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<17/aprile(4月)/2008> a Varese <2008年4月17日(木)>

昨夜も熟睡ならず、なんとか7時までベッドに張り付き、ついに起床。
外はどーんより。。初春のお天気は本当に変わりやすいです。。。
じゃじゃーん!部屋朝食1日目。
シリアルとフルーツ各種。ヨーグルトに日本から持参の青汁!
牛乳1リットルパックにシリアルも1袋、ヨーグルトも6個1セット買ってしまったので、毎朝同じメニューでした(苦笑)

さて、今日の日帰りの旅はミラノから列車で1時間弱ほどのところにある町、VARESE(ヴァレーゼ)へ。
ここにある美味しいチョコレート屋さんがあることを知り、せっかくなのでちょっと行ってみる気になったのでした。
その名は”Buosi”。センスのいいこの町にふさわしく、とても素敵なお店でした。次から次へと地元のお客さんが訪れてはプラリネやらプチケーキを買っていく。。。
私も早速プラリネをいくつか店内でカッフェと一緒にいただいてみると。。。!!予想を裏切らない美味しさ!!
ただ、ちょーーっとお値段が高い。。。
結局、フォンデンテの板チョコを少量と、ナッツ入りのチョコクレマを少量だけ購入。只今好評発売中です!

というわけで、話は前後しましたが、いざヴァレーゼへ!
この町への列車は、ミラノ中央駅ではなく、ポルタ・ガリバルディ駅が発着駅となります。
ひっさびさのポルタ・ガリバルディ。昔は暗〜いイメージだったけど、ショッピングモールなんかできちゃってとても明るい雰囲気になっていました。が、ちょっと乗り場がややこしい。ホーム1と2だけの改札口があって、知らずにそこから入ったら、ヴァレーゼ行きの列車がない!慌てて戻って人に聞いて、ショッピングセンターの奥にホーム3以降の改札口を発見。はぁ〜あぶな。
ヴァレーゼって、既に18世紀からロンバルディア州の貴族や上流階級の人たちに愛された別荘地なんですってー。
どうりで、ほんっとにきれいなカワイイ町でした。

町の中心にあるサン・ヴィットーレ聖堂。
ちょうど朝のお祈りの最中で、そそくさと退散。

▲聖堂の鐘楼の後方に建つサン・ジョヴァンニ洗礼堂。12〜13世紀に建てられたロマネスク=ゴシック様式。普段は閉まっているので、聖堂の中の管理人らしき方に、洗礼堂を見たいと申し出れば開けてくださいます。
内部はとても簡素で狭く、祭壇の部分は真っ暗。中央を陣取るのは八角形の洗礼盤(13〜14世紀)と、床下でガラスケースの中ライトアップされてるのが多分7〜8世紀の洗礼盤。一際存在感を放っています。

▲雨に濡れた石畳がしっとりと美しい通り。こんな映画のセットのような場所がそこかしこにありました。また、モーダ系からクラッシック系までセンスのいいお店もたくさんあって、人も何となく穏やかで優しい。。モンツァやローディを思い出しました。
イタリアでよく見かけるこの石畳。
この町では車道の両脇の細い歩道でさえもコレでした。
普通のアスファルトがかなり少なめ。
▲本屋さんで買い物をした際に、お店のお姉さんがとってもシンパティカ(感じがいい)だったので、ついでにオススメの美味しいお店を尋ねてみました。3つほど挙げてくれて、その中の「ちょっと値段はするけどとっても美味しくて、地元では有名!」と一押しな感じだったトラットリアに行ってみました。
店内は、トラットリアとは言えかーなりおしゃれ系。ワインバーでもあるようで、壁一面にワインが並べられています。
前菜に、なんとイタリアで初かも!?まぐろのカルパッチョ、をいただきました。たっぷり厚めに切られた新鮮なまぐろの赤味がてんこもり。黒オリーブのペーストがよく合います。プリモにはカメリエーラおすすめの”ガチョウのラグーのタリアテッレ”。これがもーBuonissime!!!!!!! 塩加減も完璧。ひっさびさの100点満点パスタです。

あぁ、また調子に乗ってドルチェ頼んじゃいました。。お腹いっぱいなのに(そして、まだお腹こわしちゅ。。)

リンゴのタルト。中からとろ〜り温かいリンゴのソースが出てくるんです〜これもたまらん!!んまいよ〜〜〜!!

本屋のお姉さんありがとーー!!(帰りにのぞいたけどいなかったー)
お水にグラスワインでしめて40ユーロ(6,400円)。ちょっとだけ高めだけど大満足っ。

VECCHIA TRATTORIA DELLA PESA DA ANNETTA
Via Cattaneo 14
Tel: 0332287070

お昼休みで町全体が、更に映画のセットのようで置物のようにすら見える静けさ。。2時半の列車でミラノへ戻ります。

▲ナヴィリオ地区の一角で、大手キッチンメーカーBoffiのフオーリ・サローネの会場発見。外観は巨大なきちゃない倉庫、でも中に入ればずんずん引き込まれていくような異空間!システムキッチンやバスルームなどの最先端のデザインを直に触れることができます。このBoffiを中心とすると、北西側半径500mほどの扇型状にたくさんのフオーリ・サローネの会場が点在しています。それが原因かどうか、ナヴィリオ運河沿いの車の渋滞は半端なくひどかったです。雨なのに人も多いっ!!
途中スーパーで夜の食材を調達。
サラダ用のカット生野菜にトマト、オリーブオイルに黒コショウ、ポテトのグリル焼きとオリーブのフリットを少々。キッチンに電子レンジがあるので、揚げものは少しチンして。
洋ナシとトマトを小さめにカットして、インサラータミスタ(ミックスサラダ)!このカット野菜がけっこうイケます。
クイズ番組で、”una vita di coppia orientale”というテーマ問題に対して"niente sesso siamo giapponesi !!"という答えが出てました。。。よくご存じで(笑)  (意味は書〜〜かないっと!)

明日はバッサーノ・デル・グラッパへ1泊の旅!