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24/marzo (3月)/2014> a Torino e Milano <2014年3月24日(月)>


朝食の後、いつものように小包を出そうと郵便局へ行ったら、アンラッキーな目にあって朝からブツブツ。。詳細はブログにて>>

→でも、お天気がいいから許す!(笑)

今回初めてお取扱いすることになったアクセサリーのデザイナーさんとのアポイントが夕方遅くになったので、13年ぶりにトリノまで足を伸ばしてみることにしました。
13年ぶりということは。。なんとまだ通貨がリラの時代!列車でたった1時間ほどの距離でも、ご縁がないとなかなか行かないものです。。

→列車が出てほどなく、北の方角にアルプスの白い山々がこのとおり!
ずっとトスカーナの山やら海やらを行ったり来たりしてたので、すーごく新鮮(^^

←終点のトリノ・ポルタ・ヌォーヴァ駅で下車するつもりだったのですが、1コ手前のポルタ・スーザ駅で停まったので、ふと思い立ってここで下車。
なんとも近代的で巨大な駅でびっくり!


→というのも、ランチにと目処をつけてたお店が町の西側にあり、ポルタ・スーザ駅から歩いたほうが近い!と瞬時に思い出したからでしたー。こういう判断だけは早い(笑)。

通りもポルティコ(柱廊)も並木も、サイズがやたらとでかい!
13年前に訪れた時も、整然と並ぶ町並みと広大な空間に、優雅な都会的な雰囲気を感じましたが、その印象は全然変わっていません。

お目当てのオステリアに到着!
店内はカジュアルな雰囲気で、年配のカメリエーレも大層シンパティコ(感じ良い)でした。

←ピエモンテ州のパンといえばグリッシーニですが、自家製でなくてその点はちょっと残念(^^;


↑メニューに”ピエモンテの郷土料理”とマークされていたものの中から2品チョイス。前菜にピエモンテ牛のタルタル(この旅二度目のタルタル!)と、”アニョロッティ・デル・プリン”というパスタ料理をいただきました。
タルタルには、カステルマーニョというピエモンテ産の少し柔らかめのチーズと、クルミとハチミツが添えられていて、お肉と合わせていただくのですが、これがすごく軽妙で美味しくて、すっかりお気に入り♪
アニョロッティは、いわゆる詰め物パスタで、餃子みたくお肉と野菜のタネを手打ちパスタで包んだもの。よくうさぎの肉が使われると聞いていたので、先のカメリエーレに確認すると、豚と牛だけだよ、って。安心していただきました(笑)
この一瞬デミグラスっぽい香りのするスーゴ(ソース)が最高に美味しくて、またまたカエリエーレに「オッティモ!(最高)」と言ったら、「24時間ずっとかき回して作るんだよ」とドヤ顔で教えてくれました。
最後はパンでソースを拭うようにして、きれ〜いにいただきました。
1時過ぎから続々とお客さんが入ってあっという間に満席に。
お水とグラスワイン1杯で締めて29ユーロ(約4,000円)なり。ん〜〜他のも色々食べたいぞ。

  OSTERIA LA CAPANNINA
  Via Donati,1  http://www.lacapanninatorino.com/
  土曜のランチのみ休み

→1861年にイタリア王国が成立し、初代国王となったヴィットリオ・エマヌエーレ2世の像とその名のついた広場。トリノはその後3年間、イタリア最初の首都となりました。そのあとフィレンツェに首都が移されたときは、2日間民衆の暴動が起きたとか。


←ファサードがとてもエレガントな印象だったポルタ・ヌォーヴァ駅は、あいにく全面修復中でした・・・(;_;)


↑駅前から4番バスで、トリノの3大広場の一つ、カステッロ広場まで行ってみます。
ここはトリノの歴史を語る上でも欠かせない重要な場所。左端の美しい白い宮殿は、1660年に建設され1865年までサヴォイア家の住居だった王宮。ずずーっとパノラマサイズで撮ってみたけど、右のマダマ宮殿が入りきらない広大さ・・・。

