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<5、6/settembre(9月)/2009> a Milano <2009年9月5日、6日(土、日)>

まだまだ残暑厳しい9月初旬、みたび行ってまいりました。
ついこの間まで、お天気との相性が悪くて嫌われてるから当分ミラノには行かない!なぞとほざいておりましたが、
やっぱり今年も雑貨の国際見本市マチェフを見ておきたくて、4泊正味4日間弱の強行スケジュールです。
それでも、イタリアの空気に触れられると思うだけでうれしいのだ!!

今回のエアーは、JALのミラノ直行便。
そういえば、これを書いてるつい先日、JALの再建計画の一つである航路削減に成田-ローマ間も入ったとか。
関空からの直行便が既に何年か前になくなってるから、残るは成田-ミラノ間のみになっちゃいましたよ。あちゃー。。
日本人観光客、減ってますもんね。。。こうして私がいっぱい宣伝しても力及ばずかぁ。。(当たり前だっ)

珍しく往路で満席、しかもイタリア人が多くてびっくり。今、ひょっとして日本ブーム?
映画は「ナイト・ミュージアム2」と、やっと「天使と悪魔」を観ることができました。やっぱり「天使と〜」は6月のローマの前に観るべきだったわ・・とプチ後悔。「ナイト〜」は世の常でやっぱりVol.1の方が断然面白かったです。

マルペンサ空港にはちょっと早めの18時45分に到着!お日様はまだまだ頭上でにっこり♪
荷物が出てきたのが19時15分、急いでマルペンサ・エクスプレスの切符乗り場に行くと、23分発の電車が出るところでした〜〜。次は30分後〜。ぶぅーっ。

いつもは空港バスを利用するのですが、今回のお宿が旧見本市会場のそばにあるので、カドルナ駅からタクシーで行くのが近くて便利。それゆえ久々の利用です。

”空港バスと雨”という図式も、私にとってはかなりの高確率ゆえ、これからは中央駅近くのホテルを外すことにして、”ミラノと雨と私”の確率を出していこうと思ってます( くどい?苦笑)。

しっかしこの電車、ものすごーく揺れて、ものすごーくエアコン効きすぎで寒いのっ!


↑40分ほどかかって20時40分カドルナ駅到着。暗いとタクシー乗り場がちょっと分かりにくいのですが、駅を出てすぐ左にまっすぐ数十メートル行ったところにあります。
タクシーが停まったのは、思いっきり住宅地のど真ん中のHOTEL DOMENICHINO。
スタッフの感じも含めてごくごく普通のビジネスホテルですが、ダブルベッドのシングルユーズで予約したので、4泊使うには十分の快適度。ただ、あいにくバスタブはなし・・。いつものBooking.comで予約して、見本市期間でも1泊110ユーロ(約14,500円)は良心的でしょう。ネットが部屋でフリーで使えるのが1番のポイントです。PCを持ってくようになって、最早バスタブよりもネットフリーが1番の条件となってしまいましたわ・・
但し、ここのホテル、夜になると周辺の人通りがほとんどなくなって、メトロの駅から歩くのがちょっと怖かったので、オススメホテルリストには入れてませんのであしからず〜!
お腹が激減りだけど、前述の通り住宅街ゆえ何もなさそう・・。ホテルのバールに行ったら、食べるものはこのスナックのみ(涙)。ビールと持参したプチ菓子とで、何とか食いつなぐとしましょ。。

  HOTEL DOMENICHINO
  Via Domenichino, 41 (最寄り駅はAMENDOLA FIERA)
  http://www.hotel-domenichino.com/
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翌朝5時、お腹のきゅるんきゅんという音がうるさいので、潔く起きて準備開始。

朝食はなかなかの充実度なので、及第点をあげましょう。
カッフェもセルフマシーンじゃなくて、ちゃんとカメリエーラたちが淹れてくれます。毎朝カフェラッテを美味しくいただきました。
外は目の覚めるような快晴!いざ、RHO-FIERA会場へ向かいます。
今日は日曜日だからか、メトロの車内はマチェフ見物の一般客らしき方々でもいっぱいです。
開場は9時半ですが、9時15分で既に入場待ちの大行列!


アニマータのOPEN以来、マチェフには実は2007年の1月と去年の9月、そして今年とまだ3度目なんですよねー。少ないか。
このご時勢もあって、年々規模も面白みも縮小気味なのは否めないですが、イタリアの雑貨のトレンドや傾向も含めて一挙に見られるのはやはり魅力。今回は私も、商材を探さなきゃという気負いはあまりなくて、この目でまずは色々見ておきたい、という気持ちの方が強かったので、けっこうリラックスして楽しんで回ることができました。

↑ユニークな時計で定評のあるピロンディーニさんのブースでは、相変わらず木製の楽しい時計でいっぱいです。
右側もユニーク系のステンレス製インテリアメーカー、アルティエメスティエリ社。こちらは日本に代理店があります。

