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<08/ottobre (10月)/2016> a Firenze <2016年10月8日(土)>


2時間半完全に落ちて、目覚ましですっきり起床!
朝食取って、郵便局に行って発送も完了!

←フィレンツェに向かうまで少し時間があるので、しばしお散歩タイム。
ダンテ通りをまっすぐ歩いてスフォルツァ城まで行ってみます。
EXPOが終わって既に1年。EXPOゲートはちょっと所在ない感じでまだそのまま。。。
でも、11月には跡形もなく壊されてしまったそうです。。


→朝陽を受けて、フィラレーテの塔も更に美しく輝いています。


←お城を囲むお堀沿いの道にはジョガーがたくさん!ちょうど明日日曜日、ミラノ市内で5kmと10kmのランイベントがあるようで、その練習を兼ねてる人も多いのかも。
一緒に走りたいな〜〜

→広大な中庭も朝のお散歩にもってこいの気持ちよさ。




↑ホテルに戻る前に、ミラノで美味しいナポリカッフェが飲める!と昨夜A子ちゃんが教えてくれたバールが、ホテルの近所にあるというので寄ってみました。
ナポリといえば、カメラ事件がまだ少々トラウマですが、老舗バールのガンブリヌスのカッフェは確かに濃厚で美味しかったなぁ...と懐かしさも胸にお店へ。
メニューの1番上の「”NOSTRO” ESPRESSO(ウチのエスプレッソ)・1ユーロ」を注文。特徴は、最初からお砂糖が入ってること。既に底にどろっと溜まったお砂糖をよくかき混ぜて・・・ ん〜〜濃い濃い中にもほどよい甘さが美味しい!気に入った!

CAFFE` NAPOLI
Largo la Foppa 1(メトロMOSCOVA駅そば) 他にも5店舗あり。
http://caffenapoli.com/ (音が出ます)

←予定通り、10時20分発のフレッチャロッサに乗って、いざフィレンツェへ。昨日切符を買いに行ったら、いつもの3番目のクラスのプレミアム席が満席で、仕方なく10ユーロお高い1つ上のビジネス席を取ったのですが、ごくごく普通の車両、しかもプレミアム以下な感じでちょっと損した気分(-。-;
でも、ワゴンサービスはちゃんと来ました。朝からプロセッコ(^^;


予定通り12時フィレンツェSMN駅到着。
ガーン・・けっこうしっかりな雨じゃーないですか。。。

→去年から3度目の利用となるローマ通りのB&Bです。
シニョーラも変わらずお元気そうでほっ。

今回は最初の時に滞在したお部屋でした。清潔で気持ちがいいのも変わりません。

B&B Magnifico Messere  
Via Roma,1
Booking.comで予約して1泊112ユーロ




ざっと荷物を整理したあと、まずは腹ごなしに出かけるとします。
雨は小降りになったけど、ミラノよりけっこう肌寒い・・。先日まで日本の残暑が暑すぎてウールなんて見るのも嫌で、今回薄着しか持ってきてないんだけど、、だいじょぶかしら(^^;

↑ランチは今回こちらに行ってみました。在住者の方々のあいだでも人気のパニーノ屋さん、”イーノ”。
一見、パニーノ屋さんに見えなくて、何度も通り過ぎてやっと見つけました。既に入口扉の中は人がひしめき合ってる・・・
混んでる上に、1人1人丁寧に対応されてるのでなかなか時間がかかりますが、美味しいもののためには我慢です。
やっと私の番!黒板に書かれたたっくさんのメニューの中から”sere”という名のパニーノ(8ユーロ)をチョイス。内容は、プラート産モルタデッラと、チーメ・ディ・ラパという菜の花みたいな野菜。

店内のカウンター席がちょうど空いて、待つこと10分くらい?購入時に自分の名前を言っておくので、出来上がったら読んでくれます。「ヨ〜コ〜!」
手のひらいっぱいサイズでけっこう大きめです。菜の花みたいな野菜はくったくたに塩ゆでされてて旨い!パンも旨い!
1個1,000円近くと少しお高めですが、かなり食べごたえあり。オーダースペースの奥にテーブル席もいくつかあるので、ゆっくり食べることも可能です。

  ’ino
  Via dei Georgofili, 3r/7r(ウッフィツィ美術館の1本西の路地)
  月曜お休み 11:00〜17:00

←ストロッツィ宮の前を通ってぎょぎょっ!なんだこりゃ!?

