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<イタリアのお正月料理> (2004/12/25) <バックナンバー>

イタリアも、すっかりクリスマス&お正月気分で、人々の買い物意欲も高まっています。こちらのクリスマスの過ごし方は、”家族”で食卓を囲み、”家族”で祝います。クリスマスの特別料理というのはあまりないそうですが、強いて言えば鶏肉の丸焼き。日本も同じですよね。あとは、前菜を多く用意して、とにかくひたすら一日中、食べて飲んでゆっくりし、教会へミサを受けにいくそうです。合間に家族でゲームをしたり、プレゼントを見せ合ったり・・・。イタリアのクリスマスは、まさに日本のお正月の雰囲気のようです。 では、イタリアのお正月「capodanno(カポダンノ)」はどんな感じかと言うと、お祝いとして盛りあがるのは1月1日のみです。 食べる料理として有名なのは、豚肉を使った大きなソーセージ「cotechino(コテキーノ)」や豚の足の皮にソーセージを詰めた「zampone(ザンポーネ)」があります。どちらも脂がたっぷりなので、表面にフォークで数カ所穴を開け、弱火でゆっくり2時間ほど茹でます。 それに付け合わせるのが「lenticchie(レンティッキエ)」という豆。日本でも「レンズ豆」として知られています。この豆の丸い形からお金に例えられ、年明けに食べると一年中お金に不自由しない、と言われています。今回はこのレンズ豆の煮方をご紹介します。

材料)6人分
レンズ豆300g、牛すね肉300g、玉ねぎ1個、
セロリ1本、 にんじん1本、 にんにく1〜2片、
月桂樹の葉1〜2枚、パセリ1房、 塩・胡椒適量、トマトぶつ切り、又は缶詰大さじ2程度、
オリーブオイル適量、 水2カップ、

1) レンズ豆が乾燥であれば、前の晩から水につけて戻しておく。
2) 鍋に牛すね肉・玉ねぎ・セロリ・にんじん・にんにく・月桂樹の葉・パセリを丸ごと入れ、2カップほどの水でゆっくり一時間ほど煮る。
3) 2)のスープが出来たら、味をみて塩・胡椒とトマトを足し、レンズ豆をゆっくり煮る。 水分がなくなったところで、オリーブオイルをかけ合わせ出来上がり。
スープを取るのが面倒であれば、固形スープを使っても構いません。 これが、イタリアのいわゆるお正月料理です。 日本のおせち料理に、ぜひ1品加えてみてはいかがですか?

Buon Natale e Felice Anno Nuovo !
どうぞ良いお年を!