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9/settembre (9月)/2014> a Bologna e Firenze<2014年9月9日(火)>


ここ何度かの旅で常備していたメラトニンを切らしていたので、やはり2時間ごとに目覚めてしまった。。
でも、 アドレナリンが出まくっているおかげか(笑)、体調はすこぶる良好。

ゆっくり目に準備して、朝食を取りに近所のバールへ。
ここのホテル、朝食は別で12ユーロ(約1,700円)もするのです。
←大好きなカスタードクリーム入りブリオッシュとカプチーノで、改めて、イタリアに来たぞ感を味わう。

見本市は9時半からなので、チェックアウトを済ませたあと、少し朝の散歩に出かけてみることに。
まず、駅前の切符売り場でバスの1日乗車券(5ユーロ)を買い、9月20日広場を起点に南へまっすぐ伸びるインディペンデンツァ通りから27番バスに乗ってマッジョーレ広場前で下車、そのまま広場の東側エリアの市場の路地へ。

←八百屋さん♪
イタリアの野菜や果物って、本当に色が濃くてきれいでうっとりします(実際、味もすごく濃くて旨いのです)。ディスプレイというか、単に陳列してるだけのようでいて、ちゃんと考えられているような。
老舗のお店は看板にも注目!



↑紫とグリーン群の中に、かぼちゃのカット面をアクセントにしてる?
魚屋さんでは、お魚の絵のモザイクタイル壁や年季の入った看板と、イチイチ魅せてくれます。

→3年前に来た時から、サン・ペトローニオ教会のファサードの下半分が修復中で、ずっと幕がかかっていましたが、やっとすっかり外されて、ほんの少しの足場が残るのみでした。
ピンクの大理石が鮮やかな色を取り戻していました。


←さて、駅前まで戻ってバスで見本市会場へ。

→オーガニックと自然がテーマの国際見本市ですから、当然ですが、Bio、Bio、Bioと、カラーも文言もみんな似たような感じで、すぐに食傷気味になってしまう・・(苦笑)
3年ぶりのリサーチでやってきましたが、結局、シチリアの有機食品会社1社に興味を持ってサンプルを少し購入しただけで、2時間ほどで終了〜


←さすが自然派見本市、椅子やテーブルまで再生可能なダンボールで作っちゃうのね〜〜
と思って撮ったら、後日ミラノの雑貨の見本市に行っても同じものが使用されていました。
きっと全国会場共通のデモンストレーションの1つなのだと思われます。


またまたバスでマッジョーレ広場まで行き、さきほどの老舗の市場通りにできたメルカート・ディ・メッツォというフードコートさながらの新しい市場にランチを求めて入ってみましたが、大混雑のため断念。EATALYの2階のフードコーナーの席に落ち着きました。
が、なんと商品棚ギリギリにまでテーブルがずらっとセッティングされていて、つまり、誰かが食べてる間は他のお客さんは商品を見ることができないってことのようで。どうにも居心地が悪いような。。
メニューをさっと見て、あ、野菜のミニハンバーグなんてあるのね、と頼んだら、
↑↑こんなおつまみみたいなカワイイのが出てきました・・(^^; 確かに、ちっちゃなラスクみたいなパンにチーズやらズッキーニやらが挟んでありますけどね・・
でも、リコッタのソースは旨かった!ビール小瓶1本とで13.5ユーロ(約1,900円)。高っ。

→15時半発の高速列車、フレッチャロッサに乗るべく、駅に着いて出発ホームを見ると・・・18番とな。
はて?そんな大きい番号のホームなんてあったっけなぁ。。と指示方向に進んでくと、ずんずん地下にもぐってく!そう、去年からほとんどの高速列車は新しくできた地下駅での発着となってるのでした。
それに伴ってか、いつもの切符の刻印も不要になったようで、地下には刻印機が1台もないので焦って探し回って汗かきました・・(ーー;)

