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<15/Ottobreo(10月)/2000> a Milano vol.2 <2000年10月15日(日)>

さて、今度は地下鉄1号線に乗って、サン・バビラ駅からドゥオーモを越えてCAIROLI駅で下車。
ここは、センピオーネ公園とスフォルツァ城のすぐそばです。

向こうに見えるのが、ルネサンス期最大の宮殿、スフォルツァ城。その裏が、緑いっぱいの広大な庭園、センピオーネ公園。
お城の正面に続くこのダンテ通りは、日曜日にかかわらずお店も少し開いていて人通りが多く賑やか。

スフォルツァ城の中にある博物館には、あのミケランジェロの最後の作品で、しかも未完(かなり最初の段階です)のままの「ロンダニーニのピエタ」が展示されています。
お好きな方はぜひ。

私がここに来た目的は、やっぱりディナーでしょう♪
日曜はお食事所もお休みが多いため、ガイドブックで日曜も営業しているカジュアルなところを探し、見つけたのがこの近くのピッツェリア。でも、OPENが19時15分であと1時間もあり、雨だし、しょうがないのでカフェテリアでカンパリとカナッペで1時間ねばりました。

ピッツェリアの名前は”レ・ブリチョーレ”。
OPENと同時に、待ち構えたようにお客さんが続々入ってきます。
セルフのAntipasto misto(前菜の盛り合わせ)と、もちろんPizza(ポモドーロ/トマト&フンギ/キノコ&フォルマッジョ/チーズ)もいただきました。
ちゃんとかまどで焼いているとのことですが、本当〜〜に美味しかったです。
生地が薄いので、あっという間にペロリンチョ。(端っこだけ硬いのでまーるく残しましたが...(^^ゞ)
お楽しみのドルチェはオススメを聞いて、クレーメ カラメーレ(プディング)をいただきました。あ〜幸せ....
ビールとカフェとでしめて43,500リラ(約2,200円)な〜り。満足。
  Pizzeria Le Briciole
   via Camperio, 17  tel: 02-877185 月・土曜の昼がお休み
  (Cairori駅を降り、スフォルツァ城を背にしてダンテ通りより一本右手の細い道を入ってすぐ)

お店を出る時に、扉の外で、ちょうど1人で来ていた日本の女の子(といっても20代後半くらいかな...)と一緒になり、言葉をかわして、途中まで地下鉄で一緒に帰ることになりました。
売店で切符を買おうと思ったら、既に閉まっており、自動販売機で買おうと思ったら小銭がない。
そばにいた駅員さんらしき人に”Non ho spiccioli. Puo`cambiare?(小銭がないんです。両替してもらえませんか?”とお願いしたのですが、BARかタバッキで崩せとのこと。
しょうがないので、彼女とそこで分かれ、もう一度地上へ。
しかし、見渡す限り真っ暗。BARもタバッキもあいてな〜い(T_T)。
え〜んと泣きそうになりながらトボトボ探し歩いていると、タクシー乗り場が♪ほ〜〜っ。
ちょっと待ちましたが、無事に乗れました。
地下鉄の1,500リラ分の小銭はいつもとっておくか、何度も乗るなら回数券を買っときましょ〜!ハイ。

部屋に戻って5日ぶりにお風呂につかり、極楽気分。
そして、気持ちよい眠りに......のはずが.......

1匹の季節はずれの”蚊”にず〜っと悩まされつづけたのでした。
夏は、ホテルにもべープマットが完備されていますが、今はもう仕舞われていて、殺すしかない。
それに、イタリアの蚊は巨大で、ハエぐらいの大きさはあります。射されたらもう大変なんです。
私も目の上がかゆくて目が覚め、かゆみがどんどん痛みになる。強烈なんです。
常時持ち歩いているオロナインH軟膏を何度も塗りこみ、ようやく痛みがおさまるというカンジ。
しかし、なかなか仕留められない。うつつ...としだすと、プチ。いた。
ようやく仕留めたのはなんと午前5時。とほほです。
おまけに、鏡を見ると目の上がお岩さん状態になってました。
冬になるまでは蚊取り線香でも持っていった方がいいかもしれないですね....ほんとに....

というわけで、熟睡できないまま、最終日を迎えたのでした。
今日も一日MILANOです。

*Milanoの過去の旅はコチラ!2000年7月