HOME > 旅日記     バックナンバー ■15/novembre(11月）/2011> a Firenze ＜2011年11月15日（火）＞ 今年二度目の訪伊決定。今回は、見本市もなく、取引先訪問もなく、現地買い付けとお買い物代行オンリー！ 体力勝負だ、頑張るぞ〜〜！！ というわけで、飛行機トラブルもなく（今回もルフトハンザにて）予定通り、イタリアに到着！ 今回のルートは、フィレンツェINのミラノOUT。もし、買い付けが順調に終わったら、最終日にミラノ近郊に日帰りの旅ができればいいな〜ぐらいのつもり。 11月15日18時半過ぎ。無事にフィレンツェ空港到着。 荷物をピックして空港を出る時、警備員に呼び止められました。 「現金はいくら持ってるか」って。 「へ？？」そんなこと聞かれるのは初めてです。とりあえず「200ユーロくらいかなぁ。。」って言うと、「じゃぁどうぞ」って通してくれました。一体なんだったのやら・・。そんなに持ってそうに見えたかしらん？(笑) いつもお宿を決める時、利便性からほぼ100%駅前にしていたのですが、今回はチェントロもチェントロ、なんとドゥオーモの脇のB&Bを選んでみました。こちらはフィレンツェ情報サイト・ペルバッコさんで見つけました。 「ドゥオーモが見える小さなバルコニー付きのダブルルームが3つある」とのことでお宿に問い合わせてみると、まだ空きがあるとのこと。通常のシーズンだと高くて全くの候補外ですが、この時期はオフのため1泊100ユーロそこそこで出ていました。円高も手伝って、3泊予約〜〜♪ 空港からタクシーでお宿に直行。が、普通のホテルじゃないので入口がよく分からず・・・。 少々探すのにてこずりましたが、ようやく見つけてインターフォンを鳴らして重い扉を開けると、すぐにこちらの階段が。↑↑ そう、私のお宿の必須条件の1つでもある「エレベーター」はありません。もちろん、事前に問い合わせて知っていました。 その際にも、「お手伝いしますから大丈夫ですよ」と親切なメールをすぐにくれたのは好印象。 その通り、すぐに女性のスタッフが掛け降りて手伝ってくれました。 ↑チェックインが終わってお部屋に入った途端、すぐに歓声を上げる私。だって、広〜いし、開放感があるし、インテリアもリネン類もカワイイんだも〜ん♪確かに窓からはドゥオーモも見えます。その姿は明日朝のお楽しみ♪ たっぷりサイズのバスタブがあるヨーロピア〜ンなしつらえの洗面室もステキっ。 ←私お部屋の名前は、その名も「ブルネッレスキ」。 そう、こちらのお宿はすべてのお部屋にフィレンツェにゆかりのある芸術家の名前がつけられているのです。こういうセンスもいいカンジ。 La Residenza del Proconsolo Via del Proconsolo, 18 http://www.proconsolo.com/?act=home 荷ほどきもせず、早速外へ。 空気は既に冬のそれ。でも、心地よい冷たさに背筋もしゃんと伸びるよう。 ヴェッキオ宮殿さん、こんばんは〜。 はぁ〜やっぱりフィレンツェはいいな〜ほっとするな〜と、一人ニマニマしながら夜道を闊歩する怪しいジャッポネーゼ(^_^;)。 ←着いたら速攻行こうと思っていた、お気に入りのワインバー兼エノテカ、Le Vopi e l'Uva。相変わらずの賑わいです。 満席なので、入口脇の小さなカウンターに席を作ってもらいました。 このサルシッチャのクロストーネ（6.5ユーロ）がまた大好物でねぇ・・ 赤ワイン1杯だけ！と思ってたのに、ついつい2杯飲んじゃいました。（1杯4ユーロ〜） Piazza dei Rossi,1 （ヴェッキオ橋を南側に渡って左手の小さな広場にあります） →ヴェッキオ橋からアルノ川を望む、の図。 一瞬、京都の鴨川を思い出したんですけど・・(笑)。 旅の高揚感や心地よい旅の疲れとワインの酔いも手伝って、フラフラあっちのウィンドウをのぞいては、こっちのウィンドウの写真撮ったりと、蛇行歩行で倍ほど時間をかけてお宿に到着。 ↑水栓金具もイチイチ素敵っ。将来、自分の家を建てたなら、混合水栓じゃなくて不便だけど、敢えてこういうのつけたいな〜♪とまた妄想。 →部屋の扉と建物入口外扉＆中扉の3つの鍵がついた鍵束は、滞在中ずっと自分で持ち歩いてOK。荷物を置いたり何かと出入りが多い私には非常に助かります。 総合的には非常に満足したお宿でしたが、短所もいくつか・・。 夜中、すごく寒かったのです。。イタリアの暖房器、リスカルダメント（写真右上）も巨大なのが設置されてはいましたが、建物全体でオンオフが管理されているので、肝心の夜には勝手に消えて、天井の高さと部屋の広さがここでアダに・・・。予備の毛布かぶって震えてました・・（苦笑）。暖かい時期は宿泊料金が高いので、悩ましいところです。 あとは、救急車が頻繁に前の通りを走ってうるさかったとか、人通りも多いのでバルコニーにもなかなか出づらい、とか。。。 でも、オススメ！(笑)