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<15/settembre(9月)/2018> a Milano <2018年9月15日(土)>


←今日は、雑貨の国際見本市HOMI MILANO(オミミラノ)ヘ参ります。
地下鉄の駅には大体このようなエディーコラ(新聞雑誌や雑貨やドリンク、軽食などを売る売店)があって、切符を買うときはこちらを利用します。もちろん、自販機も何台かありますが、こっちの方が早いし、おつりが出ないのが怖いww

ちなみに、ミラノの地下鉄の現時点での料金は、1回券1.5ユーロ、24時間券4.5ユーロで、1日何度も乗り降りする私はいつも24時間券を買います。
ただし、展示会場があるRHO-FIERAは均一料金を超える場所にあるため、1回券2.5ユーロ、往復5ユーロ、24時間券7ユーロとなります。


→会場到着〜〜
以前はマチェフという名前だったこの展示会。名前が変わってからも1月と9月の年2回の開催は変わらず。
取引先への顔出しと、新しい商材を探しのために2〜3年に1度の割合で訪れてはいるものの、出展数も年々減り、アニマータ的にビビっとくる商材も年々減り、雑貨業界も我が社も益々厳しい昨今です・・

←いつものように、関連商材のパビリオンを端から順に回っていきます。


→とても懐かしい再会があって、オーナーデザイナー(多分80歳超えてるかも・・)もお元気で、ついつい大量発注を・・^^;
どうか売れますように!

←もう10年以上のお付き合いになる、ウンブリア州陶器メーカー、ヌォーヴァ・チェル社の若き社長、ステファノ氏。
毎回、日本に行きたい日本に行きたいとおっしゃってますが、中小企業の社長さんはなかなか時間が取れませぬ。
「んじゃ年金生活になったらね」と言ったら、「NO〜〜〜」と泣きが入ってました(笑)


→日本の企業の出展数も回を追うごとに増えている気がします。
こちらは京都のハンドクラフトの会社さん。
もう随分前からジャポネブームだし、生粋の日本人の手によって、和の文化を正しく広めていって欲しいものです。


←2時半頃やっとお昼ご飯にありつく。。
会場には内外含めてたっくさんのバールやカフェがあるので食いっぱぐれることはありません。
なんてことないコトレッタのパニーノも、なにげに旨い!
まだ仕事中ですが、ビールでエネチャージ(笑)

明日も展示会なので早めに退散して、宿に戻って着替えて今度はナヴィリオ地区へと向かいます。
→地下鉄のサンタゴスティーノ駅を降りて、毎週火曜と土曜に立つパピニアーノの市(Via Papiniano)へ。
こちらも、日用品やら衣類、靴など庶民の味方的な安さと品質の良さが人気のメルカートです。


←どれでも6ユーロ(800円ほど)で吊るし売りされてるバッグ達。
一瞬、え?GUCCI!?とガン見したら、やっぱり似ても似つかぬモノでしたww


→今回の戦利品♪こちらも6ユーロなり♪
800円とは思えないほどけっこうしっかりしていて、しかもほどよくキラキラで上品♪
来夏がとっても楽しみです。



↑このゾーンへ来た目的はコチラ。”TENOHA Milano(テノハ ミラノ)”
東京は代官山にある商業複合施設、”TENOHA代官山”の海外初店舗として今年4月にオープンしたばかり。あるテレビ番組で見かけて、ちょうど9月に行くから時間があれば寄ろうと思っていたら、京都のイタリア語スクールの元担当の先生がここに勤めているということで、久しぶりに会いたくてもちろん必須事項となりました。
ショップは、ポルタ・ジェノヴァ駅から続くヴィジェーヴァノ通り沿いにあります。
  TENOHA Milano
   Via Vigevano 18
   毎日10:30〜20:30




↑元製紙工場だったそうで、セレクトショップ、カフェ、レストラン、イベントスペース、シェアオフィスなどとにかく広くて天井も高くて明るい空間を、ぜいたくに使用。ショップの商品は、メインはもちろん「和」。日本語ラベルもそのままで、一瞬日本にワープしたような錯覚に陥ります。
1年ぶりに再会した先生の、元気で楽しそうに仕事をこなす姿を見てほっとしながら、お店を後にしました。その時のブログの記事はコチラ>>


←さてと、6時前か。。。
そうだ、確かまだ入れるはず!と3日前にジョグ中に出くわした例の鉄塔のことを思い出し、いざ!


