旅日記(オススメレストランやホテル情報もあり) 今月のお土産プレゼント 店主のつぶやきBlog 店主のひとりごと イタリア語のお勉強中の方へ ミラノ情報・2003年〜2005年 美味しいレシピ満載です! リンク集 フィレンツェのホームステイをご紹介しています お買い物代行承ります 翻訳サービスはじめました 直接商品をご覧いただけます
 
HOME > 旅日記
 
 

<11/Ottobre(10月)/2001> a Siena <2001年10月11日(木)>

定刻通り、15時45分シエナ駅に到着。
駅を下りて正面にバス乗り場がありますが、荷物が多いのでTAXIでホテルまで行っちゃいます。
3年半前に数時間だけ立ち寄ったことがあり、細い細いくねくね道をぐいぐい入って行くにつれて懐かしい気持ちでいっぱいになります。
それにしても道が狭くて、通行人にとってはこんなとこ車入んないでよねって言うくらい。でも、バスはさすがにチェントロ(中心街)までは入って来れず、おまけに坂道も多いので、チェントロのホテルまで行きたい方はやはりタクシーでしょう。

10分ほどでホテル ドゥオーモに到着。タクシー代は11,000リラ(約660円)。
ここは、「地球の歩き方」に”高台にありシエナの町が一望”と書いてあり、迷わずFAXで予約。
でも、FAX番号が間違っていて届かない。
それでボローニャのzioに電話してもらって予約をしてもらったのでした。
ところが、チェックインすると、私の名前がノンチェ〜〜(ない)!!
結局、 向こうの手違いかどうかは分からずじまいだけど日程が1日ずれて確保されていて、今日のシンゴラ(シングル)はOKだけど明日はドッピャ(ダブル・ツイン)しかないとのこと。金額はシンゴラが20万リラ(約12,000円)に対してドッピャが25万リラ(約 15,000円)。まぁOKとしよう。
シンゴラでもベッドが結構大きめでうれしい。
街の景色一望〜♪は見えません....そりゃやっぱり部屋によるのでしょうね。希望の方はその旨を。
HOTEL DUOMO
 Via Stalloreggi, 38
 tel; 0577-289088 fax; 0577-43043
窓がサッシで外扉と合わせて鍵が二重についていました。
サッシなんてイタリアに来て始めてかも。

早速、商品も含めた荷物をCAIポスト(航空便)に出すために、まずは郵便局へ。
いつもハンドキャリーで持ち帰っていたので、今回初めてのチャレンジです。
窓口で、CAIポストで出したい旨を言うと、EMSの伝票を1枚出してきてくれて、ここに書けばOKとのこと。
なんだ、簡単じゃん。ついでにサンプルで出ている専用の1番大きいBOXを1つ欲しいと言うと、もう売りきれたとのこと。そこのタバッキ(タバコ屋さん)に売ってるよ、って軽く言われ、早速タバッキへ。
”アヴェーテ ウナ スカトーラ(箱はありますか)?”と探すこと8件。タバッキに文房具屋さん、どこにも箱なんて売ってなーい。文房具屋のシニョーラ(女性)は、”明日朝になったら道端にたーんと空箱が捨てられるわよ”って教えてくれたのだけど(午前中にゴミ回収に来るらしい)、今晩荷造りしたいのよねぇ,,,としつこく探してまわってると、ふと、薬局屋さんの店先に大きな空箱が転がっている。
”ポッソ ポルターレ(持ってってもいい)?””Si,Si チェルト(ええ もちろん)!”
ガムテープを買い、エアパッキンなんてこれまた売ってなくて、ホテルで”新聞紙ちょーだい”ってお願いしたのですが、さっき既に箱も探してもらっていて、面倒くさそうに”前のタバッキで売ってるよ”って。ケチ!
結局新聞まで買って、やっと準備が整いました。
はぁ〜今度からはちゃんと準備して来ようっと。

箱を探しまわりながらもしっかり撮ります。
シエナといえば、このカンポ広場。右側の市庁舎(プッブリコ宮殿)を支点に扇形に広がるようにして、しかも傾斜しているという珍しい作り。でもより一体感があって、劇場のような雰囲気が感じられます。
いつも大勢の人が座って思い思いに過ごしてます。
街の所々で噴水や涌き水が見られました。それぞれに存在感があって(多分モチーフにも意味があるのだろうけど...)1個1個見つけるのも楽しいです。

夜は、シエナにも在住したことがあるzioに、シエナ料理はオステリア(居酒屋)が1番!と聞いていたので、1人でも入れそうなオステリアを物色。地元のおやじばかりが顔を真赤にして大声張り上げてる、興味はそそられるけどちょっときっつい(笑)お店もあり、その中で一軒、テラスのあるお店を発見。
シエナ料理といえば野禽類(イノシシ、ウサギ、鳩)やソール・フード (トリッパ、脳みそ、レバー)が有名。とりあえず”チンギアーレ(イノシシ)が食べたい”って言ったら今日はないとのこと。ペッカート(残念)....
それでは無難にアンティパスト ミスト(前菜の盛り合わせ)を。
レバーのペーストはちょっと癖あり。ウサギかな? 鳩かな?
サラミはチ脂がノリノリでブォーノでした。
シエナ地方のパン、パンバッソは、トスカーナの丸い固いパンより更に固くてバソバソしています。 慣れれば癖になるかも。
口髭も声も渋くて強面だけどけっこう優しかったカメリエーレに、オススメは?と聞いて出されたのがコレ。”スカロッペ ディ シエナ”。子牛の肉を薄く伸ばしてソテーしたもので、香草たっぷりのソースが美味かったぁ〜。

パスタはなしで、食後にリキュールだけいただき(ワイン色で甘口で美味しい。名前は不明)、ビールとでしめて54,000リラ(約3,200円)。
 Osteria di Bacco  Via di Beccheria(バンキ・ディ・ソプラ通りとテルミニ通りを結ぶ細い道だったような...)

観光客が遅くまで出歩いているので、賑やかでなんとなく安心。
迷路のような細い路地がたくさんあって、道によっては人っこ1人いなかったり薄暗かったりして怖いですが、メインストリートのバンキ・ディ・ソプラ通りやチッタ通りでしたら大丈夫。

必死で集めた荷造りセットで、荷物と格闘してから就寝です......