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Benvenuti alla lezione d'italiano di zio!! Vol.16 「気になるイタリアHP情報 VOL.2」                                       (2001/03/19) <バックナンバー>

" Ciao tutti! "(チャオ トゥッティ/やあみんな!)
" Avete visitato il sito ufficiale di Barilla? "
(アヴェーテ ヴィズィタート イル スィート ウッフィチャーレ ディ バリッラ/みんなはバリッラのサイトを見てくれたかな?)
" Avete gia provato alcune ricette? "
(アヴェーテ ジャ プロヴァート アルクーネ リチェッテ/いくつかレシピを試してみましたか?)

『zioの気になるイタリアHP情報・その2』は、ちょっとマニアックな路線でお送りします。(2回目で早くもネタ切れの様子.....)

イタリアが大好きで、イタリア語を勉強しているみなさんのように、イタリアにも日本が大好きで日本語を勉強しているイタリア人が沢山います。そんなイタリア人がオンライン上で様々な情報や意見を交換し合う場を、今回はみなさんに紹介します。

このサイトは、いわゆるニュースグループ(以下NG)と呼ばれるもので、凝ったページ構成とか画像とかは皆無です。文字、文字、文字のオンパレード。参加者が思い思いのネタをメールで送信し、それに対して他の参加者がコメントするというものです。だから、基本的なシステムは掲示板とかBBSなんかと同じですね。

さて、このNG、「メールゲイト」というもので、今回みなさんに紹介する日本語関係NG以外にも、文化、芸術、コンピューター、経済、教育等々、数多くの分野に関するNGがあります。 前置きはここまで。それではさっそく日本語NGへジャンプしてみましょう。
URL:http://www.mailgate.it/it/it.cultura.linguistica.giapponese/index.html

本当にイタリア語ばっかりでびっくりしたでしょ。 でも、ここでひるんではダメです。楽しく語学を修得することも大切ですが、時には黙々と淡々と勉強することも必要なんです。と、脅してみましたが、そんなに心配しないでください。一見難しそうな雰囲気が漂うホームページですが、ここに送られてくるメッセージの内容や使われているイタリア語は、ごくごく日常会話レベルのものです。分からない単語に出会ったら辞書で調べればOK。その作業さえ面倒臭さがらなければ、楽勝でメッセージの内容を理解できます(でもちょっと心配)。
まあ、初級から中級レベルの語学力と人一倍の想像力があれば、十分楽しめる内容だと思いますよ。

今現在みなさんが見ているページがメインページです。ここには、メッセージのタイトルとメッセージを送信した人のハンドルネーム(ペンネームみたいなもの)がずらっと並んでいます。これらのメッセージは、新しい順に上から並べられています。古いメッセージは一番下のものから順番に消去されていきます。

ところで、みなさんは気づいたでしょうか?日本語の単語をバンドルネームにしている人が結構いるんですよ。例えば、" Hiraga Gennai (平賀源内)"とか" SATORI (悟り)"とか" Nibunnoichi (二分の一)"など。「どうして?」って思ったりもするのですが、こういうものは使っている本人にしか分からないこだわりがあったりするので、まあ、突っ込まないことにしましょう。
次のステップです。まず、タイトルを読んでみましょう。気になるタイトルが見つかったら、そのタイトルをクリック。するとメッセージ画面に飛びます。メッセージを読み終えたら、ブラウザの「戻る」ボタンでメインページへ戻り、次のメッセージを検索する。作業はこの繰り返しです。前回のバリッラHPのように、ページの構造は複雑じゃありません。しかし、ここからが大変なんですけどね......ビジュアルの手助けがないのですよ。

ではここで、この一見無味乾燥なホームページの楽しみ方の一例を、みなさんに紹介したいと思います。といいつつ、私がどのように利用しているか、ということだけなんですけどね!

まず、第一の基本は「のぞき見」です。イタリア人が日本という国や日本人、そして日本語に対してどのような考えをもっているのか、そしてどの程度知っているのか、を「興味本位」でのぞき見してやろう、というもの。

例えば、イタリア人男性による「日本人女性論」。このNGに参加している常連達の多くは、日本人と結婚していたり、日本人の彼女がいたりするんですよ。そんな彼らが日常から得た感想や、マスメディアを通して得た情報を書いてくるのですが、それがなかなか面白い。素朴な疑問あり、かなり曲がった意見あり、とんでもない思い違いありなんです。でも、彼らにほぼ共通している意見は、「イタリア人男性は日本人女性にモテる」というものなんですけどね。さすがイタリア人!って感じでしょ?

それから、常連同士のバトルも面白いですね。どちらがより正確な情報を得ているか、つまりどちらがより日本通かってことが原因で、ネット上のバトルが繰り広げられます。それも、日本人の私からみれば、どちらの意見も間違っていることも多々あるんですよ。まあ、他人の喧嘩ほど見ていて楽しいものはありませんから、やらしておいてあげましょう。

その他の楽しみ方と言えば、何と言っても友達探し! 直接このNGにメル友募集の告知を出してみてもいいし、メッセージを読みながら気に入った人にメールを出してもいいでしょう。ちなみに、個人宛のメッセージはNGに送らず、直接個人宛に送るようにしましょう。個人のメールアドレスを公開している人ばかりなので、送っても問題ないと思います。 で、もしメル友になりたいと思う人をみつけたら、下にある文面のメールを送ってみましょう。きっと快く承諾してくれるかも。ただし、日本や日本語に関する相手からの質問にもきちんと責任持って答えてあげてくださいね。これもれっきとした国際交流なのです
から。

Caro ×××
Ho trovato il tuo indrizzo di e-mail per caso mentre leggevo il NG.
E' molto interessante leggere le tue opinioni su Giappone.
Mi chiamo ○○○. Sto studiando l'italiano in Giappone. Si, sono una giapponese di Tokyo.
Ho una proposta. Se ti va bene mi piacerebbe fare lo scambio dell'e-mail con te.
Cosi possiamo, entranbi , approfondire la conoscenza della lingua.
Mi pare che sia molto utile per noi due. Non ti sembra cosi ? Comunque aspetto la tua risposta.

Distinti Saluti

内容は自分で調べること。もし間違いがあったら自分で訂正すること(笑)。

というわけで、今回はこれにて終了です。 ぜひ、このNGを根気よく読んでみてください。きっとイタリア語上達に一役買ってくれるに違いません。Mi raccomando ragazzi!(ミ ラッコマンド ラガッツィ/頼んだよ、みんな!)

ここでみなさまにお知らせがあります。 今回で16回目になる「プチイタリア語講座」ですが、次回から内容を変更します。実は、私Zioが、再びイタリアに住むことになりました。場所はボローニャです。ということで、みなさんにより楽しくイタリア語を学んでもらうために、私のイタリア生活レポートを中心にこれからお送りしたいと思います。
みなさん、お楽しみに!

" Tante cose buone a tutti "
(タンテ コーゼ ブオーネ ア トゥッティ/みなさんに良いことが沢山ありますように)
amore e pace
zio