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<18/Aprile(4月)/2001> a Rimini vol.1 <2001年4月18日(水)>

本日も快晴!!
今回はなかなか時差ぼけがとれず、夜中に何度も目を覚まし、朝方熟睡してしまって寝坊しそうになリマス....歳かしら....

9時3分発のLECCE(踵のヒールの辺りの街です。このままちょっと行ってみたい衝動にかられました)行きのES(ユーロスター・超特急)に乗っていざリミニへ。

リミニはリゾート地として有名な場所で、夏には、ヨーロッパ各地からバカンスで訪れる人達でいーっぱいになるそうです。今はまだシーズンオフなので、何もないかもしれないけど、却って静かでいいかなぁと思い、訪れることに。

車窓からの景色も本当にきれいです。
ちょうど山も野も若草色に覆われていて、空の明るい水色とよく似合います。はぁ〜〜のどか........

約1時間でリミニ駅に到着。
以前、リミニに留学していたことがある方と少しお話したことがあって、海岸の方へは11番のバスに乗って終点で降りるといい、とその時教えてくださったので、とりあえず、駅を出て左手にある切符売り場で切符を買い、11番のRiccione行きに乗りこみます。
ものの5、6分ほどでアドリア海が見え、右折して海沿いの道をひたすらひたすら走ります。
そして、その道沿いには、いかにもリゾートホテルらしいホテルが何十キロにも渡って建っています。
ただ、やはりシーズンオフのため、大半が休業中。窓にもシャッターが降り、かなり閑散とした雰囲気です。
延々海岸沿いを30分くらい走ってようやく終点リッチョーネに到着。
付近には新しいショッピングセンターがあり、ブランドショップ、ゲームセンター、大きなBARやカフェなど、リゾート地らしい軽い雰囲気、といったカンジです。浜辺の方を見ると、何やら人がわんさか.....
ビーチバレー大会のようです。楽しそう♪
参加している人はもちろん、回りで見ている人も見てない人も、水着やリゾートっぽい格好をしているので、普通の格好の私はちょっとその場では浮いたカンジ.....早々に退散。
浜辺に沿った大通りから1本内側の通りを、今来た道を戻るようにしてまっすぐ歩きます。
両端にはお土産屋さんや各お店が続いていて、一応営業中。でも、gelateria(アイスクリーム屋さん)やRistrante(レストラン)などは半分くらいは休業中で、開いているところもヒマそう。

浜辺には、100mおきくらいにこのようにビーチ名が書かれたアーチが建てられています(ホテルの専用ビーチのような場所も多数あり)。その脇にはずらりと並ぶ色とりどりのシャワー室。
ん〜〜我ながらナイスな1カット。
シャワールームも絵になるんだなぁ...なんだか。

今は人っ子1人いないこの静かな浜辺も、夏にはパラソルと人でいっぱいになるんだろうなぁ。

1時間ほどブラブラ歩くと店もほとんどなくなってきたので、 Tabacchi(タバコ屋さん)でバスの切符を1枚買い、また大通りまで出て、駅行きのバスに乗りました。
途中、窓からちょっとしたショッピングゾーンが見えたので、慌てて降りてみました。
ざっと一回りして、ちょうどお腹もすいたので、通りがかったオステリアでランチをとることに。
前記のリミニ留学生が、リミニでぜひ”Piadina(エミリア・ロマーニャ州特産の、Pizzaの生地のような薄いパンのもっと薄いの)”を食べてみてと言っていたので、早速頼んでみました。

”Vorrei mangiare "Piadina.(ピアディーナを食べたいのですが)”
するとメニューを開いて指差してくれました。
具の種類が色々あって、その中でプロシュートとルーコラをはさんだものにしました。
ピアディーナは、ぱりぱりしたクレープのようなカンジで、さっぱりとしていて食べやすくて、Mi ha piaciuto!!(気に入ったぞ!)。あとでボローニャに戻ったときに注意してBARなどを見ると、確かに”Piadina”はそこかしこに売られていて、でも、リミニのよりも少し厚めです。ラヴェンナなどでも少し厚いんだそうです。面白い〜

美味しいピアディーナと白ワインでほろ酔いになり、ゆっくり時間が流れる気持ち良さに更に酔いしれ、本当はここからサンマリノ共和国かラヴェンナに足をのばそうかと思っていたのですが(どちらも1時間かからずに行けるので)、もうここでぶぉ〜〜っとしーてよっという気持ちになってしまったのでした。
さて、一旦駅まで戻ろうと、バスの切符を買おうと思いきや、昼休みでTabacchiが全部クローズだーー!
はたと困ってさきほどのオステリアで聞いてみたけど、あとはバスの中で買うしかないとのこと。
あぁ、さっき買った時2枚買っとけば良かった.....(教訓:いわゆる観光都市以外は、昼休みは本当ーにちゃんと休みます)
バスの中で買うと高いんだよなぁと思いながら、乗って運転手さんに聞いてみると、なんと3,000リラもす
る! やはり2倍もしたのでした。

駅に着き、次は、海岸の方とは逆の方へ歩いて旧市街の方へ行ってみることにします。