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<第4回 イカさえあればあっという間にイタリアン、ベネチア風イカの煮込み>(2006/08/01) <バックナンバー>

今回で4回目のイタリアンレシピ講座。第1回目はアンティパスト(前菜)のレバーのパテ。第2回はドルチェ(デザート)でBaci di Dama、第3回はプリモ(第1皿)でInsalata di Riso、と続き、今回はセコンド(第2皿)をご紹介して、これでフルコースの出来上がり、といたしましょう。とは言っても、通常各家庭で、食事のたびにイタリア人はフルコースを食べているのかというとそんなことはありません。前菜&パスタだったり、前菜&第2皿だったり。もちろん、イタリアのレストランに行っても、よほど高級なレストランでない限り、食べきれないほどのフルコースをオーダーする必要はありませんのでご心配なく。家にお客様を招いたときには、フルコースを少しずつ用意してみれば、食卓も華やかになりますね。

今回はイカを使ったベネチア風の簡単煮込みです。
< 材料>2人分  <所要時間> 15分
・ イカ 500g ( イタリアのイカといえばSeppia(セッピア・スミイカ)と呼ばれるものが主流ですが、日本で手に入る手ごろなイカでOKです)
・ 玉ねぎ 1/2個
・ にんにく 1片
・ パセリのみじん切り 大さじ2
・ 白ワイン 50cc
・ トマトソース 大さじ2
・ 魚または野菜のスープの素 小さじ1
・ エクストラバージンオリーブオイル 大さじ3

1) イカの足の部分と胴体を離して、内蔵をきれいに洗い、足の部分は目のところで切り離しておく。胴体は手ごろな大きさに輪切りにする。
2) 玉ねぎの粗みじん切りと潰しにんにくをオリーブオイルでゆっくり炒め、香りを出す。
3) 1)のイカとパセリのみじん切りを加えて、イカに火を通す。その後白ワインを加えて、強火でアルコール分を飛ばし、トマトソースを加える。
  
4) 魚または野菜スープの素を加えて、5分ほど中火で煮詰めれば出来上がり。

イタリアではこれに、ポレンタというとうもろこしの粉で作られたものを添えることが多いです(下写真)。日本では白いご飯にもよく合います。また、塩加減を多めにしてゆでたてパスタに和えれば、イカのパスタにも早代わり。本来は、イカの中にあるイカスミを大さじ1/2ほど加えると、より濃厚な味になりますが、新鮮なイカのイカスミ以外は使えません。 市販されているイタリア食材のイカスミを小さじ1程度加えてもOKです。 日本の味にかなり近いこのイカ料理、ぜひ白いご飯で試してみてください。 このお料理に合うワインは、やっぱり白。イタリア中部、マルケ地方が産地の「Verdecchio dei Castelli」の種類は濃い魚料理にぴったりです。
                            

                           
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