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<緊急ニュース!これからミラノに行く方は気を付けて!> (2003/11/18)   <バックナンバー>

突然ですが、ここ最近、地元市民の間で危険と騒がれている地域が出てきましたのでお知らせします。
場所は、ミラノ中央駅付近から地下鉄の黄色線、LINEA3のREPUBBLICA駅周辺と、緑色線、LINEA2のGIOIA周辺。以前から、夜の中央駅付近は決して安全とは言えないと言われてきましたが、その範囲が少し拡大したと思ってください。
状況としては、この付近にある「廃墟化」したアパートメントに、いわゆるジプシーと呼ばれる人々が何人も住み始め、突然雰囲気が変わってしまったそうです。電気も水道も本来ならば通っていない廃墟に住み始めているため、辺りには異臭が漂っているそうです。夜は小さな暗い明かりがアパートの中で点々としていて、見るからに不気味な雰囲気だそうです。
今、ミラノは夕方17時を過ぎると、暗くなります。この地域はオフィス街で、残業をあまりしないこの国では、夜になると電気が消えているビルがたくさんあり、昼間とは様変わりする暗い歩道がいくつもあります。最近では、夜になると徘徊している人が増えたり、寝そべっている怖い人々が何人もいるそうです。
知人のイタリア人男性はこの辺りで仕事帰りに襲われ、暴力をふるわれた上にかばんを取られてしまったそうです。被害者は、外国人や男女に関係なく無差別に狙われているようです。今はCARABINIERI(特殊警察隊)が巡回しているそうですが、それだけ危険な地域と認識されているということになるでしょう。
大きなホテルやガイドブックに紹介されているような有名レストランも近辺には多く、また、中央駅が近いこともあって、観光客やビジネスマンにとって比較的行動しやすい地域に当たると思います。ですが、これからミラノ滞在を予定されている方は十分気をつけて行動していただけたらと思います。
暗くなってからの一人歩きは危険です。
夜出かける場合は、「ドア TO ドア」で行動できるタクシーの利用をお薦めします。

*その後のご報告: その後、警察からの「強制撤去命令」により、廃墟に住んでいたジプシーたちはすべて追放され、
今現在は全くの空家となり、きれいになったそうです。
安全が確実に確保された、とは言い切れませんが去年の秋頃に比べたら、雰囲気も良くなったことを加筆しておきます。(2004年6月20日)