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13/giugno(6月)/2010> a Milano <2010年6月13日(日)>


ようやく時差ぼけなく目覚ましでたたき起こされるようになってきました。そう思ったらもう帰国ですが・・(苦笑)

7時半頃、朝食へ。
マチェドニアにフレッシュヨーグルトをたっぷりかけるのが、このホテルでの楽しみの1つ。


メールやらネット作業していたらもう9時半!ま、日曜ですし、今日は急ぐ用事もありません。
↑ホテルを出てすぐ何やら賑やかな気配が・・・。かなり盛大なアンティーク市が立っていました。
古い手紙やポストカード、雑誌や絵本、使用済みの切手や100年くらい前のコインなどなど・・・。この手のものが好きな方には垂涎もののメルカートかと思われます。
日曜ですから、お休み中のお店の前やら裏やらあらゆるスペースを使って繰り広げられていました。
日曜日ならではのまったりした雰囲気も心地よく、全くアンティークものに明るくない私ですが、思いがけなく楽しくゆったりとした時間を過ごすことができました。 (後で調べると、これらは”ボルスィーノ骨董市”という歴史ある市だそうです。毎週日曜午前中開催。)


↑一瞬そそられた旧い切手たち。やっぱり買っておけばよかったなぁ。。。もう二度と出会えないだろうに。。ぐすん。


昼頃スーパーのエッセルンガに行ったら、ものすごーーい人でびっくり。日曜だから??
ただでさえカートがでかいのに、人も増えるともうワヤクチャです。
レジも当然大、大行列。そんな中、混雑対策で、レジの脇でバーコード読み取り機だけを持って先に計算だけする人がいて、そこから出てきたプラスチックカードをレジに渡してお金を払うという、イタリアらしからぬ画期的なサービスをしていました。どんなに混んでても開けないレジなんてざら!というこのイタリアで、お〜〜〜やればできるじゃん!! とひたすら感動(笑)。

→ぼやぼやしてるとお昼を食べ損ねて、たまたま通りがかったドゥオーモ近くのカフェテリアにてパニーノと白ワインを1杯。
このパニーノ、ちょっと珍しいタルタルソース入りですんごく美味しい!基本、マヨネーズ系の味にはほとんど出会わないイタリアですから、たまに出会うとけっこううれしかったりします。
 

↑そこから間もなく通りがかったパスティッチェリアにふらふらと引き寄せられ・・・。だって”シチリア菓子の店!”って書いてあるんだもの。ウィンドウにはヒトデや貝や魚の形をした派手派手な甘そうなお菓子たち(笑)。フルーツの形をしたフルッタ・マルトラーナならぬペッシェ・マルトラーナかしらん。
中に入って、カフェマッキャートと”ビスコッティ・ナポリ”なるものを頼んでみました。(シチリアなのになぜにナポリ?笑)
ヌガーのようなものをビスコッティではさんだお菓子で、見てくれはイマイチだけど美味しいし食べ応えも十分です。
後で調べてみたら、こちらはシチリア出身のサルヴァト−レ氏が1914年にミラノに1号店を出してから、代々引き継がれている老舗店でした。
  Pasticceria F.lli Freni
  Via Passarella, 4(Via BeccariaとC.so Vitt.Emanueleが交差する付近)
  無休

夕方4時頃、久々にドゥオーモのてっぺんに上ってみようかなー(もちろんエレベーターで)と思ったのですが、その頃急に曇ってきたので断念し、内部にだけ入ることに。(写真は正午頃で快晴でしたが・・・)


↑日曜のミサのため、祭壇を含む中央と前方ほとんどのゾーンにはツーリストは入れず・・・
それでも、この壮大で美しい空間の一部に身を置くだけで背筋がしゃんと伸びるのを感じます。
出入り口近くには、右上写真の”募金箱”が大きく設けられていました。「ドゥオーモの修繕、維持と管理にご協力を」という内容で日本語でも表記されています。もちろん私も、些少ながら寄付させていただきました。

→最近設置されたのでしょうか。ミラノ中心街のツーリスト用案内板をところどころで見かけました。
ミラノはビジネスやショッピングの町というイメージが強く、観光スポットもそれほど多くないので今まで放置されていたこの手のサービス。2015年にエキスポも開催されることですし、これから色々整備されていくんだと思われます。
そういえば、あちこちでやたら工事が多かったような・・


↑これはエキスポとは関係ないかも知れませんが、ダヴィンチ「最後の晩餐」があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会周辺も大がかりな工事中でした。完成予想図(右)を見ると、トラムのレールがうんと教会から離れて広場から歩道にかけてが広くなるようです。

ホテルの方に、日曜でも空いている近所の美味しいお店を教えてもらって行ってきました。
表に貼ってあるメニューリストを見るとちょっと高めだけど、エントランスはいい感じ♪
奥に入って行くと、広めのオープンテラスを囲むように大きなレストランスペースが。

↑白いおひげがいい味出してるおじいちゃんカメリエーレにオススメ料理を聞いたところ、「全部だよ」と言いつつも、「ピアット・ウニコ(プリモとセコンドが1皿になった料理)にすれば?」と、オッソブーコのミラノ風リゾット添えを勧めてくれました。
えぇえぇ、美味しかったですとも!特に、リゾットは超私好み。オッソブーコは少し濃いめゆえファーストアタックはすごくいい。
でも、ちょっと惜しいけどやっぱりまだAntica Trattoria della Pesaの方が勝つかも。久々にここも行きたいな。
食後にはすっきりレモンのシャーベットを。
赤ワインをグラスで1杯とお水とで締めて36ユーロ(約4,000円)なり。

  Hostaria Borromei
   Via Borromei,4 (通り名と同じ名前です)
   tel: 02-86453760  http://www.hostariaborromei.com/
   土曜・日曜のランチのみお休み

8時過ぎてもオープンテラスは明るいし風も涼やかで気持ちいいんだけど、いかんせん蚊が多くて!!!
蚊取り線香ならぬ蚊取りキャンドルがあちこちで焚かれているんだけど、そんなの効きゃしないったら!
かゆくてしょうがないので、1時間ほどで退散しました・・・(6月以降は防虫スプレーなど蚊対策必須です・・)

スーツケースの重量を気にしながらもすべての荷造りが無事完了。
明日はとうとう帰国日です。。。