→6時20分頃塔の前に着き、入場受付をしていると、ちょうど団体さんがエレベーターからぞろぞろ降りてきて、私はなんと1人っきり〜 で貸切り状態♪
この場合、てっぺんまで案内してくれるのは女性スタッフなので安心です。

TORRE BRANCA
↑営業時期と時間はこちらで見られます。入場料は5ユーロ

←一気にてっぺんまで移動。エレベーターから降りるとこんな感じで、ちゃんと建物で囲まれているので高所恐怖症の人でも大丈夫ぃ(^^)v

ブログで、なんて無骨な外観でしょって書いたけど、これをデザインしたのってかの有名家具デザイナーで建築家でもあるジオ・ポンティ氏なんですって。まぁ、失礼いたしましたm(__)m
ちなみに、高さは108mで、ドゥオーモの高さを超えないように建てられたとか。(ドゥオーモも108m)


→まず、南東側にはスフォルツェスコ城の全貌が!
森とお城だけを見ていると、まさにヨーロッパのおとぎ話さながらの風景。


←その反対側の北西側には、19世紀初頭に建てられた平和の門のある広場が。
ナポレオン皇帝の勝利を祝って着工されたので(当時は勝利の門という名前)、同時期に建てられたパリの小さい方の凱旋門に酷似しているそうな。(エトワールの方しか見たことない・・)


→そこから少し東に移動して。。
ポルタ・ヌオーヴァ地区の高層ビル群に、手前の、こちらもナポレオン時代に建てられた円形劇場・アレーナとの、まさに時代を超えた1ショットが望めます。


←案内してくれた女性が、あのビルは日本人建築家が設計したのよと教えてくれました。
「へ〜、イソザキアラタ?」と適当に言ってみたら、「Si si!」って(笑)。全然知らなんだ。
トレトッリ(tre torri・三つの塔)という再開発地区だそうです。


→15分ほど展望を楽しみ、ブランカの塔を後にします。
センピオーネ公園を横切る形で宿に向かう途中、多くの人たちが思い思いの過ごし方で楽しんでいる姿をほほえましく見ていました。
お天気のいい土曜日の午後、緑は多いし車道から離れてるので空気もきれい。私もこの辺りなら住みたい!


←ランイベントもやってました〜
この後ほどなく、どどどーっとランナーが一気にゴール。ゆる〜くてみんな楽しそう♪


7時半頃、宿を出て、さて夕食はどうしよっかな〜とガリバルディ通りに向かって歩いていると、先日、夫の知り合いがおススメリストランテに挙げてくれてた”マタレル”が偶然目に入った!

→既に予約でいっぱいだったようですが、8時半までならOKとのこと。ラッキ〜!
とても品のある、それでいて堅苦しくないクラシックな店内。期待も高まります。






↑前菜の、イワシのカルピオーネ(イタリア版南蛮漬け)がブォニッシモ!!玉ねぎたっぷりなのもうれしい♪ プリモの”マタレル風”トルテッローニもオッティモ(最高)だったなぁ.....野菜と牛肉を煮込んだ詰め物が濃厚で甘み旨みたっぷりでした。まぁまぁお腹いっぱいだけど、ドルチェも絶対美味しいはず、とあんずのタルトをいただきました。これも大正解!至福の1時間だった〜〜
赤ワインハーフボトルにお水で締めて57ユーロ(約7,500円)なり。ちょっと贅沢なチェーナだわネww

AL MATAREL
Corso Garibaldi,75 -Via L.S.Mantegazza,2
tel: 02.654204 火曜ランチと水曜ランチがお休み

カメリエーレも感じよくて、家族連れも多く、とても居心地のいいお店でした。


←やっと夕涼み的ないい気温に。
今夜は祭りか何か?と思うほど、夜のガリバルディ通りは大賑わい。
ここに面したアパートメントに住む住民には迷惑だろうなぁ。。^^;