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<12/Ottobre(10月)/2000> a Bologna vol.1 <2000年10月12日(木)>

時差ボケにもならず、ちゃんと朝7時半に起床。
天気予報は゛雨"だけど、外は゛晴れ"。Che fortuna!(ケ フォルトゥナ/ラッキー!)
まずは、初めての街・ボローニャの全体像を見なきゃ!と街のシンボルでもある「斜塔」に向かいます。
午前9:00。まだまだ通りは閑散としていて、出勤の人達が足早に駅の方へ歩いていきます。
私はそれに逆行して、インディペンデンツァ通りを南へ下ります。マッジョーレ広場に程近い、大きな交差点でふっと左の方を見ると、そこに「斜塔」はそびえたっています。
12、3世紀頃にかけて教皇派と皇帝派の権力闘争が激しく、その手段のひとつとして塔を建てることが互いの力の見せしめだったらしく、最盛期で200本近くあったそうです。今では60本くらいに減ったそうですが、それを(斜塔以外で)見つけるのが楽しみなんだとzioは言っております。一見分からないんだそうです。結局私は見つけられませんでした。
それらの塔の中で1番有名なのが、これから行く「アシネッリ」と「ガリセンダ」という2つ並んだ塔。

低い方がこの「ガリセンダ」で、ご覧の通りピサの斜塔のごとく傾いてます。(ピサの斜塔の傾き方はもう真っ青になるくらいの迫力ですが.....)

屋上まで上れるのは、このお隣に立ってる高い方の「アシネッリ」。こちらは傾いてないみたいです。
あと、地元の人はこれらの塔を「斜塔」ではなく、単に「due torri(2つの塔)」と呼ぶそうです。
ともかく、アシネッリに足を踏み入れると、入口は暗くて狭くてちょっと心細い。
10段ほど上ると受付があり、5千リラ(約250円)払っていざ498段の階段を上りはじめます。
でも、あまりの暗さに受付の女性に「Non c'e` la luce?(照明はないの?)」って聞くと、「もうちょっと上るとスポットライトがついてるわ!」という返事。ほっと一安心。

木製で、急で、踏み板の奥行きがやたら狭くて、ホント怖かった...
それに日頃の運動不足もたたって、498段はさすがにしんどかった....

しかし、高さ97mからの景色は素晴らしかったです。建物の色のため、景色全体も赤っぽい。
チェントロ(街の中心地)が眼下に一望できます。(ウソかまことかボローニャ大学の学生がこの塔に上ると卒業できなくなるという言い伝えがあるそうな。)ただ、この日は風が強くて、立って見てるのがちょっと怖かったのでした。そしてこの写真たちも必死の思いで撮ったのでした....
下りの階段がまた輪をかけて怖い。高所恐怖症の方にはおすすめしません.....ほんと。

なんとか無事に塔を下りて、来た道を少し戻ると、街の中心・マッジョーレ広場があります。
ここは1日中、地元の人や観光客で賑わっています。
そして、この広場内にこれまたボローニャのシンボル的存在の「ネプチューンの噴水」があります。

←ここにいる精霊の像たちがコチラ→
ガイドブックに、゛ユニークな場所から噴水が出てる"って書いてあったので、楽しみにして近づいていったら、思わず「や〜〜ン」って喜んでしまいました。(*^^*) 右の写真、分かります?

また、広場の正面にはサン・ペトローニオ大聖堂が堂々と鎮座しておられます。なんでも、ローマのサン・ピエトロ大聖堂を超える規模を予定していたそうですが、ヴァチカンからの干渉があって頓挫してしまったそうです。
だから、ほら、正面の壁が途中でほったらかしのまま。
な、なんと...

それから街を一通り歩いてまわり、もちろん商品もチェックして、そろそろお楽しみのPranzo(昼食)!
次回はこのPranzoから。
Ciao! tutti!