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<15/Luglio(7月)/2000> a Milano vol.1 <2000年7月15日>

今日はミラノへ発つ日です。
前々日に中央駅の窓口で、ちゃんと切符も買っておきました。
イタリア国鉄の列車にもいくつか種類があり、新幹線に相当する超特急列車ES(ユーロスター)をはじめ、主要都市間を結ぶ特急列車IC(インターシティ)またはRapido(ラピド)、急行のEX(エスプレッソ)、欧州の各都市を結ぶ国際特急列車EC(ユーロシティ)などなど.....
私はできるだけ早くミラノに着きたかったのでESを予約しました(フィレンツェから約2時間半)。
予約する時は列車の種類から日時、行き先、客車のクラス、禁煙・喫煙等、たくさん言わなければならないのでちょっとドキドキです。
「Un bilietto, Eurostar, Per Milano, Il quindici Luglio, Verso le dieci, Prima classe, Non Fumatore.
(切符を1枚、ユーロスター、ミラノまで、7月15日、10時頃、1等車、禁煙席)」
はァ....羅列もいいとこ。でも、1回で通じました(^.^;
1等車はちょっと高くて贅沢だけど、安心なので。それでも8万500リラ(約4,500円)なのです。東京-大阪間と同距離くらいですから、3分の1ですね...

10時13分発の列車に乗るべく、10時5分前に駅に到着。
出発掲示板で発着ホームを確認します。まだ、空欄です。
ふと、その上を見ると、9時37分発のミラノ行きの急行がまだ出発していない.......
「げげっ」いや〜な予感....もしかして1時間遅れ.....?
ヤキモキして待つこと15分。10時10分にパタパタパタと掲示板に動きが。
どうやらユーロスターは先にちゃんと出発するようです。はぁ、良かった。
10分ほど遅れて出発。優秀な方でしょう。
さすがに1等車は席もゆったりして乗り心地も良く、客層もさほど心配なさそう。でもさすがに、日本ではいつでもどこでも眠れる私も、ちゃんとしっかり起きていました。
だだっ広い平原の景色が多く、気持ちがよいです。
13時過ぎにミラノの中央駅に到着。
ミラノの駅周辺は、アラブ系の人達が大勢うろうろしていて多少危険な感じがするので、いつもキッとした顔でタッタッタッと急ぎ足で通りすぎるようにしています。
今回も、メディオラヌムホテル(詳細はバックナンバー・第1回編をご覧ください)に宿泊しました。
荷物を置いてすぐに、まず、滞在時に1度は必ずチェックする“Esse lunga(エッセ ルンガ)”というスーパーマーケットに行きました。食材・雑貨・ワインなどなど見てるだけで楽しいものであふれています。
そして、その近くのBAR(バール)でランチ。
BARでは、特に食事用のメニューというものがないので「C'e` qualcosa da mangiare? (何か食べるものはありますか?)」と聞いてみます。すると、そこで作れるものを2、3種類あげてくれます。
そこではボロネーゼの手打ちパスタをいただきました。これもまたMolto buono!!(とっても美味しい!!)

それから地下鉄を乗り継いで、私の大好きな場所の1つ、ナヴィリオ地区へ足をのばします。
ちなみにミラノの地下鉄ですが、日中はそんなに恐い感じはしません。ただ、混んだ車両に乗るときは特に気をつけましょう。バッグはしっかり腕で抑えて、スキを一切見せないように。
グリーンのラインのLinea2に乗ってポルタ・ジェノヴァ駅で下車。運河に向けて歩きます。

写真左の運河の片側にずらりと並んでいるのがMercato(メルカート/市場)。
1月に来たときに少し覗いてみたのですが、家具や食器、アクセサリー、古書など、アンティークを中心としたがらくた市のような感じで、とてもおもしろかったです。
とにかく、この辺りはぷらっと散歩をするのに気に入っています。
また、この近くにちょっと場違いな感じさえするモダンなインテリアのお店があり、そこにもよく足を運びます。

“SPAZIO NAVIGLI(スパツィオ ナヴィ−リ)”
天井が高く、広い空間に、自然光とシンプルなインテリアがとても気持ちいい。来る度にテーマカラーやモチーフが違っていて楽しみ。でも値段はけっこう高めです。

また、この近くの小さな雑貨屋さんで見つけたのがヴェネチアングラスのフォトスタンド。
ヴェネチアンもので他にも可愛いのがあったのに、カードが使えず現金の持ち合わせもなく、無念....
そして、気がつくと夕方の5時。
やっぱりあと1日は欲しいかなぁと思いながら、最後の目的地・ドゥーモ周辺へ向かうため、また地下鉄に乗ります。

あともうちょっとなんですが、次で完結に....