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■<5、6、7/settembre(9月）/2008> a Milano　＜2008年9月5、6、7日(金、土、日）＞

今年3度目の訪伊となりました。今回のメインの目的は、年に2回ミラノで開催される雑貨の国際見本市「MACEF/マチェフ」の視察です。本当は10月に買い付けのみで行こうかと思っていたところ、イタリア貿易振興会から初めてお声掛けいただき、なんとミラノのホテル3泊分とマチェフの入場料付きのご招待！到着日の空港〜ホテル間のお迎えまでついて、超ラッキー！しっかり視察しなきゃ〜っ！！
おまけに、出発日の数週間前からじわじわとユーロが下がり始め久々の160円そこそこに。事前に両替準備万端で空港に行ったら、一気に156円になってました。。。うれしいような悲しいような。。（苦笑）

というわけで、ほぼ定刻19時頃マルペンサ空港に到着。この時期は日の入りが20時前ゆえまだまだ明るく、しかもえらく蒸し暑い！

ご提供いただいたこの度のホテルは、ATAHOTELfieramilano。旧見本市会場の目の前にあります。セミダブルでバスタブ付きでうれしい！無線LANも使えました（有料）。
滞在客のほとんどが世界各地からマチェフ視察にやってきてるようで、翌朝ロビーでは送迎用バスを待つ人たちでいっぱいでした。

さて、お腹がすいたものの、ここはチェントロからはかなり外れているためホテルの周辺は夜はなーんもありません。スーパーも20時まで。 ゆえに、ホテル併設のリストランテがけっこう賑わってました。また、広いバールのカウンターにはカナッペやスナックなどのおつまみ系（ドリンク頼めば食べ放題）がずらりと並んでたので、ビールとそれらで晩ごはんとしました。
機内では一睡もしてないのでほぼ完徹状態ですが、お風呂に入っても荷ほどきをしてもまだ目がランラン。さ〜明日から1週間頑張るぞー！
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時差ぼけと空腹に耐えかねて、さっさと起きてさっさと朝食。パンの種類やハム、フルーツ等たくさんあって朝ごはんしっかり派の日本人にはうれしい充実ぶりでした。朝からリネンのナプキンを使うところもさすが4つ星。
出発までしばし散策。実は小さなスーパーが近くに2軒あったり大きなCOOPもすぐそこで、なかなか便利な立地でした。

9時に会場までの送迎バスが来ま〜す、というアナウンスのもと、他の招待客の方々と談笑しながらロビーで待つも、なかなか来ず・・。さすがイタリア、と苦笑する我々の顔もだんだん引きつってくるほどほんとに来ない。結局バス到着は10時前。運転手が場所を間違えたんですって。んも〜〜〜っ。
15分ほどでRho-Fiera会場に到着。
毎年1月と9月に開かれるこのマチェフ、実は1月の方が規模も大きく盛大です。なぜなら、パリにもメゾン・エ・オブジェというインテリア雑貨の国際見本市があって、1月はミラノの数日後に開催されるのですが、9月はどんぴしゃ、日程がかぶるんです。なので、パリだけに参加するメーカーもけっこうあったりして、去年の1月に来た時よりパビリオン数20個のうち6個も減ってました（しかもビジュー（アクセサリー）が2個分増えてるから実質8個減か・・）。ま、結果的にはいい出会いもあったりして、別に数が問題ではないんですけどね。
ただ、これはぜひとも取り扱いたい！と思っても最低オーダー額が3,000ユーロ（現時点のレートでも39万円）だともう絶対アウト。あと、日本と取引きしたことなくて送ったことがないからダメ。。というのもあったりして、なかなか現実は厳しいものです。
そして、11月12日現在、1社のみ取引が宙ぶらりんのまま成立していません。。。今回1番のお気に入りの出会いだったのにぃ。。引き続き頑張りますが。
ちなみに、上右写真はチョコクリームのヌテッラがデザインされた椅子たち！商談コーナーに並べられてました。かわいい！

3時頃会場を後にし、買い付けやお買い物代行のためチェントロへ。
外は日差しが強くて気温33℃！9月の初めはまだまだ真夏さながらでした。

今回の旅では、夏に一緒にコラボショップをした友人もちょうど仕事でマチェフに行くことになったので、けっこう夜一緒に過ごすことができて、1か月分くらいは喋りまくったでしょうか（笑）。これもまた楽しい思い出となりました。
早速、最初のチェーナ（夕食）は、以前ランチで訪れたことのある、トリノ通りからちょっと入ったところにあるcalafuria unioneへ。前菜に生ハムとメロンを、プリモには、この店は魚介系のメニューが実に豊富なので、友人は海幸たっぷりのspaghetti all unione（ウニオーネ風スパゲッティ）を、私はイカ墨のリゾット　カジキマグロ添えを。

