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<10/Ottobre(10月)/2001> a Bologna e Firenze <2001年10月10日(水)>

今日は移動日なので少し早めに7時に起床。外はまだかなり暗い....
足がヨロヨロォ〜お風呂につかりた〜い。

チェックアウトすると、レシートには金額が既にユーロ表示になっていました。一見いくらか分からない...
一応、合計額だけリラでダブル表示になっていて、ようやく理解。
まだイタリア特有の読みにく〜い数字の手書きのレシートを渡す小さなホテルも多いですが、大きなホテルはもうちゃんと、コンピュータにインプットされているのですね。早く慣れなきゃ....

10時発のナポリ行きエウロスター(最速列車)に乗り、まずは、ボローニャ在住のzioに会うべく、途中下車します。1時間半後、ボローニャ駅到着。迎えに来てくれたzioと共に、まずは荷物を預けるために一時預かり所へ。
スーツケースとボストンバックで計2個を出すと、中を開けてチェックさせてとのこと。やはり、テロ以降、チェックは厳しくしているとのこと。特に鉄などの固いものや刃物系のものがないかを調べるそうです。
2個とも開けて、固いものは見せて説明し、OKが出てようやく預けます。預け代は荷物1個につき5,000リラ(約300円)。
フィレンツェ行きの切符を買って、所用を済ませ、早速、ボローニャならではのお楽しみランチへ♪
番外編にもご紹介した、zioも絶賛のTRATTORIA DA PIETRO(トラットリア ダ ピエトロ)へ行きました。

アンティパストは盛合わせで。
本当はもう一種類、オリーブの肉詰め揚げボールがあったのですが、食べてから撮ることを思い出してしまいました,,,,
これがブォ〜ノ!。右端のさいころ状のがモルタデッラという、ボローニャ産の太いソーセージ。これも超ブォーノ。
左のフェガト(レバー)のペーストも、レバー苦手の私でも全然OK。
プリモ(第1皿)は、季節ならではの黒トリュフ(イタリア語では”タルトゥーフォ”)のリガトーニ。ブォニッシモ!!(美味すぎ!!)

セコンド(第2皿)はやめて、コントルノ(付け合わせ)の中から野菜とポルチーニ茸をそれぞれグリルしたものを。
フレッシュなポルチーニはこうやって焼いた方が香りも立って美味だと思いました。
もう既にバスタ!(いっぱい!十分!)な状態なのですが、ここのパンナコッタが一等美味いというzioの悪魔のささやきが.....
本当ーーーにブォーノです。こんな美味しいパンナコッタは初めてと言っても過言ではありません。はい。
白ワインを2分の1リットルと、赤ワインを4分の1、お水とカッフェで、しめて2人で95,000リラ(約5,700円)!安い!
と食べすぎてる間に乗る予定の時刻まであと5分!きゃ〜っと駅へと急いだけれど、もう既に5分過ぎてる....ふと、発着ホームの掲示ボードを見上げると、あれ?15分遅れ?
ラッキ〜♪初めて、このイタリアならではの発車遅れの恩恵にあずかったのでした。
結局、20分遅れて出発しました。
でも、ホームの表示は結局出ないままでイタリア語のアナウンスのみ。1人だと分からなかったです。

ボローニャでは薄曇りだったお天気が、途中トンネルを抜けると急にスカッとした青空が。
トスカーナの丘には青空がよく似合います。
16時10分、フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ駅に到着。1年3ヶ月ぶり。
すぐに、駅から徒歩2分のホテルへ向かいます。

イタリアのような中世の建物が多いところでは、昔ながらの(いつのものかは知りませんが...)エレベーターをよく見ます。最初に見た時は、乗り方が分からず戸惑いました。エレベーターそのものの扉は手動で、箱の外に更に金網の扉を手動で開け閉めします。これをちゃんと閉めないと、ボタンを押してもエレベーターは動きません。
ホテル ベアトリーチェ。
部屋はピッコロ(小さい)ですが、窓が大きくて明るいのと、家庭的な温かい雰囲気が気に入りました。あと、ヴァスカ(バスタブ)もあります♪
HOTEL Beatrice
Via Fiume, 11(駅の正面のベネトンがある通りの1本裏) tel: 055-216790
http://www.hotelbeatrice.it/index.html(日本語あり)
シングル1泊朝食込みで170,000リラ(約10,000円)
TV、セーフティボックス、ドライヤーあり

唯一の欠点は、部屋の灯りのスイッチを消すと、スタンドもテレビも全部消えること。寝る時にテレビをつけっぱなしにしないとダメな私。晧晧とついた灯りの中で何度も目が覚めました,,,,,
早速、街へ。いつも大勢の人で賑わっているメルカート(市場)をのぞいていきます。強烈な革の匂い。この匂いをかぐと、フィレンツェに来たぁという感じがします。

今回、フィレンツェに来た目的の1つは、あるお店に行くこと。
8月に、フィレンツェで絵を描いているという日本人の方からメールをいただきました。メルカートで一坪ショップを開き、フォトフレームやカードなどの雑貨も置いているのでぜひお立ちより下さいという内容で、今回、訪れることにしたのでした。
教えていただいた住所を基に、メルカートの中を探してまわりました。
でも、結局、その場所にはいわゆるお土産を売る露店があるだけで、移動したのかと広場中を見てまわりましたが見つかりませんでした。帰国後、コンタクトをとってみたのですが、音沙汰なしでした.......(涙)

フィレンツェのドゥオーモ、サンタ・マリア・デル・フィオーレのファサード(正面)。何度見ても美しい。写真を撮らずにはいられない。
それと、同じ青空でもフェレンツェの青空は、突き抜けるような清々しさを感じます。
夕暮れ時、ポンテ・ヴェッキオ(ヴェッキオ橋)からアルノ川とサンタ・トリニタ橋を望む。
同じように見とれている人達がぎゅうぎゅうに立ち並んでいます(ほとんどカップル、淋しいぜ)。

今まさに公開中の映画「冷静と情熱のあいだ」で、フィレンツェの美しい景色がたくさん出ているようです。ハンニバルに続いてまた、更にフィレンツェがクローズアップ!されるでしょうね....
あの小説には、4回読んで4回ともビービー泣いたくらいはまってしまったので、映画は絶対観ないつもりなのですが、どんな映像かは興味あります。
その「冷静と情熱のあいだ」の”順正”と”あおい”に、更に感情移入すべく、明日はいよいよクーポラに登るのだぁ!(おバカって言わないで.....)

*Firenzeの過去の旅はコチラ!2000年7月