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Benvenuti alla lezione d'italiano di zio!! Vol.2 「BARネタ編」(2000/07/10) <バックナンバー>

お待ちかねの第二回目は、ある意味イタリアの生活を陰ながら支えている” BAR ” (バール)での会話にスポットを当ててみましょう。
イタリアの町を歩けば必ず目にするこの” BAR ”。眠気覚ましのエスプレッソや小腹を満足させるパニーノ、渇い たのどを潤すビールや食後のジェラート、もよおしてしまったときのトイレと、地元のイタリア人だけでなく観光客にとっても強〜い見方になってくれる” BAR ”を、ぜひ上手に楽しく使いこなしましょう!

” Caffe “(カッフェ/コーヒー)
イタリアのコーヒーと言えば、濃厚な” Espresso ”(エスプレッソ)。この単語の本来の意味は「早い」って意味なんですけど、たとえば特急列車や速達もみんな” Espresso ” です。インスタントコーヒーに比べたらそんなに早くないけど、サイフォンやらなんやらでコーヒーを作るのに比べたら、まあ早いですよね。少ないから「あっという間に飲めちゃう」というところから来たわけではないと思いますよ。

”Mi da un caffe“(ミ ダ ウン カッフェ/コーヒーを一杯ください)
注文するときはこう言えばOKです。「” Espresso ”じゃないの?」と思われるかもしれませんが、イタリアでは” Caffe ”イコール” Espresso ”と覚えておきましょう。 バールに颯爽と入ってゆき、” Bongiorno, mi da un caffe ”(ブオンジョルノ、ミ  ダ ウン カッフェ/こんにちは、コーヒーを一杯ください)と言えば、Barista(バリスタ/バールの店員さん)がさっと” Espresso ”をだしてくれます。 バールで注文できる飲みものは沢山あるので、ここではコーヒー関連の飲み物をいくつか挙げますので、上の文章の” un caffe ”と入れ替えるだけで注文できます。

”un cappuccino / cappuccio“(ウン カップッチーノ/カップッチョ)
みなさんご存じのカプチーノです。カップッチョはカプチーノの愛称とでも言いますか、俗語といいますか、そんな感じです。私はいつも” Un cappuccio, per favore ”(ウン  カップッチョ、ペルファヴォーレ/カプチーノください)と言って注文します。
”un caffe macchiato“(ウン カッフェ マッキアート)
” macchiato ”とは 「染みの付いた」というような意味なんです。「染みつきコーヒー?」そうです。ミルクの染み付きのエスプレッソのことです。エスプレッソに少量のミルクを垂らしたものなんです。エスプレッソだけだとちょいと刺激が....という方にはお勧めです。 が、コーヒーにうるさいナポリなどでそれを頼むと” Assassino! ”(アッサッスィー ノ/人殺し:この場合はコー
ヒー殺し)と言われてしまうかも。

”un caffellatte“(ウン カッフェッラッテ)
これも日本で定着してますよね。” latte ”は「牛乳」ですので、ズバリコーヒー牛乳。では、カプチーノとカフェラッテの違いはどこかご存じ?私も正確にはわからないんですが、経験から言うと決定的な違いは二つ。まず出てくる入れ物が違う。カプチーノはカップで、カフェラッテはガラスのコップで出てきます。もう一つの違いは” schiuma “(スキューマ/泡)の量。カプチーノは泡たっぷりだけど、カフェラッテは少々控えめ。もしその他にも違いを知っている方は、私宛にご連絡ください。

” un latte macchiato“(ウン ラッテ マッキアート)
.先ほど出てきた” caffe macchiato ”を覚えてますね。ラッテは牛乳ですから「染みつき牛乳」。ということは、そうです、ホットミルクにエスプレッソを垂らしたものです。 「えっ、じゃあカフェラッテとラッテ・マッキアートの違いは?」うーん。それはですね、コーヒーを入れる順番なんじゃないかな、と私は踏んでいます。カフェラッテはコーヒーが先、ラッテ・マッキアートはコーヒーが後なんじゃないでしょうか。一応そういうことにしておきましょう。

” un caffe shakerato“(ウン カッフェ シェケラート)
これをご存じの方は、かなりのイタリア事情通とみました。夏の暑い時期、熱くて濃いエスプレッソを飲むのも汗が引いて良い、と私の友人は言っていましたが、やはり冷たいコーヒーで喉元から冷気を感じたいのが人情ってものです。カフェ・シェケラートとは「氷を入れたシェイカーにエスプレッソを入れてシェイクした」コーヒーのことなんです。” shakerato ”(シェケラート/振った、撹拌した)は英語の” shake ”(シェイク)をイタリア語化したものなんですね。面白いですよね。
夏にイタ リアへ行かれる方、是非おためしあれ。