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<25 ottobre(10月)/2019> a Bolzano vol.2 e Torento <2019年10月25日(金)>


ロンコロ(Roncolo)城は町から北へ2.5kmほどの郊外にあり、通常なら歩いて行っちゃう距離ですが、今回は脚腰温存のため断念。
ヴァルテル広場からお城行きの無料シャトルバスが出ているらしいので、広場に戻ってみると・・あった!普通のミニバンが待機してます。ドライバーさんに確認すると、特に出発時間は決まってなくてお客さんが来たら出る感じ、らしい。
私が乗ると、すぐに出発してくれました。

←ほどなく、見渡す限り畑、丘と緑でいっぱい!

→ポツンと一軒家みたいな(えらい巨大だけど)、おとぎの国のような、緑に囲まれた岩壁の上に、要塞風の大邸宅が突如現る。

←広場からは10分弱でロンコロ城入り口到着。ここからは徒歩で上がります。

→まぁまぁ急で息切れするくらいの、しかも丸石作りで足元が不安定でグネッといきそうな、なかなか侮れない坂を100mほど上り、さらに木製のはね橋を渡ると。。。

←わぁ〜ステキ。

中庭を取り囲むように建つこのお城のような邸宅は、13世紀に築城、19世紀に一部再建されたとのことで、中世の面影を色濃く残しています。
当時の貴族の別荘として使われていたようです。

→チケット(入場料8ユーロ)を買って中へ。

←内部の居室には、14〜15世紀のフレスコ画が色鮮やかに残されています。

→テラスからは周辺のパノラマが一望!
お天気が良くて本当によかった♪

←タルヴェラ川のせせらぎに、鳥のさえずりが心地いい。

京都の山奥をちょっと思い出したりして。。

→1日ぼーっとしてたいわ。

←こんな素敵な空間で、当時の貴族さんたちは外の景色を楽しんだんでしょうね。


→猿やヤギなど動物たちの絵がユニークだった、浴室の間。(どこで入浴してたのかは結局分からず)


←トルネオ(馬上試合)の間も美しい!当時の貴族の衣装や、白馬にまたがり武具で興じる騎士たちの様子が生き生きと描かれています。

→別の壁には1組の夫婦の絵。おそらく馬上試合を仕切っていたこのお城の重要人物か??

小1時間ほど見学し、レセプションでシャトルバスを呼んでもらいます。
←下りは楽ちん。

さきほどの入り口で15分ほど待ってると、同じドライバーさんが迎えに来てくれました。

帰りは、同じタイミングでお城の見学を終えた、ドイツ語圏のご夫婦と英語圏の女の子の4人で乗りあいました。
ドライバーさんは、ドイツ語もイタリア語も英語も流暢に操り、すごいな〜〜とほれぼれ。

調べてみると、ボルツァーノが第一次大戦後にイタリアに併合された当時は95%がドイツ語話者だったのが、2011年の調査では、さすがに7割以上の住民がイタリア語になっているそうです。
この過程には、住民たちの想像を超える様々な葛藤があったのでしょうか...

ヴァルテル広場に着いてドライバーさんともさようなら。バスがあってほんと助かりました。

そして、 おやつはここで!と決めていたこちらへ直行。

←広場の正面奥に建つ、ピンクの壁がかわいいホテル・チッタの1階のカフェへ。




↑リンゴのシュトゥルーデル♪♪(4ユーロ)
やっぱりボリューミーだなww
CON PANNA(生クリームつき)にするとプラス0.8ユーロになりますが、せっかくなのでお願いしたら、裏側にてんこ盛りで。。やっぱり要らんかったか(^_^;)

でも、生地もリンゴもふわっとして重くなくて甘さ控えめで美味し〜〜い!!
結局ペロリンチョ、でした。

→シュトゥルーデルは毎日ホテルのパティシエが作っているそうです。他のタルトも食べてみたいなぁ〜〜(1泊すべきだったか)

カフェテリアの空間も居心地よくて大満足でした。

Stadt HOTEL Citta`
Piazza Walther 21

↑シュタット と読むそうです。ドイツ語は読めない...

←ホテル・チッタのお隣には、ザッハトルテで有名なウィーンのホテル・ザッハーの直営店が!
イタリアの素朴なお菓子とは違うエレガントさです(笑)

で、今改めて調べてみたら、なんとこちらのお店は閉業したそうで・・・(T_T) コロナのせい??

→イタリア最北部地域だからか、アウターのボリュームが心なしかかなり多いような・・
実際、この町の12月1月の最低平均気温はマイナス4〜5℃とか。それは寒いっ。

←お会計のことをドイツ語でKASSEっていうのね、発音は似てる。



→イタリア語話者の方が多くなっている割には、新聞はドイツのばかり。

イタリアにいるのに別のところに迷い込んでしまった感が、だんだん強くなってきた!

さて、結局ショーペロの影響もないようだし、そろそろトレントに帰るとしますか。

←立派なボルッァーノ駅舎。

→トレントに戻ると、イタリア語のみで妙にホッとしてしまった...(^_^;)

少しだけ夕方の散歩に出かけます。
やっぱりちょっと青空なだけで、ドゥオーモ広場の雰囲気も随分変わるもので...

←昨日はじっくり見ていなかったけど、ドゥオーモ広場からまっすぐ北に延びるベェンツァーニ通りには、外壁にフレスコ画が残された邸宅が点在した美しい通りなのでした。

→連窓も美しいルネッサンス様式の邸宅たち。

←19時半頃、みたびドゥオーモ広場へ(笑)
小さな町なのでね...

夜はまた一層雰囲気が素敵。
街灯の色がいいんだなぁ....
広場も通りもわりと賑やかで安心感もあり。


→夜メシはどうしようかなぁ...
やっぱりシュトルーデルが効いてるのか、さほどお腹は減ってない...

こういう時は、ビッレリーアが便利です。

トレンティーノ=アルト・アディジェ州が誇るクラフトビール、FORSTの直営店です。

←プレッツェルがパンかごの中に!
でかい。。うぅ。。と見ているだけで結局口にせず。
持って帰って朝食べればよかったなー

ビールはKRONENのピッコロサイズをチョイス。
やっぱり生は最高ネ。


→焼き野菜盛り!

旅の間はどうしても野菜不足になるので、困ったときはコレ。
また美味しんだな〜特にペペローニとズッキーニ♪
コペルト(席料)と合わせて11.3ユーロ(約1,400円)なり!


FORST
Via Oss Mazzurana 38(ドゥオーモ広場からもう1つ北に延びる通り)
https://www.forst-trento.it/
7:00〜23:00

明日はいよいよヴェネツィアへ〜〜!