スパゲッティは大当たり！イカ墨はちょっと塩辛かった。。

カメリエーレ達は全員（多分）が白髪交じりのおじさんばかりなんだけど、彼らが実に楽しくて、店中が終始和気あいあいな感じです。また来〜よっと。

ビールとワイン1/2と、更に食後酒にアマーロを各々いただき、締めて64ユーロなり（当時で9,800円。今なら8,000円。この円高の差は大きいなぁ。。）。
calafuria unione
Via dell'Unione,8 (ドゥオーモ広場からトリノ通りを下って2つ目を左） 　tel: 02-866103　日曜休み

ドゥオーモにもほど近く、夜の散歩にもよい場所です。
ファサードの幕、惜っしいな〜〜。。

友人とはここで解散。それぞれのホテルまでタクシーで帰りました。
私が乗ったタクシーの運ちゃん。最初っから、私の方を振り返り振り返りしながら（危ないし）運転してます。仕事で来たの？年はいくつ？結婚してるの？と質問攻め。何でも、数年前に離婚して、子どもたちは母親に引き取られてとても淋しいんですって。ホテルに着いたらお勘定の間もなく「後で部屋に行っていい？」
私の場合比較的ほとんどしゃべらない運ちゃんに会う確率が高いので、けっこう面喰いました。
もちろん、丁重に優しくお断りしましたよ。

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マチェフ2日目。今日はちゃんと定刻前にバスがスタンバイ。えらいえらい。って、フツーか。
この日もお昼を食べるのも忘れて精力的に回り、できるだけカタログや資料を集めてまわりました。ほんとは明日までが開催期間なのですが、明日は朝からフィレンツェに発つため、私のマチェフはこれにて終了。

一応仕事中ですが、あんまり暑いのでつい・・（笑）

ガリバルディ通りに新しいジェラテリア見っけ！
ちょっとポール・スミスみたいなデザインのカップですが、関係・・ないか。
1番小さいカップ（コーンも）で2ユーロ。ピスタッチオとメロンをいただきました。濃厚でうまーいっ。
毎日休みなしで朝8時から夜中の2時まで！すごい！

ice bound
Corso Garibaldi,104 （お店のウィンドウもポール・スミス風なのですぐ分かります）
夕方、友人とディエチ・コルソ・コモで合流。一応、双方本日のお仕事終了！（明るいけど6時半です・・）ということでアペリティーヴォにビールで乾杯！ミラノを代表する天下のセレクトショップ、10 Corso Comoの中庭のカフェ、ですから、コロナ1本おつまみ付きですが9ユーロ（当時で1400円）ですわよ。ほほほ〜


本日は日曜日。ゆえに夜空いてるリストランテがあまりない。。
で、もう8年も前に行ったっきりの、日曜も開いてるスフォルツァ城近くのピッツァの美味しいお店を思い出し、行ってみました。
早速、メニューを見てみて？？？？？
ピッツァが１つもない。。
聞いたら、4年前にピエモンテとリグーリア州料理のリストランテに変えたそうな。そう言えば、最初に来た時はもっと席数も多くてお客さんですごーく賑やかだった記憶があるのに、今は8時前にしてたった2組だけだし・・・

でも、気を取り直して頼んだイカとズッキーニのフリットはとっても美味しい！（フリットはほとんど外れがないかも）
カメリエーラ兼この店のマンマがおススメしてくれたエビのリゾットとジェノベーゼペーストのスパゲッティは、まぁまぁかな。


 ところがどっこい、ドルチェがかなりヒットでした。ガトーショコラとプディング、なんてことない見かけは普通なんだけど、まさにイタリアのお菓子らしーい優しい甘さと温かみを感じる2品。これですっかり大満足な我々。

ワイン1/2を結局2本（笑）と、お水とカッフェで締めて76ユーロなり（約11,600円）。

Le Briciole ristorante　（よく見たら、”Pizzeria Le Briciole”だったのがPizzeriaだけ取れてました・・）
Via Camperio, 17 　tel: 02-877185　
土曜の昼お休み

友人のホテルはガリバルディ通りにあるので、そこまで歩いて酔いざまし。
いつもは1人なので夜遅くどこかをうろつくことがなくて知らなかったのですが、この通りって再開発が進んだからか随分遅くまで賑わってました。そりゃぁジェラテリアも夜中2時まで開けるわね。
ベンチもあちこちにあるので、夜風にあたりながらまたお喋り（笑）。オンナってほんとに話が尽きないわ。

明日は友人より一足先にフィレンツェに向かいます！