今日は月曜日なので、王宮や美術館などは軒並みお休み。それは承知で来ているので、町を一回り見られるだけで十分十分。


←トリノのシンボル、モーレ・アントネッリアーナ。
こちらも月曜はお休みです。前回は展望台しか登ってないので、国立映画博物館となっている内部も本当は見たかったのですが、、、
外観だけでも、10年ほど前に観た映画、「dopo mezzanotte(邦題:24時からの恋人たち)」の余韻をちょっと思い出しました。

→13年前は、ここヴィットリオ・ヴェネト広場は、無秩序に車が駐車して騒々しくて空気も汚かったですが、トラムが通って歩道も整備され、カフェテラスなんかもできて、すっかり様変わりしていました。

しっかし、、広場でかすぎ。。


→この広場を東へ横切ると、やっとポー川。


←こちらも3大広場の1つ、サン・カルロ広場。トリノのメイン通りであるローマ通りの中程に位置します。
広場の東西両サイドは、エレガントな柱廊付きの建物が並び、石畳と相まって品格のある佇まい。

→そのアーケード内には雰囲気のある老舗カフェが何軒かあります。ここ、カッフェ・サン・カルロもその1つ。
マロングラッセ狙いで"stratta"というパスティッチェリア(お菓子屋さん)に行きたかったのだけど、こちらも月曜お休みでした。。(;_;)


同アーケード内のカッフェ・トリノに入ってみました。
年季の入ったカウンターやクラシックなデザインの照明など、とても落ち着いた空間ですが、何となく落ち着かないスノッブな感じも(^^;。
カッフェ・コン・パンナと、せっかくチョコの町トリノに来たので、プラリネをいくつかショーケースから選びました。もちろん、ジャンドゥイオット(ヘーゼルナッツを練りこんだチョコ)も♪
ん〜〜やっぱりイチイチ美味しいワ♪
  Caffe`Torino
  Piazza San Carlo,204
  http://www.caffe-torino.it/

←毎度訪れるミラノやフィレンツェではお目にかかれない画が、この、通りの間からアルプス山脈が見えるという風景。
すぐそこがスイスだなんて、不思議なカンジ。

→トリノ滞在時間4時間!
アポの時間に間に合う列車に飛び乗り、ミラノ帰着。
地下鉄ポルタ・ガリバルディ駅で乗り換える時、新しいM5線乗り場の入口を見かけました!

←路線図を見ると、また紫の線が増えてる〜!点線部分は工事中で、ちゃんと終点のサッカースタジアムのサン・シーロ駅まで表示されています。

M5線はまだ一度も利用したことがないのですが(これからもほとんどないかも...)、東京メトロのように、自動運転でホームと車両で二重扉式になっているそうです。

→無事にアクセサリーの買い付けを終えて、最後のお土産などの買い物を済ませ、見納めガッレリーア、の図。

←実は最近まで知らなかったのですが、スポンティーニというミラノピッツァで有名なピッツェリーアが随分前から人気のようで、最新店舗の白黒バージョンが、ガッレリーアを出てすぐの所にOPENしていました。(既存店の他の5店舗のイメージカラーは赤)
生地はふんわりタイプで美味しく、サイズも大きく価格も安いとか。次回は試してみよっと。

→また来るよ〜〜!

←ついに、ちゃんと食事する気力が事切れたので(苦笑)、最後の晩餐は、通りがかりのバールで買ったピアディーナ(薄く焼いた生地に、ハムやチーズ、野菜などの具材を挟んだり巻いたりして食べる)と、ホテルのバールで頼んだ生ビールで部屋食!
今回もおつかれさまでした〜〜!

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→翌朝、無事にリナーテ空港から飛び立ちました。
あの忌まわしきキャンセル事件のエールフランスに、3年ぶりに(仕方なく)搭乗。
更に忌まわしき、かのプレミアムエコノミーで(しつこい(笑))、パリまでの間に出た軽食にあたって(多分体力が落ちてたかと思われますが)、パリ〜関空便は半分死んでました...

それでも、無事に帰国できたので何より何より。

次回は9月!