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<4/giugno(6月)/2009> a Firenze  <2009年6月4日(木)>


6時半、今朝も目覚ましで起きました。快調、快調。

明日のオルヴィエート行きの切符を買いに駅に行った後、駅前のマックの横にできた”マックカフェ”で朝食です。
バリスタはみんな若いギャルギャルで、いかにも今風だけど、きびきびとよく動いていて、おまけにこんなにきれいなカプチーノを作ってくれます。
ブリオッシュも美味しゅうございました。それぞれ0.8ユーロ、0.9ユーロと普通のバール価格です。
11時に市内にある出版社のアポを取っているので、それまで、久しぶりにサンタ・マリア・ノヴェッラ教会を訪れてみることに。
昨年お化粧直しが終わってより美しくなったファサードは、緑と白とピンクの大理石が青空にも一層よく映えます。
ファサード右手の入口から入ると、四角い大理石の板のようなものが四方を囲むように並んでいます。なんと墓石、でした。この中庭一帯が昔の墓地なんだそうです。

内部は一切撮影禁止です。
入口からすぐに目に留まるジョットの十字架像をはじめ、 ギルランダイオの連作壁画、マザッチョのフレスコ画「三位一体」、天国と地獄絵の迫力が素晴らしいストロッツィ礼拝堂など、とにかく見どころが満載です。ブルネッレスキの十字架像が、レストアのためか取り外されていてすんごくショック・・・(前回の6年前にも見たんだろうけど、なんでこんなにも覚えてないのか・・(涙))

→芝の緑が美しい中庭”キオストロ・ヴェルデ(緑の回廊)”(教会とは別料金かかります)は、お天気の良さもあいまってとてもほっとする空間。青い空に悠々と建つ後陣も、ここからよく望めます。
教会前の広場も着々と整備が進んでいて、芝も植えられベンチまで登場していました(クリアのプラスチック製で若干違和感があるけど・・)。
一昔前は、昼間は憩いの場っぽくても夜は少し物騒な雰囲気だったものですが、これで随分イメージもよくなったのでは?

11時ジャスト、出版社を訪問。
日本のイタリア語スクールでもおなじみ「Espresso」などのイタリア語教材を出版しているAlma Edizioni社で、今回アニマータで取り扱うことになったのが、物語が楽しいテキストとCDのセット”Italiano Facile”です。
マーケティング担当の方々は全員女性でみんなシンパティケ(親切)!!
お客様の反応がよければ、今度は短編映画のDVDなぞも考えてるのですが、いかがでしょ。



午後もひと仕事し、お腹すいたな〜と思っていると、以前から気になっていたバール、”キアーロ・スクーロ”の前をタイミングよく通りがかって、迷わず中へ。ショーケースの中には美味しそうなパニーノやピッツェッタが色々ありましたが、ふと、”今日のスペシャルランチ「ハンバーガー・デッラ・カーザ」(オリジナルハンバーガーと言ったとこ)7ユーロ”と書かれたポップに目が釘付け。10分ほど時間かかるよ〜、と言われましたが構いませぬ。カウンターでビールも頼んでから、奥のテーブル席の方へ。すんごく混んでる中、1席だけ空いてました!
待つこと15分。でも、待った甲斐あり。想像以上にウマい!バンズはパニーノ用なのか少々もっちりとして噛みにくいけど、お肉もタルタルソースもんま〜〜い!!ビールとで締めて10ユーロ(約1,400円)なり。

  Chiaro scuro
  Via del Corso,36r (ドゥオーモの少し南側に平行に走る通り)
→つい3か月ほど前に日本にも出店したジェラテリア「GROM」。
相変わらずの賑わいでした。
トリノで6年ほど前に誕生し、あっという間にイタリア各地に出店して、2007年の1月にミラノのお店で食べた時には「日本からもオファーがある」とスタッフが言ってたけど、やっぱり第1店舗目は東京でしたね。
なかなか商魂たくましいですな。
どこの八百屋さんでも軒先の特等席に盛られていたのが、この時期が旬のさくらんぼ♪
それはそれは目の覚めるような美しいルビー色で、姿もかわいいからすぐに目に飛び込んできます。大体キロ5ユーロ(700円)ほど。安っ!
ちょうど6月の8日、9日と統一地方選挙があるため、テレビでは連日ベルルスコーニ首相の顔を見たし、大きな広場ではこのような各党の選挙活動も見かけました。
19時頃。画像、なんもいじってませんよ。
ただただ、青い!!

しっかし、まだまだ日差しはじんじんと強く、おまけに少々蒸しまする。。
風があるだけまだいいか〜

→フィレンツェ最後の晩餐は、9年ぶりのココ・レッツォーネにて。

レイアウトが変わってたり、ちょっと心なしかきれいになってましたが、相変わらずいい味出してました。



↑フィレンツェ風スープ、ZUPPE TIPICHE FIORENTINE。メニューによると、トマトのどろどろスープとリボッリータと豆とパスタがミックスになってるようです。トスカーナ名物のこの手のスープ料理はほんと絶品です。でももうちょっと熱々の方が好きかなぁ。。セコンドには、これもフィレンツェの伝統料理、豚の背肉のオーブン焼きを。一緒に詰めて焼かれたローズマリーのいい香りが食欲をさらにそそります。ほどよい脂身にほどよい塩加減、ブォニッシマ!!

食後にグラッパをいただきながら、おもむろに爪楊枝を見たら、店名の裏側には”sayonara”の文字が。
スーパーでよく見る”samurai”の対抗か?(笑)

ちなみに、カッフェは相変わらず置いてませんので、飲みたい方は近くのバールに移動しましょ〜

それにしても、クオーコ(シェフ)年取ったなぁ〜〜(9年ぶりだけど、なぜか印象が強くてよく覚えてる)
ジャッポネーゼなぞ珍しくもないだろうに、ひとり女子が珍しいのかな、よく厨房から私に手を振ってました(笑)
キャンティ1/4とお水とでしめて24ユーロ(約3,300円)なり。席料、サービス料も相変わらずゼロ円です。
レシートにはグラッパ代が入ってなかったのでチップをちょとだけ多めに置いて。。。

  Trattoria COCO LEZZONE
   Via del Parioncino,26
   tel: 055-287178

8時半。カッライア橋から夕陽を受ける2つの橋を望む、の図。
何度見てもえ〜景色。

夜9時。ルチアとニーデと再びデート♪
宿までクルマで迎えに来てくれて、ルチアの大、大好きなジェラテリア”il SORRISO”へ。ちょっと町のはずれにあるので自力では行けないからうれしい!

イタリア人って老若男女問わず、ほんっとにジェラートが大好きです。
家で夕食食べても、わざわざジェラートだけ食べに外に繰り出すようで、なんだか見てて微笑ましい(笑)。

桃とアプリコットとオレンジヨーグルト(食後だしどうしてもチョコやクリーム系じゃなくフルーツ系にいっちゃいます)と、初の3点盛りでぜいたくだ〜〜♪
近くの公園のベンチに座って、ジェラートなめなめしながら、私だけ蚊に刺されながら(苦笑)、ホームステイの業務打ち合わせを約1時間ほどして、宿まで戻ってバーチョしてお別れです。また元気一杯で会えますように!!

明日の出発用のパッキングでどっと疲れ、パックしたまま眠ってしまって気がついたらガビガビでした。ぎゃ、逆効果だ(汗)
初のオルヴィエート宿泊、楽しみです!