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<14/Ottobre(10月)/2000> a Verona <2000年10月14日(土)>

駅からCENTRO(街の中心地)までは1.5kmほどあるのでバスを利用することにします。
まず、駅のTabacchi(たばこやさん、売店)で、”Un bilietto dell'autobus(バスのチケットを1枚)”買います。
出口正面がすぐバス乗り場。観光客らしき人達でやや混んでいます。
11番バスに乗って5分ほどでPiazza Bra(ブラ広場)に到着。


お昼時とあって、ベンチで何やら食べたり、ぽ〜っと日向ぼっこ(お日様は出てませんが)している人たちがあちこちに。
右手に見えるのが円形劇場Arena(アレーナ)。
VERONAのシンボル、アレーナ。
外観は、今にも崩れそうっていうカンジ....
それもそのはず、なんと古代ローマ時代に建設されたんですもの。1世紀にですよ!!。
でも、ここは今も野外オペラの劇場として世界的に有名な場所。夏にはほぼ毎日上演されてるそうな。まだホンモノのオペラは見たことがない私。そろそろデビューしよっかな〜
アレーナをぐるりと裏までまわったところから、一気に新しい雰囲気のマッツィーニ通りが始まります。ブランド店を中心に、ブティック、雑貨、アクセサリーなどの店が両脇に並んでいて、人もいっぱい。6年前に訪れた時よりも、道も広くなってかなりこじゃれたカンジになってました。
ランチはこの一角の小さなカフェで、ポモドーロのトルテリーニとビールをいただきました。 ついでに、ちゃんとトイレも拝借。
この街を語るときに欠かせないのが、シェークスピアの「ロミオとジュリエット」。イタリア語読みで「ロメオとジュリエッタ」。
本当にこの街が舞台になったかどうかは謎らしいのですが、ちゃんと彼らの”家”とか”墓”などが存在しています。

マッツイーニ通りを過ぎて左に賑やかなエルベ広場を見て右に折れ、ほどなく行くと「ジュリエッタの家」があります。 観光客でその小さな庭は満杯状態。
そして、男性に右のお胸をしっかと触られ、はにかんでおられる(いないか)のが、ジュリエッタの像。なんでも、右胸を触ると幸せになるそうですヨ。そのため、右だけピッカピカに光ってました。
←ジュリエッタの家。ちゃんとバルコニーもあります。「お〜ロメオ、あなたはどうして。。。」


  おうちの中に入るには6千リラを払います。4階建てでけっこう広い。バルコニーから中庭を望む。→

この家の真向かいにお土産屋さんがあるのですが、入ってびっくり。この愛の物語にあやかってか、すべてのグッズがハートだらけなのでした。

ジュリエッタの家があれば、当然ロメオのもあります。が、どうしても見つけられませんでした。
崩れそうな外壁と入口があるだけで中には入れないようなんですが.....
割とすぐに諦めて、他へ。(^^ゞ

この小さな街も、一本人通りの少ない道に入るとアンティークやインテリアなどのセンスのいいお店がちらほらと見られます。
しかし、残念なことに昼休み中で4時まで閉店とか、土曜の午後は閉店などが多く、断念、無念....

ブラ広場からほど近いところに、”古い城”という意味のカステルヴェッキオが中世の趣を醸し出して建っています。
VERONAの君主だったスカラ家のお城です。
今は市立美術館として開放されていますが、長い間軍事施設として使われていたそうで、見張り塔や銃を置く小窓などが外壁に並んでいたり、けっこう物々しい雰囲気もあります。
カステルヴェッキオからアディジェ川に伸びた橋、スカリジェロ橋から川を望む。連日の雨でかなり増水しています。
この橋自体、アーチになっていて、向こう側から見るとまたステキです。

駅までず〜っと歩き、予定していた16時41分発の列車に乗ります。
疲れからか、乗った途端に爆睡(一応周りの状況を観察してから)。
18時25分、BOLOGNA駅に到着。

BOLOGNA最後の日ということもあり、その足で、スーパーPAMや気になっていたお店などに寄り、お土産や商品をGET。
土曜の夜だからか、どこも人、人、人。特に学生らしき若い人たちで、インディペンデンツァ通りはお祭りかと思うほどの賑やかさでした。

ディナーは、ホテルのそばのBARで、プロシュート(生ハム)&フォルマッジョ(チーズ)&スピナッチ(ほうれん草)のパニーニを1つ温めてもらって持って帰り、部屋でビールと一緒にいただくという豪華版(どこが)。
でも、これも”ブオーノ”なのです。
最近、このパニーニを温めてもらって食べるのにはまってます。というのも、何も言わないと冷たいままでパンも少し固い。でも、焼くとホットサンドみたく、チーズも溶けて更に美味しい。
ちなみに、”温めて”を言いたい時は、”Puoi riscaldare?(プオイ リスカルダーレ?)”です。

毎日の歩き過ぎで足はワナワナいってます。
あ〜ゆっくりお風呂につかりたい〜〜〜。
明日はミラノに向かいます。

Ciao! Bologna!  Grazie mille!