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<ミラノ”国際家具見本市”開催!> (2005/4/22) <バックナンバー>

先日4月13日〜18日の6日間、毎年恒例の「国際家具見本市(Salone Internazionale del mobile)がここミラノにて開催されました。ファッションショーの時期と同様に、この見本市の開催時期はホテルの予約やレストランの予約も難しくなるほど、建築家、インテリア関係者、学生、デザイナーやバイヤーの方々が世界中から集まり賑わいます。日本のテレビニュースでも話題になっていたと聞きました。毎年、私も見に出掛けていますが、会場ではたくさんの日本人の方々を見かけました。私自身、インテリアやデザインなどの勉強をしたことはありませんが、素人の私でも様々な刺激を受けることができる面白い機会なので、いつも楽しみにしています。
イタリアの家というと、天井が高く広々とした空間をイメージすると思いますが、ミラノ辺りでは日本並みに狭いアパートも数多くあります。天井は明らかに日本よりも高いですが、子供部屋の広さなどは日本とそれほど変わりません。 今、私が注目しているのは、あるインテリアデザイン会社が作っている子供部屋。この1つの会社のみならず、最近よく目にするデザイン家具なのですが、狭い子供部屋の有効活用がコンセプトとして作られています。 日本で子供部屋というと、子供が2人いれば2段ベッドを利用していましたよね。私も子供の頃はそうでした。そして概ね2つのベッドを上下に積み上げたものが主流だったと思いますが、こちらの場合、2つ目のベッドが1つ目のベッドの下から出てきたりするものがあります。使用しているときの子供の上半身の高さを必要としていないため、その分の空間が有効活用できるのです。またそのベッドの周りにはたくさんの収納庫がパズルのように組み込まれていて、ちょっとした迷路のような子供部屋になっていたりします。これは日本でもきっと有効活用できますね。しかも、色遣いもとってもかわいくてワクワクします。もちろん子供部屋に限らず、夫婦の寝室でも同様のインテリアが考えられるのではないかなと思います。
また、イタリアでは、今話題の「和」を基調としたインテリアもステキです。日本の畳の部屋を、イタリア人はとても美しく「癒しの空間」として創り上げています。日本人の感覚では思いつかないような空間になっていたりするのです。 それらを参考に日本の「和室」をもう一度考えるのも楽しいですね。
こんなふうにあれこれイメージしながらぶらぶらと見本市を見学していると、あっという間に1日が経ちます。ちなみに、入場料は、今年の場合一日券で18ユーロ〜。 場所はMM1(地下鉄赤線)Amendola-Fiera前。 1〜26までのパビリオンにテーマ別に分かれています。 会場内には、Barやレストランがあちこちに併設されているので、充分休憩も可能。そして来年度2006年の開催予定は4月5日〜10日で、その間一般公開は週末のみとなります。この期間に合わせて、来年のイタリア旅行を計画されてみるというのはいかがでしょうか。