旅日記(オススメレストランやホテル情報もあり) 今月のお土産プレゼント 店主のつぶやきBlog 店主のひとりごと イタリア語のお勉強中の方へ ミラノ情報・2003年〜2005年 美味しいレシピ満載です! リンク集 フィレンツェのホームステイをご紹介しています お買い物代行承ります 翻訳サービスはじめました 直接商品をご覧いただけます
 
HOME > イタリア語講座
 
 
《 zio の La piccante vita 》 -PRIMO-(2001/05/15)      <バックナンバー>

Signore, Signori e cari amici navigatori, allegria!!
(シニョーレ、シニョーリ エ カーリ アミーチ ナヴィガトーリ、アッレグリーア!
/紳士淑女、そして親愛なるネットサーファーのみなさん、さあ陽気に行きましょう!)

 最近になってアニマータHPを見始めたみなさん、初めまして。
以前から《 zioのプチイタリア語講座 》をご覧のみなさん、お久しぶりです。zioが再びアニマータに戻ってまいりました。
 前回の《講座》でも告知したとおり、今回からはタイトルと内容を一新し、イタリアのボローニャから生のイタリア情報をお届けします。

 新しいタイトルは《 zio の La piccante vita 》。このタイトルは、イタリア映画の巨匠フェデリコ・フェッリーニ監督の作品La dolce vita=i甘い生活)からパクらせていただきました。
意味は『刺激的な生活』、とでも言っておきましょうか。
イタリアを愛して止まない一人の日本人が、イタリアで暮らしてゆく中で出会う数々のpiccante≠ネ出来事を、イタリアを愛して止まない日本のみなさまにお伝えしたい、と思ってこのタイトルを付けました。

 気になる内容ですが、イタリア現地情報(ほとんどボローニャですが)あり、zioの私生活暴露あり、"piccante≠ネ友好録あり、もちろんワインポイントイタリア語講座もありと盛りだくさんです。また、みなさんからのリクエストなどもお待ちしておりますので、「○○はどうなっているの?」とか「××はどうすればいいの」などの疑問質問がありましたら、お気軽にzio宛にメールしてください。
                             ※

 さて記念すべき第一回は、これからみなさまと長いお付き合いになるかもしれない私zioの自己紹介を兼ねて、zioの私生活をちょっぴりご紹介します。

 イタリア生活通算7年目となる私zioですが、現在は『とある事情』によりイタリア中北部の大都市(といってもたかがしれている)ボローニャに住んでおります。以前ボローニャ大学に通っていたせいもあり、ボローニャはなじみ深い街でもあります。  

 イタリアに住む上で、外国人がもっとも苦労すること。それは、たぶん家探しでしょう。幸い、私の場合は『とある事情』の関係で用意されており、探す手間は省けましたが、学生時代は条件に合う部屋を探すのがとにかく大変で、あまりの大変さに手に入る部屋に自分を合わせていたほどです。

 そんな昔話はさておき、今私が住んでいる部屋はボローニャの中央駅から徒歩1分という立地条件。日本的に考えると『駅から徒歩一分!最高のロケーションだわ!!』となるのでしょうが、イタリアではさもありなんです。なぜなら、日本のように駅を中心に街が発展しているのではなく、主に旧市街のドゥオーモが街の中心になっている場合が多いからです。でも、ボローニャやフィレンツェは、中央駅と旧市街が隣接しているので、まあ便利なんですけどね!

 さて、私が住んでいる部屋は俗に言うappartamento=iアッパルタメント/マンション)。イタリアのマンションは世帯向けの間取りが多く、私が住むappartamento≠烽サの例に漏れません。間取りは寝室が3部屋にキッチンダイニングとバスルームがついたもの。なので、必然的に『誰か』と部屋をシェアしています。私のcoinquilino=iコインクイリーノ/同居人)は、私を含めて全部で3人。みんな『とある事情』に関わっている日本人です。

   
▲キッチン                      ▲日本の漫画本たち
 イタリアで日本人と一緒に住むのは、自分の家族と住んでいたときを除けば今回が初めて。家での会話はもちろん日本語。廊下に並ぶ蔵書(?)もほとんど日本のもの。家の中にいると本当にイタリアで暮らしているのか自信がなくなる、というとてもヘンテコリンな環境です。ですので、イタリア語を勉強するためにイタリアへ来る人には、こういった生活はお勧めしませんよ。でも、楽と言えば楽なんですけどね。

 そんな環境で暮らしながらも、私の部屋はちょっと外国風(?)。家具はほとんどすべて『IKEA/イケア』で購入したものばかり。『IKEA』って知ってます?スウェーデンに本社があって、自分で組み立てるシンプルでちょっとおしゃれでその割に安い家具屋さんです。たぶん日本にもあるんじゃないかな?ちょっと前まで、スウェーデン製家具でインテリアをコーディネートするのが流行ってた次期があったじゃないですか。あれの担い手が、この『IKEA』だったんですね。そういえば、デビット・フィンチャー監督の映画『ファイティング・クラブ』の始めのシーンに、主人公のエドワード・ノートンが「『IKEA』で家具をそろえたなんたらかんたら」という台詞がありましたよね。

   
▲私の部屋                     ▲窓からの風景
 
というわけで、これから月に数回送られるイタリア情報は、まさにこの場所から発信されます。みなさんに喜んでもらえるような情報を送れるかどうかわかりませんが、どうかanimataにお立ち寄りの際は、このページ《zioのLa piccante vita》も覗いてやってくださいまし。


Una frase piccante d'oggi
(ウーナ フラーゼ ピッカンテ ドッジ/今日のピッカンテなワンフレーズ)

Elezione del Senato della Repubblica
(エレツィオーネ デル セナート デッラ レプッブリカ/共和国上院議員選挙)

5月13日(日曜日)は、上院選挙の投票日。街は朝から人気がなくひっそりとしています。みんな投票に行っているのでしょう。イタリアは老いも若きも政治に関心が高い国として有名です。私の友達も、住民登録しているトリーノの実家まで前日の夜に帰ってしまいました。まあ、私のような外国人にとってはあまり関係のない出来事ですが、できることなら外国人にも過ごしやすい国造りをする政党に勝ってもらいたいです。