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<第29回 買い置きのツナ缶、トマト缶で本格パスタ!> (2008/12/01) <バックナンバー>

今回は、とにかくお手軽な一品です。キッチンの常備品として買い置きしている缶詰を使って、本格的なパスタソースを作りましょう。使う缶詰は、トマトの缶詰とオイル漬けのツナ缶。トマトの缶詰は、ホールトマトもしくはチョップされたトマトのものを使用します。 ツナ缶は、普通に手に入るオイル漬けのものでOK。あわせるパスタは、できればペンネやマカロニといったショートパスタがオススメ。表面にギザギザが入っているパスタのほうが、よりソースに絡みやすくなりますよ。

<材料> 4人分 <所要時間> 約30分
・ショートパスタ 320g 
・ツナ缶(オイル漬け) 150g
・トマト缶1(約400g)  
・玉ねぎ 中1個 
・オリーブオイル 大さじ4 
・白ワイン 大さじ 2  
・砂糖 大さじ1  
・にんにく 1片  
・イタリアンパセリ 一握り  
・赤唐辛子1本

1) にんにくをつぶし、玉ねぎをみじん切りにして、種を除いた赤唐辛子と一緒に大きめのフライパンにオイルを入れ、中火から弱火でゆっくりと炒める。玉ねぎが炒められたら、つぶしにんにく、赤唐辛子は取り除く。
2) オイルを切ったツナを加えほぐしながら混ぜる。

3) 数分後、良くオイルがなじんだら、トマトを加え、白ワインと砂糖を加え強火にする。

4) アルコールが飛んだら、蓋をして15分ほどぐつぐつするくらいの火で煮る。
5) アルデンテに茹で上がったパスタに4)をからめ、パセリのみじん切りをのせる。

所要時間はパスタも同時に茹で上げる設定で、約30分。そのうち手をかけずに煮ている時間が15分ですから実質15分料理ですね。
お料理教室の際によく聞かれる質問なのですが、
「玉ねぎをゆっくりと炒める」というのはどれくらいか?」
はい。私の独断ではありますが、中火から弱火でおおよそ5分〜10分くらいかと思います。日本でよく言われる「茶色くなる」というところまではいきません。が、玉ねぎを炒めている間にふっと、玉ねぎ独特のツーンとした香りが消える瞬間があります。その時点を私は目安としています。
また、所要時間を増やしてしまうかもしれませんが、玉ねぎは、使用する15分〜30分前に予め刻んでおくと甘みが増すと聞いたことがあるので、実行しています。
今回、トマト缶と同時に砂糖を加えていますが、これ、「隠し味」です。どうしてもイタリアの甘いトマトを再現したくて、私は砂糖を少々加えることが多々あります。トマトソースを作る際には必ず加えています。大胆な手段に思えますが、イタリア以外に住むイタリア人の間では一般的なワザ。トマトの甘みはイタリア料理には欠かせない重要なポイントなのでしょうね。
                            
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