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初めてのプチ語学留学・お散歩&食事編 a Firenze vol.2 <2008年6月8日(日)〜14日(土)>


↑毎月第2日曜日(1日中開催)に立つ青空市、サント・スピリト広場のメルカートに行ってきました。この市は、日用品というよりは全体的に趣味性の高いものが多めです。古い書籍や看板、アンティークの食器やおもちゃ、絵、家具、アクセサリー、リネン類から食品、あとはガラクタっぽいものまで、広場だけでなく周辺の通りにまで露店があふれています。見てるだけですんごく楽しい!1時間たっぷり見て、ガラスのネックレスとドライフルーツとトスカーナの地図の絵とアロマエッセンスをゲット!大満足!!

今まで何十回となく通っていた、駅前から北東に延びるナツィオナーレ通りですが、水が出てるな〜くらいにしか気に留めてなかった大理石製の小さな噴水。よく見ると、ニッチのガラスの向こうには特大の聖母子像の絵が鮮やかに残され、しかも14世紀初めに作られたものらしい。。こういう見逃しは確実にまだまだ無数にあります。

↑ほぼ毎朝、学校に行く時、このバロック調のパラッツォのある角を曲がってサンタ・クローチェ方面に向かってました。裁判所と書いてあって、ちょっと物々しささえ感じてたのですが、あるとき、ふと地図を見ていてこの向かって左端が教会だと知り、早速中へ。建設当初は大規模な教会になる予定だったそうですが、資金不足でここのみになったそうです。壁一面の真っ赤な絹の張り地使いはちょっと珍しいかも。外の喧騒とは打って変わって静寂そのもの。男の子が一人で読書中。。

一瞬ラグジュアリーホテルかと見まがうほどのエントランス。たまたま通りがかった、かの超高級リストランテ「エノテカ・ピンキオーリ」です。入口に立つプレートに、2007年ミシュランの星三つが堂々と輝いています。
実はここには15年前の初イタリアの際に来ているのです。
ほとんどのお客様が年配でシックな装いの方々の中、そうでなくても若く見えるジャポネーゼの若造夫婦。ものすごーく場違いなカンジでした(苦笑)。でも、お料理はもちろん、それぞれ一品一品に合わせたワインコースもそれはもう最高でした。それでも当時は確か、2人で4万円ほどだったかと思います。
メニューをそーっと見てみると、 コース料理が225ユーロ(約38,000円)と300ユーロ(約5万円)(もちろんワインは除く)で、アラカルトだとアンティパストで1皿120ユーロ(約2万円)前後!!!ひえ〜〜〜っ!!あの時代に行っといてよかったぁ〜〜

→ここも、何十回と前を通っていながら一度も内部に入ったことがないものの一つ、メインストリートのカルツァイウォーリ通りに面して建つオルサンミケーレ教会。
14世紀時は柱廊式のオープンな建物で、穀物市場として使われていたそうです。その後、壁で閉じられ、それぞれの外壁面のニッチには、15〜16世紀にフィレンツェで活躍した彫刻家、ブルネッレスキ、ギベルティ、ドナテッロなどによる守護聖人たちが鎮座しています。入口を求めて4周くらいぐるぐる回ったけど、結局見つからず。。

↑ウフィッツィ見学の前に行った、イル・メルカート・ディ・フォルテッツァ。中央駅の向こうに大きな要塞が見えるのですが、その東側の池のある公園で第2土日(それぞれ夜まで)に開かれます。アンティークものが中心で買うにはなかなか難しいけど、見るのはけっこう楽しめます。着物用の帯見っけっ。やっぱり日本のモノは目に留まりやすいです。

↑今回の旅の唯一のちゃんとした外食!最後の日のランチにトリッペリア(モツ専門店)に行ってきました。
ここは何かの雑誌に紹介されていて、掲載されてた同じものを食べようと思いながらも何だったか失念。。カメリエーラに「えっと。。こんなまーるいコロッケみたいなのが入ってるのってなんだっけ?」と聞いたら、その雑誌自体を持ってきてくれて、「あ〜それそれ!」(苦笑)。で、またその雑誌が何だったか失念。。アホです。
前菜は、アンティパスティ・デル・トロッパイオ。丸いのがレバー(だと思う)の団子のフライで、左のピンク色のが牛タン。柔らかくて甘い!右端が冷たいトリッパ(牛の第二胃袋)。冷たいのは初めてですが、セロリと玉ねぎとトマトであえたサラダ風で臭みも全くなくさっぱりしててウマい!!
プリモには、ランプレドット(牛の第四胃袋)のラヴィオリ。最初だけちょっと癖ありだけど、これも旨い!でもすんごいボリューム、でした。。ワイン1/4とお水で絞めて26ユーロ(約4,000円ちょい)はまずまずかな。
でも、これでもか、というほど内臓三昧で満足満足。
 IL MAGGAZZINO
  Piazza della Passera(サンタ・トリニタ橋からマッジョ通りに入って2本目を左。突き当たりに広場があってその一角。目の前に、リストランテ4 Leoni(クワットロレオーニ)があります)
  tel: 055-215969
6月第2土曜の昼間は、結婚式を2つ見かけました。1つはヴェッキオ宮の前で、もう1つがここ、トルナブォーニ通りに面したサン・ガエターノ教会にて。
このことはブログにも書いたけど、けっこう年齢高めのカップルで、しかも男性はほとんど白のジャケット姿。ゆえにどの人が新郎か結局分からず(笑)。
でも、結婚式を見て思わずわ〜〜っって足を止めたくなるのは万国共通、ですね。Tanti Auguri,お幸せに!


毎度きちゃない話ですみませんが、イタリアでは大概お腹壊してピ〜な私、今回も例外ではなく。。
1週目はずっと×。
その週末に会ったMARIがお土産にくれた乳酸菌で少し復活。
でも、2週目の週末近くにまた再発。つくづく水が合わないのかも(涙)。でも、食欲は全く落ちることなく、ジェラートもいっただきます!いつも大人気の”ペルケ・ノ!”にて。
右写真は、有名セルフ・レストラン”レオナルド”の入口に張り出されたメニュー。8年前に入って以来だな〜。その時に食べたもので計算してみると、当時は1,000円で今だと1,600円ほど。他の店からすると良心的な値上がり率かも。しかも、セルフとは言えお腹がはちきれそうなほどのボリュームをいただけるので、かなりお得です(味はそれなりですが・・)。
  SELF-SERVICE RISTRANTE ”LEONARDO"
  Via dei Pecori,5(ローマ通りから洗礼堂が見えたらすぐに左へ)
締めはやっぱりこの写真で。
旅の最後にふさわしいワンショット!

また帰ってくるよん。

次回は、9月訪伊の予定です。るん!