アニマータでもおなじみ、レーニョマジア社のブース。
新作でまたかわいい掛け時計が出てたんだけど、どうしよう〜、欲しいな〜〜(悩)
バッサーノ地域の陶器オブジェの野菜たち。本物よりも美味しそう!?これもけっこう悩み中・・あぁ、商材探しじゃないとか言いながら、やっぱりそういう目で見てしまうわん。。とりあえず、カタログだけでもGET。

↑今回、会場内でちらほら見かけたこの黄色い物体。店ごとレモンの形をしたその名も"lemonbar"で、レモンやライム、オレンジなどの柑橘系フルーツの生搾りを使った各種ドリンクを販売しています。お値段は2ユーロから。私も早速炭酸割りをいただきました。フレッシュで美味しい〜♪店内で出た果物クズやごみは、右写真の管を通してこれまた黄色いごみ箱へ。スタッフの一連の動きもリズミカルで楽しいし、これはなかなかのアイデア商売だ!

マチェフでは、いわゆるインテリア系雑貨だけではなくて、ビジュー(ファッションアクセサリー)の展示会も2つのパビリオンを使って同時に行われています。ここでは直売も可能なブースもあって、小売店の方々がこぞって山盛り購入してました(但しミニマム100ユーロ(13500円)から)。私も一応お勉強のため、さっくりと一回り。


↑会場内に貼られていた告知ポスター。”macef in town”なるものがガリバルディ通りで開催されているというので、行ってみました。通りの一角の大きなスペースが、ピッコロ マチェフ(小さなマチェフ)と化してました。展示された商品たちも、さっき見てきたものばかり。自ら会場に足を運ぶ一般人はごくわずかでしょうから、それ以外の人たちにも広くマチェフや雑貨自体にもっと親しんでもらいたい、という趣旨でしょうか。ほんとのマチェフが9月4日〜7日の4日間で、このイベントはそれをはさんで9日間も行われていました。

今回、楽しみにしていたことのひとつに、DUOMO近くのリナシェンテ(デパート)地下1階に7月にリニューアルオープンした”デザインスーパーマーケット”があります。
いつものように、エスカレーターで地下に降りると。。お〜〜っ!
フロア内いっぱいに整然と並んだ白い棚に、ものすごい数の商品がブランド別にお行儀よく陳列されていて、見晴らしもいい〜(笑)。
まさに、スーパーなデザインのスーパーマーケットですな。


↑マチェフで歩きすぎで腰がワナワナと悲鳴をあげてるので、まずは休憩。というのも、なんとこのフロアにカフェテリアがOPENしてたんですねー。やったね!(今までは最上階でのみ飲食可)
カンパリソーダ(6ユーロ/約800円)を頼むと、おつまみ3種も出てきてなかなか充実。

そのあと改めてフロア内を見て回りましたが、いわゆるアート系、デザイン系グッズがメインで(スーツケースとNespressoコーナーがさらに充実してました)、以前からあったいわゆる生活密着系の普通のグッズたちが消えている・・。
と思ったら、6階にすべて移動してました。
リナシェンテは他のフロアでも更にリニューアルを進めていて、2011年にはすべて完結するそうな。
見るだけなら楽しい(苦笑)年中無休の便利なスポットゆえ、今後もますます楽しみです。


↑ヴィットリオ・エマヌエレ2世大通りを歩いていると、1歳児くらいのでっかいチェスの駒が!反対側では必死の形相でチェスに向かう老若男女たち。。。路上チェス大会のようです。チェスのチの字も分からないので、写真だけ!

サン・バビラ広場近くに無休のサルメリア(生ハムなどの食料品店)兼食堂があるというので探してみると、なぜかキウーゾ(お休み)。。無休なのにぃ。。

他にこの辺りにいいとこあったかなーと思い出したのが、コチラ。名は”ア・サンタ・ルチア”。日曜も営業していました。6年前のファミリーツアー時に先にイタリア入りした夫と一緒に来て、確かアスパラジーを食べたような・・・

この名の通り、どうもナポリ出身のリストランテのようで、ナポリピッツァやナポリ風何々というメニューがけっこうあり。



↑メニューでは、生ハム盛りとモッツァレッラチーズ6個盛りが別々になっていたのですが、両方少しずつ食べたいんだけど・・と頼んでみると、こんな感じで出してくれました。あぁ、モッツァレッラ旨いなぁ。。。生ハムの塩気とすごーく合います。
せっかくなので、ナポリ風スパゲッティを頼んでみました。シンプルなトマトソースで普通に美味しい。
白ワイン1/4、お水とカッフェで締めて33ユーロ(約4,400円)なり。

A Santa Lucia
 Via S.Pietro all'Orto,3 (サン・バビラ広場そば)
  tel: 02-76023155  無休

21時のドゥオーモです。
日中は日差しが強くて暑かったけれど、夕方から急に気温が下がって風も出て爽やか。
もっと夕涼みといきたいとこだが、一人ぽっちんだし帰るとしますか。

明日も引き続き、マチェフとミラノ!