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<2、3/febbraio(2月)/2009> a Milano <2009年2月2、3日(月、火)>

2009年第1回目のイタリア出張は、”寒い時には寒いとこへ!”ではないですが、ミラノからほぼ同緯度を東へ動くだけの北部オンリーの旅。今回は、ある会社訪問のため、未踏の州の一つ(20州のうちまだあと6州もある!)、フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州に行くことになり、これも非常に楽しみでした。
ただ、今年に入って父の病状が悪化し急きょ入院。 それでも行くか、と言われるとつらいところですが、日程を1週間前倒しし、2泊だけ短くし、後ろ髪ひかれながらも何とか無事に仕事をこなして来れました。
今まで、家族が元気でいてくれたからこそ好きなことができてたんだ、と改めて身にしみた旅でもありました。

そんな状況で下向きな心境の中、こんな時こそ気を引き締めねば!と無理やり自分を奮い立たせて、いざ出発!
でも、一切連絡が取れない機上の12時間が、これほど長く感じたことはなかったぁぁ.......

18時過ぎ、ほぼ予定通りにミラノ・マルペンサ空港に到着。
降りた途端、Che freddo!!(さぶっ!!)しかも、昨日1日降り続いた雪で一面真っ白。さらに、今は雨となり、またしてもミラノの冷たい歓迎ぶりに、傷つきやすくなってる私の心もさぶいよ〜〜。。

スムーズに空港バスに乗り込み、20時半頃中央駅に到着。降りやまぬ雨の中、バスから荷物を引っ張り出し、急いで駅の中へ。中央駅は、去年の12月にリニューアルOPENしたばかり。ローマのテルミニ駅を思わせる明るく無機質な雰囲気とかなりの変身ぶりにちょっとうろたえるも、とにかく早くホテルに落ち着きたくて、さっさと通り過ぎてバス降り場と反対側の広場に出ます。雨はもとより風まで強くなってきて、駅の端っこからほんの100mほどなのに遠く感じるぅ!!

今回の宿は、初滞在、HOTEL MONOPOLE。BOOKING.COMで見つけました。
オフシーズンの今日と明日は73ユーロ、再泊する3日後には見本市があるため106ユーロになっちゃいましたが、部屋は広めでバスタブあり、ネットも使い放題ゆえ、結果的にはかなり気に入ってます。スタッフの感じもまずまずだし、ミラノの常宿・駅前版に認定しようかな(笑)。

Via Fabio Filizi, 43
tel: 02-66984972

最早、今から夕食に出る元気などあるはずもなく、片付けとお風呂と明日の予習で初日は終了なり。

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1時間半ごとに目が覚める・・お腹すいた・・

7時半が日の出のこの時期、7時だと外はまだとっぷりと暗く、ホテルの裏側は大通り側の喧騒と打って変わってひっそりとしています。
待ちかねて飛び出すように朝食を食べにダイニングへ。
パンも豊富でハムも数種類、卵もあってなかなかよろしい。

8時前、ホテルの裏側→
昨日の雨でかなり雪も溶けた模様。 重〜い雲でちょっと陰鬱。。

さぁ、早々に行動開始です。
以前は東側一部がタクシー乗り場だった中央駅の巨大なアーケードは、壁も天井もこの通り!すっかり明るくなりました。
中程に、地下へと続く動くスロープがあり、またホームに上がるスロープもできていて、重い荷物があるときはかなり楽チンになりました。
荷物がないときは、スロープが右往左往しすぎてまどろっこしいので、階段などでさっさと行った方が早いです(苦笑)。

今年中に、構内には更に大型ショッピングモールまでできるそうで、どんどん様変わりしていくのが、楽しみなような淋しいような・・(あの暗〜い雰囲気のアーケードも味があったなぁ....)
→やっとドゥオーモの全身が拝めました〜〜(厳密には、左下の入口がほんのちょっと修復中)。それぞれ本来の色を取り戻した白やピンクの大理石が、モザイクのようにも見えます。やっぱり貴方は美しい.....

正面が終わった後はサイドのお直し、なのか、リナシェンテ側の壁に新たに足場が組みたてられていました。確かに、汚れがかなりひどい。
しっかし、これからまたどれだけの月日がかかるんだろう。考えるだけで気が遠くなりそです。
来週のヴァレンタインデーを前に、あちこちでそれっぽいディスプレイが見られました。これはBaciチョコの山積み。いたってシンプル、日本のような色気はなし(笑)。
パスティッチェリア(お菓子屋さん)では、この時期はその土地その土地のカーニバル用のお菓子であふれます。
出張中は、母に毎日”今日の報告メール”を送ってくれるようお願いしました。時差も含めて大体このくらいに来るだろうと思う時間にメールが来ないと、何か問題があったのでは!?!とどんどん悪い方に考えてしまうもの。それでも、お腹は減っちゃうんです(苦笑)。
この日は、ちょっと昼時を逃したもののリナシャンテ横のピッツェリアに入りました。食べかけた頃に母から大丈夫メールが届き、ほっとしてみるみるうちに平らげました。薄めの生地もモッツァレッラも生ハムも美味しかった!

Di Gennaro
Via S.Radegonda,14(揚げパンで有名なLuiniの隣)
去年の12月にここミラノでも導入されたと聞いていた、レンタル自転車サービス、”Bike Mi(Bike Sharing a Milano)”。ちなみに、ここはサン・バビラ広場の貸出ポイントです。
けっこう利用されてるようで、半分以上の自転車が出払ってました。
登録には年会費25ユーロを払わないといけないとか、会員カードは登録後2週間後に届く、とか、旅行者には全く利便性のないサービスですが。。。(苦笑)
18時に近づくにつれて急速にあたりは暗くなり、もう少し回りたいところもあったけど、気力もたちまち萎えてしまい・・・。
現地からのブログにも載せたガレリアの夜の表情→
昼でも夜でも何度も何度も通ってる場所だけど、改めて見ると、どこかのテーマパークか、ひとつの小さな街並みのようで、思わず立ち止まって見入ってました。
おなじみ、困ったときのルイーニ頼み!
平日は20時まで開いているので、今夜はこれを夕食にテイクアウト。モッツァレッラとトマトのパンツェロッティ(揚げパン)に、アランチーノを1つずつ。ここのはほんっとに、冷めても美味しいのがすごいっ。パンの美味さが最大のポイントですな。
ホテルのバールで生ビールをいただき、立派なチェーナのできあがり!右のグロテスクな緑の飲み物は、旅の必需品、青汁で〜す♪

Luini
Via S.Radegonda, 16(リナシェンテの東側通り沿い)

明日は、ヴェネツィア・メストレに宿を移し、バッサーノ・デル・グラッパに再訪です!