9月から来年の1月まで、アイ・ウェイ・ウェイという中国の現代アーティストの展覧会がここで開催されていて、この窓のアーチに沿う形で並べられた赤いゴムボートは彼のインスタレーションのようです。
ヨーロッパ全体にとっても深刻な、移民問題をイメージさせているとか。。



↑今回も、たくさんのお買い物代行のリクエストをいただきました。
こちらはほんのごく一部ですが。。。おなじみサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局や、今年銀座に期間限定出店したという、ミシン刺繍で人気のリカミ・ヴェロニカ、こちらも日本上陸を果たした老舗の歯磨き粉ブランド・マルヴィス(この紫のジャスミンが特に人気)に、フィレンツェにこんな老舗の紅茶屋さんがあるなんて知らなかった、ラ・ヴィア・デル・テ・・・・・。
毎回、私も楽しくご依頼を遂行させていただいています。買い付けだけでは知りえない世界も垣間見たりできるし、何より、日頃イタリアに行けないお客様に代わってその時欲しいモノをお届けできる、ということで大層お喜びいただけて・・・。
なのですが、色々と検討した結果、今回でお買い物代行の受付けは終了させていただくことに致しました。思いのほかリクエストの件数も多くなり、パワー的に厳しくなってきたから、というのが主な理由。
今までたくさんのリクエストをいただき、本当にありがとうございました!

→さて、夕食です。

去年3月にフィレンツェでの3度の夕食を共にした京都のご夫妻が、また私の日程に合わせておいでになりました(笑)。好きですね〜〜

まず、今夜の舞台に選んだのはコチラ。
1度ランチに入って(もう7年も前!)夜も来たいと思っていたCAMBI。
予約をして19時半に入ったら、広い店内は既に満席!珍しく夜は18時から開いているようです。




↑前菜に、生ハムとオーリオ漬けのポルチーニを少し、あと、トスカーナの冬の名物伝統料理、大好きなリボッリータをチョイス。リボッリータを初めて口にするご夫妻、この素朴な旨みをいたくお気に召された様子。トリッパ同様お店によって色味、中身が少しずつ違うこの一品ですが、ここのはより黒キャベツが効いていて味もしっかり目で私も好みでした。
そして、もちろんビステッカ!3人で1kgちょっとの大きさです。足りないかと思いきや、すんごく肉々しくて噛みごたえありでけっこうガツンと来ます。写真にはないけど、付け合わせにほうれん草のソテーも頼み、これがまた甘くて美味しくて、奥様がかなり気に入り、帰国後早速再現して作ったそうです。日本のほうれん草でも大丈夫!とのこと。
更に、ドルチェも各々で。カタラーナとアップルパイ、ピスタチオ(と何だったか忘れた)のジェラートです。ジェラート、多すぎだってば・・。でもどれも美味しいぃぃ・・・。ぺろっと完食。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ1本とお水とで締めて3人で158ユーロ(約19,000円)なり!Hさんご馳走様でした〜!

All'Antico Ristoro Di Cambi  
  Via S. Onofrio, 1R (ヴェスプッチ橋を渡ってすぐ)
  日曜休み 12:00〜14:30、18:00〜22:30
  http://www.anticoristorodicambi.it/

タクシーで、ご夫妻の宿泊ホテル、バリオーニへ。
老舗の4ツ星ホテルで駅前にあって立地も非常によく、ドゥオーモがかなり間近に見える最上階のダイニングルームでは朝食から夜のバー使いまでできて、特にご年配層に人気のようです。でも、ご夫妻は、去年泊まったロロロッジョの方がお好きだそうで。

←歩いて我が宿へ。
漆黒の闇に浮かぶドゥオーモ群。いつ見ても惚れ惚れします。

明日もフィレンツェ!