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<15/Ottobreo(10月)/2000> a Milano vol.1 <2000年10月15日(日)>

Anche oggi e`nuvoloso〜(今日もどんより曇ってる〜)

9時14分発のMILANO行きに乗るべく、早々に出発です。
フロントでタクシーを呼んでもらって(流しのタクシーというのはないので呼んでもらいましょう)、
"Alla stazione, per favore.(アッラ スタツィオーネ ペル ファヴォーレ/駅までお願いします)”

発車15分前。1番ホームで待っていると、突然、ホームにいた人達が移動し出した。
”えっ、なになに?”と焦る私。よくよく耳をすますと 何やらアナウンスが....... ん〜でも聞き取れない。
「・・・ベラベラベラベラトレ。」 最後の「トレ(3番」)」だけ聞き取れた。
ん〜なんか分かんないけどきっと3番ホームに変わったんだ、と私も移動。
当たり〜(^^)v でした。やれやれ....(ちなみに、突然ホームが変更することはよくあります)
そして、 なんと超珍しく9時14分JUSTに出発。
2classe(2等車)でも十分ゆったりとした席で、とっても快適。値段は1等車の6掛けくらいなのでかなりのお得感です。

今回は列車によく乗りました。
天気のせいもありますが、窓から見える景色はずっと、くすんで霞がかったスモークグレー色。
でも、そんな陰鬱さもけっこう好きです。

11時、MILANO中央駅に到着。雨がかなり降っています。まずはホテルにチェックイン。
今回は、荷物の多さと空港バス乗り場までの近さを考慮して、できるだけ駅に近いところを探しました。(いつものメディオラヌムホテルはちーと遠い)
選んだところは「ホテル・フロリダ」。これがなかなか良かったです。
駅から約50m。ミケランジェロホテルという大きなホテルの斜向かいにあり、目の前に”BREK”(セルフレストラン)もあり、便利。 部屋もまぁまぁ、何よりvasca(バスタブ)がある〜〜〜♪

 Hotel Florida
 Via Lepetit 33  tel: 02-6705921  fax: 02-6692867
 (シングル・朝食なしで16万リラ(約8,000円)でした。この料金は通年のようです)

さて、とっとと出発はするのですが、今日はあいにくの日曜日。普通はどこも休日です。
でも、さすがにミラノでは、年々日曜日でも営業するお店が増えてきています。
まずは、もうすっかり日本人にも有名になってしまったインテリア雑貨の”ハイテク”と、セレクトショップ”ディエチコルソコモ”に向かうため、地下鉄2号線に乗ってMOSCOVA(モスコヴァ)駅へ。 このどちらも、いつも一通りチェックしています。
やはり、他が開いてないとあってお客さんでいっぱい。日本人もいっぱい。

余談ですが、イタリア旅行の最初の頃、イタリアに来てまで日本人に会う、ということになぜか違和感を感じていたことがあります。
イタリアに住んでいる人のHPで読んだことがあるのですが、”日本の旅行者が同じ日本人を街で見かけて露骨に不快な顔をする人が多い。それがなぜかというと、ヨーロッパに対する日本人であることのコンプレックスと、外国にいるという自分の舞台で、現地人に同化していたいのに、同国人であることを思い出させて欲しくないからではないか ”ということが書いてあって、ちょっとなるほどな... と思ったものです。
さすがに、不快な顔をしたりはしませんが、なんとなく見て見ぬフリをするカンジ.....思い当たります。
逆に、自分もそんな気配を感じたりしたこともあったり....
そんなつまらない自意識で、たとえばステキな触れ合いを殺してしまうのももったいないですよね。
ここ何回かは、1人の淋しさと日本語で話せることの嬉しさもあってか、特に日本人があまりいないところで出会うと自然に笑みがこぼれますが....

ついでに、日本人といえば、これは悲しいかな、時々目につくことがあります。
お店に入るとき、出るときに挨拶をしない人、意外に多いです。
日本での習性もあると思いますが、"ブォンジョールノ!""ブォナセーラ!"くらいは言いたいものです。
あと、ブランド店で店員さんにことわらずに商品を次々に触っていく人。
日本で買うのに比べると、ウハウハするぐらい安くて気がはやるのは分かりますが、マナーはマナー。
さすがに、これを目にすると同じに見られたくなくて、わざと聞こえる声で「Posso vederlo?(コレ見てもいいですか?」って言っちゃいます(笑)。

ディエチコルソコモを出ると、一層の大雨。
お昼時もあり、すぐ隣りのトラットリアに入りました。ほとんど満席ですごく賑やか。
スカンピ(小えび)とズッキーニのトマトベースのペンネと、野菜のグリルを注文。
パスタはホントにはずれがなくて嬉しい。野菜もオリーブオイルをたっぷりかけていと美味し(^o^) 
カメリエーレ(給仕の男性)がセクシーでかっこよかったのが更にポイント高し(^^ゞ
隣りの席の1人旅のオーストリア人の男性が、なんだかいっぱい話しかけて来て、イタリア語よりも危うい英語で話してなんとなくコミュニケーションとれて、なんとなく楽しかったのでこれもまた良し(*^。^*) 

再び、地下鉄でMOSCOVAからDOUMO(ドゥオーモ)へ。
そうそう、地下鉄の車中で扉口に立ってると、後ろからおまわりさんの制服を着た人が、「パスポートを見せなさい」と英語で話しかけてきました。
なんだか怪しくて聞こえなかったフリしてると、次の駅で降りていきます。
きっとやっぱりおまわりさんじゃなかったんだ!皆様、制服にもだまされないように。

地上はやはりじゃじゃぶりで、大好きなドゥオーモを仰ぎ見ることもなく、急いでアーケードの中へ。
年中無休のリナシェンテ(デパート)もやはり大混雑でした。
サン・バビラ方面に向かって続くエマニュエル大通りでは、日曜日といえども本屋、CD屋、ポリーニ、ステファネルなどのブランド店、ウピム(デパート)などもちゃんと営業していました。
もしかしたらFIERA(見本市・最近までミラノコレクションが開催されていた)の後だから、営業しているのかも知れません。

今回は写真が一枚もなくてごめんなさい。
ちょっと長くなったので、途中ですが来週に持ちこすことにします......