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<17/settembre(9月)/2018> a Lago Maggiore vol.1<2018年9月17日(月)>


一応全行程ミッション完了&本日最終日につき、日帰り小トリップ決行です!
今回の旅の前に、日帰り先をどこにしようか色々思案した結果、お天気がよさそうならマッジョーレ湖へ、悪ければ前回工事中で入れなかったベルガモの美術館(前回と言っても9年前も前ですが・・^^;)に行こうと2案を用意。
まぁまぁお天気がよさそうなので、マッジョーレ湖の町ストレーザへいざ出発!
中央駅7時29分発の列車に乗るべく、ちょっと早めにお宿を出て、散歩しながら最寄りから1つ先のメトロのCAIROLI駅から乗り、CADORNA駅で2線に乗り換えようとした瞬間、スマホとモバイルルーターを部屋に置き忘れたことに気が付きました・・・。万事休すかと思ったけれどその時点でまだ7時。宿までの最短ルート(公園を横切るルート)で約1kmを全力疾走(ランナーでよかったあるある)、07:07スマホをピック、07:13最寄りのLANZA駅発メトロに乗車、07:20中央駅到着。メトロに乗っている間に、スマホで列車の切符も購入しておきました。(モバイルルーターありがたや!)

しっかし、ローカル電車はホームの端っこも端っこと相場は決まっており、また全力疾走で1番線ホームへ〜〜
←間に合ったぁ・・二度目の汗だく・・
これを逃すと1時間先になるからね・・
忘れ物、ほんっとやめてほしいわ<自分


→主要な駅しか停まらずにちゃっちゃと目的地に着くフレッチャシリーズ(特急)も好きだけど、たまには、ちんたら進む列車もいい♪

←1時間10分ほどで、ピエモンテ州の町ストレーザに到着。ミラノから100kmも北へ移動したからか、ひんやりと涼しい!


→駅は少し高台に位置していて、出口から右へ少し歩き、交差点を左に向くと、眼下にはキラキラと光る湖が!
湖畔沿いの道まで出たら右へ。お散歩に最高の遊歩道が続きます。

ここ半年ほど、トレーニングの一環で琵琶湖沿いを走ったりしているからか、湖好きになったみたいww
テンションが上がります!

←湖畔にはリゾートホテルがいくつも並んでいて、い〜い雰囲気。
こういうところに連泊する旅ができるような、優雅な老後はくるのだろうかww


イタリア第2の大きさを誇るマッジョーレ湖ですが(1位はガルダ湖。それでも琵琶湖はガルダ湖の2倍近く・・琵琶湖ってやっぱり大きいな)、観光の中心は、ここストレーザの船着場からくるっと船で回れるボッローメオ諸島の5つの島のうちの3島です。

→遊歩道の東端の方に、小さなチケットオフィスがあり、3島周遊券1枚を購入。
事前にオフィシャルサイトで調べた金額は16.9ユーロ だったんだけど、なぜか15ユーロ・・。あれ〜?ま、いっか。(理由は後で判明)


←係りのおじさんに、次は9時15分発だからあの辺で待ってて〜と言われたところで待っていると、9時前にボートが到着。ワサワサ人が寄ってって、私も乗り込む。全員揃って9時には出発。あれ〜?

事前にチェックした旅行者の方のブログによると、周る順番はベッラ島→マードレ島→ペスカトーリ島なんだけど、乗船後10分ほどで最初に着いたのが、なぜかマードレ島。あっれ〜?


←島を降りてほどなく、チケット売り場があり、マードレ島のみ、ベッラ島のみ、共通券、、などなど設定が色々。
1番ノーマルっぽいマードレ島とベッラ島の共通21ユーロにします。


←こじんまりとした静かな島で、緑と花にあふれていました。



→南国風の植物も多く、まるで島全体が植物園のよう。手入れも行き届いていて、湖の中にあるという開放感とも相まって本当に気持ちのいいところでした。
メンテナンスも大変だろうから入場料の高さはしょうがないかな、とちょっと納得ww



↑色とりどりのクジャクたちが、人馴れしていて我々には全く関心もないようで、悠々と行きかっています。けっこうな数を見かけましたが、結局羽を広げた姿は1羽も見られず、ちょと残念。

←18世紀に建てられたボッローメオ宮殿。ミラノの貴族ボッローメオ家が、何世紀もの間このマッジョーレ湖の大半を統治し、ここマードレ島や、これから行くベッラ島に宮殿を建てたそうです。




↑内部は16〜17世紀当時の美術品、調度品で埋め尽くされた美しい部屋の数々が見られます。
当時の衣装を着けたマネキンさんがところどころに配置されていて、ぎょっとすることも多々あり^^;

←絵画や人形、家具、おもちゃ、食器など、所狭しと置かれたコレクション部屋。


→ 美しい天蓋付きのベッドが置かれた寝室がいくつか続き。。どれもうっとりするような設えです。


←ボッローメオ家はマリオネットがお好きだったようで、こんな可愛らしい小劇場がいくつもきれいに残されていました。




↑プルチネッラ(イタリアの伝統的な風刺劇に出てくる道化師)や当時の様々な衣装に身を包む人形たち。とても手が込んでいます。


→全ての部屋の窓からは湖が一望できて、なんとも贅沢な気分に。
さすが名門貴族様。


←こちらも小劇場ルーム。
毎日が学芸会状態?とかww



→”昼食の間”、ですって!夕食の間はもっと豪華なのかしら。
テーブルセッティングも素敵。




↑天井の装飾がとてもユニークで美しいサロン、から望む庭園と湖の眺めも最高です。ここにいると心がほどける・・





↑島々の見学は3月末〜10月末の間だけなのですが、冬場だとこの美しい庭園が見られないので当然の措置ですね。とにかく、どこもかしこも花々にあふれていて孔雀ものんきで、気持ちがよくて、日がな1日ここでぼ〜っとしていたいぞよ。


→1時間ほどの見学を終え、船着場でしばしボートのお迎えを待つ。
お土産屋さんが1軒だけありました。

(つづく)