HOME > 旅日記     バックナンバー ■<14/Ottobre(10月）/2000> a Bologna ＜2000年10月14日（土）＞ 今日も空はご機嫌悪し。 ここ1週間ほど北イタリア全体のお天気が悪く、特にトリノを含むピエモンテ州一体が集中豪雨による水害が深刻だと、連日TVのニュースで報道されていました。 ホテルで朝食をとり、早速駅に出かけます。 今日の午後にVERONA（ヴェローナ）へ行くための切符と、明日のMILANO行きの切符を買うためです。 MILANOまでは、遠いし荷物も多いので、ES（エウロスター／新幹線）を予約。前回、FIRENZEからMILANOまで列車を予約した時は、Prima classe(プリマ　クラッセ／１等車）をとりましたが、今回あえて何も言わないでいると、Seconda classe(セコンダ　クラッセ／２等車）になっていました。 VERONAへの列車はIC（インテルシティ／特急）で１１：２９発。２時間半近く時間があるので、ちょっとブラブラすることに。 まず、zioからオススメされていたパン屋さんを目指します。 左の奥の方に見える細い建物が、２日目Vol.１でご紹介した ゛斜塔"。右手の大きな建物は゛市庁舎"。 中には美術館があります。 駅にほど近いところから、街中のほとんどの歩道には 「ポルティコ」と呼ばれるアーケードが張り巡らされています。 だから、雨でもほとんど傘いらず。 こちらがお目当てのパン屋さん。 一見ブティックのようなおしゃれなウインドウ。 チーズ入りの小さな゛パルミッジャニーニ"など適当に３種類ほど買って、道々少し食べてみると......もうmolto molto buono!! 素朴なんだけど、生地の甘味がほどよくて、柔らかくて。 この近くに住んでいたzioが、毎朝食べていたというのは納得。 　PANETTERIA　"C'ERA UNA VOLTA" 　 Via Frassinago, 21 かなり暗くて分かりにくいのですが、ここは老舗のMERCATO(市場）。DAL1910（1910年から）と出ていました。中は野菜、果物、 魚、 肉、パン、生活雑貨などのお店が所狭しと並んでいて、いろんな匂いがして、美味しそうで、賑やか。 一応ぐる〜っと見てまわるだけの私。へへ.... Ugo Bassi通りにあって、その名も゛UGO　BASSI"。 そろそろ、VERONAへの出発の時間。 駅に着いて、ふと切符を見て気がついた。IC（特急）って、全席指定じゃなかったっけ？ 慌てて窓口に行って切符を出して確認をします。 ゛Non bisogno prenotare il posto?" （席の予約は必要じゃないんですか？） 窓口のお姉さん、チェックして゛Va bene."（大丈夫）と言うので安心してホームへ。 １１：２９発なのに、３５分に列車到着。まぁ、慣れっこ、慣れっこ（＾＾） で、乗りこみました。すると、全部が予約制のコンパートメント。 もう、頭ん中？？？状態で、゛もう〜だから聞いたのに〜"とぶつぶつ言いながら車両を渡り歩いて、゛NON　PRENOTATO"席（予約されてない席）を探しましたがありません。 仕方なく、とりあえず空いている席の隣りの人に、゛E` libero?（空いてます？）と一応聞いて、座りこんじゃいました。なんか言われればどければいいや！ 途中、ちゃんと車掌さんが来て検札されましたが、何も言われず、ほっ。 通路の折りたたみ席に座っている人もいたけど、結局なんだったんでしょ？オチもなければ結論もなし。 VERONAまで１時間２０分。列車にもだんだん緊張感が薄れてきてしまっているのか、しっかり荷物は抱えてはいるが１時間ほどウトウト..... あっという間に１２：５０。VERONA　PORTA　NUOVA駅に到着。 帰りの時間をチェックして、夕方は２時間に１本しかないので、すぐ乗れるように切符を購入。 準備万端。いざ、ロミオとジュリエットの舞台の街、VERONAへ〜♪♪