していれば、きっといいカンジに耳が慣れるような気がする。もう少しちゃんとニーデの言うことが理解できるようになる気がする....
と思ってしまうのは、旅人の悪あがきのようなもの。

今日は、ショーペロ(ゼネスト)のようなのですが、周辺のメルカート(市場)やバンキ(露店)は、関係ないってカンジでほとんど営業中。前回もショーペロに当たってしまい少し難儀したのを思うと、今回のは嘘のように平穏でした。但し、交通機関には前回同様多少影響があったようです。
今日は、買いつけた商品達を郵便局から発送しようと予定していただけに、電話で確認して郵便局も開いていると聞いて一安心。
ニーデと過ごす最後のプランツォ(ランチ)、ということで、初めて一緒に外食に出かけました。
ニーデと私と、そしてニーデの親友ルチアも一緒です。一人暮らしのニーデはルチアをと〜っても頼りにしていて、何か分からないことがあったらニーデに電話したり、近いので車で飛んで来てもらったりと、家族のようにつきあっています。
連れて行ってもらったのは、中央市場に程近い、地元の人達で大人気の”トラットリアマリオ”。すんごく混んでいて30分以上待ってやっと入れました。

▲これがトスカーナ料理よ!とばかりに色々オーダーしてくれた中の1つ、左のceciチェチというヒヨコマメ。
木の実のような歯ごたえとさっぱりした味にけっこうやめられない止まらない状態。
右はこれも鶏と豆料理(メニュー名忘れました)。豆好きの私には、この豆々攻撃はたまりませぬ。
で、自分はというと、ズッパ ディ マーレ(海の幸のスープ)を頼んでみたら、海=イカのようで、イカのぶつぎりをスープで煮こんだものが出て来てちょっと苦笑。塩辛いけど少量ならとても美味しい一品です。
食後のデザートにと頼んでくれたのが、ヴィン・サントとカントゥッチョ。カントゥッチョをヴィン・サントに浸していただくのですが、甘口だけど度数の高いこのワインと、このままでは硬すぎて噛めないカントゥッチョは、いろんな意味でベストな関係。最後にカントゥッチョの甘さで飲みやすくなったヴィン・サントだけをちびちびいただくのもまた幸せなひととき。.
ルチア登場。彼女もニーデと同じようにホームステイのホストをしているそうです。
酔っぱらい気味のニーデは「No〜」と手隠し。

午後、最終の荷造りをしてニーデと2人で駅の近くの郵便局へ。
一生懸命梱包したにもかかわらず、「大きすぎる!」の一喝で、開梱して荷物を一部出して梱包のやりなおし。CAIポスト(速達便)の場合、4辺で225cm、重さは20キロまでとのこと。1cmのオーバーも許してくれず、四苦八苦.... イタリアにも、こんなにきっちり細かい人がいたんだと、再認識。
結局、長さOK、18キロで185ユーロ(約23,000円)!モルト カ〜ロ〜(とっても高いよ〜)。

最後の夕食は、いつものようにシンプルに。
卵入りミネストローネと、各種フォルマッジョ(チーズ)と蒸したズッキーニ。ズッキーニを蒸しただけでもこんなに美味しいのねとちょっとびっくり。
なんだか2人ともハイテンションで、いっぱい喋っていっぱい笑って過ごしました。きっと会話は噛み合ってたり噛み合ってなかったりしていたんだろうけど、可笑しいと思うところは一緒で、何だかそれが嬉しかったり....

ニーデ、色々とありがとう。辛抱強く教えてくれて、心から感謝です。

帰国したら絶対絶対また伊語の勉強再開するぞ!と帰りの機内で奮起していたにもかかわらず、あぁもう2ヶ月以上も経ってしまいました。
家の机の傍らには、テキストとCDとCDプレーヤーが、いつでもカモーン状態でセットされているのですが... 
いえいえ、ニーデ待っててね。ペラペライタリア語を操る私に会えることを!

明日の朝、ミラノに発ちます。
Grazie tante! Nide e Lucia!
Ci vediamo a presto!
                           
ニーデ・ルチア宅へのステイにご興味のある方は、こちらをどうぞ。