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<第28回 ピエモンテ州の伝統的なお菓子、Savoiardi(サボイアルディ)> (2008/11/01) <バックナンバー>

イタリアは北部にあるピエモンテ州は、ご存じ冬季オリンピックの開催地となったトリノがある州ですが、ワインもさることながら、食材に関しても前菜からデザートまで数多くの名物料理があることでも知られています。その中に、このイタリアンレシピの第2回目で紹介した「Baci di Dama/バーチ ディ ダーマ」というお菓子と並んで有名な、「Savoiardi/サボイアルディ」という別名フィンガービスケットと呼ばれている焼き菓子があります。ティラミスを作る際にスポンジ代わりに、エスプレッソを湿らせて使うビスケットと言えば、なじみのある方も多いかもしれません。今回は、この「サボイアルディ」の作り方をお教えします。材料も特別なものを必要としませんので、お気軽にお試しいただけますよ。

<材料>約10cmの長さのもの、30本分
・卵 3個
・グラニュー糖 80g(60gと20g) 
・粉砂糖 35g(15gと20g)
・小麦粉 75g  
・塩 少々

1) 卵の黄身を60gのグラニュー糖と一緒に泡だて器で白いクリーム状になるまで充分泡立てる。
2) 一つまみの塩とふるいにかけた小麦粉を少しずつ1)に混ぜていく。
3) 別のボールに卵の白身を15gの粉砂糖と塩一つまみと一緒に、硬く角が立つほどまでに泡立てる。
4) 2)と3)を泡をつぶさないように、ゆっくりと混ぜ合わせる。
5) オーブン皿にバター(分量外)を塗り、その上に小麦粉(分量外)をふりかける。 その上に絞り袋を使って、4)を長さ10cm、幅1cmほどに絞りだす。焼けると膨らむので、充分に間隔をあけて、搾り出すこと。

6) 搾り出したタネの上に、残りのグラニュー糖と粉砂糖を混ぜたものをたっぷりかけて5分ほどなじませる。
7)180℃のオーブンで10分ほど焼く。表面にヒビが入り、こんがり焼けたら出来上がり。


そのままシンプルな味を楽しむのもいいですし、数日は柔らかいまま保存できますので、牛乳やエスプレッソ、アルコールに湿らせてお菓子のスポンジとして利用するのも可能です。なんとなく昔懐かしい味・・ぜひご堪能ください。

                            
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