新地下駅。広くてきれいで。。。なんだか別の国にいるみたい。


←今回も車両クラスは3番目のプレミアム。3番目でも無料のドリンクサービスあり!席も荷物置き場的にも十分満足です。
この上のエグゼクティブとビジネスクラスは一体どんなんなのだ?・・と興味はあるけど、もったいないので乗りません。

35分後、あっという間にフィレンツェ駅に到着です。

今回のお宿、実は日本出発の10日ほど前に急遽決まりました。というのも、3ヶ月前に予約したB&Bから、水道管にトラブルが発生して宿泊日までに直らないからキャンセルして欲しい、というメールが届き、慌ててここを抑えた次第。

とりあえず駅から近いし、まっいっかと思ったら、ちょうどここへの道が悪路で、大きな荷物を引くのがけっこう大変。この時点で既に「二度と使わないお宿」モードに。


↑ダブルルームのシングルユースを予約したので、広さは十分。がしかし。。クローゼットの中も机の引き出しの中も、ホコリや髪の毛が残っていてちょと不潔。これで「二度と使わないお宿」にほぼ決定。

←更に、ここのお宿、、それぞれの扉の外側に等身大よりちょっと大きめの人物全身画が描かれていて、これにはどうにも慣れなかった・・・。
ちなみに、我が部屋はどこかのプリンチペッサ(お姫様)でした。

↑こんな人もあんな人もいっぱい!!
階段を上り、ふと足元が見えてくると毎回ぎょっとしてました・・ 。

これで確実に、「二度と使わないお宿」に決定。<しつこい。

オススメホテルのリストには入れませんが、一応情報を載せておきます。
  HOTEL VASARI
  Via Bernardo Cennini 11
  http://www.hotelvasari.com/it/

今日のボローニャは朝から快晴で、日差しはまだ盛夏のようでしたが、フィレンツェも、夕方になってもまだ夏の残り香を引きずってるようでした。

→サンタ・マリア・ノヴェッラ広場、訪れるたびにきれいになっていくようです。今回は、芝の周りにバラの囲いが出来上がっていました。


←ここ何回か続けてお買い物代行で訪れている、サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局。
いつもはカウンターに直行で、目的のブツを手にするとすぐに踵を返していましたが(笑)、今回はふと内部をゆっくり見てみることに。

一時期閉鎖されていた(と思っていた)奥のサロンは再開していて、それほど人も押し寄せてなくて、美しい装飾や調度品をうっとりと眺めつつ、更に奥の大きな窓の方へ。。

→窓からはキオストロ(回廊付きの中庭)が間近にのぞけます。
昔ここが修道院の一部だったことがうかがえます。


←矢印の案内に沿ってさらに歩を進めると、なんとこんな素敵な小部屋が、、!
サン・ニッコロ礼拝堂 と書かれていました。
フレスコ画は1398年から1410年にマリオット・ディ・ナルドによって描かれたもので、去年の12月に修復が終わったそうです。
フレスコ画の一部に、珍しい”円卓の最後の晩餐”があるそうですが、それは帰ってから知りました・・(;_;)
また見に行こうっと。


↑夜は恒例のNildeんち!
今回は久々の2人メシでした。
ツナとフレッシュトマトのフジッリに、スズキとズッキーニとキノコのオーブン焼き、インサラータ、ペペローネのマリネと、これまたお腹いっぱいいただきました。
2人きりで約3時間。ほとんどNildeがしゃべってましたが(^^;、話に熱が入ると早口になって聞き取るだけで一苦労。
ここ半年ほど、イタリア語のスクール通いをお休みしていて、スカイプレッスンもお休みしていて、ネイティブと話す機会がめっきり減ったもんだから、するどいNildeは「最近勉強してないでしょ」って。いやはや、反省しきりの夜でした。
と言いつつ、あれから2ヶ月。まだ何も再開してませんが。。。

いつものように、しっかとABBRACCIO(抱擁)をしてNildeとお別れ。

明日は1日フィレンツェです。