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<6/giugno(6月)/2009> a Roma vol.2 <2009年6月6日(土)>


チェチリア教会を出てしばらく歩き、次は、サン・フランチェスコ・ア・リーパ教会へ。
この教会ができる以前からある隣の宿泊所に、アッシジのサン・フランチェスコがローマのお宿として利用していたそうな。




ここの目的は、ベルニーニ!
奇しくも、ダン・ブラウンの「天使と悪魔」映画版が5月に全世界で一斉公開されたばかり。
ちょうどいいわ!ベルニーニ作品の一部を巡っちゃお!と、まずはこちらに。
ただ、実は原作も映画もまだなんです。。。どうせ巡るなら先に読んどかんかい!

教会では、神父さんによる子供たちへの説教中。
静かーに入って、「福者ルドヴィカ・アルベルトーニ」の彫刻の前に。。。 おぉ。。。素晴らしい。。。。
なんて官能的で、恍惚とした表情。。聖女の軽く開いた口の中には歯や舌ものぞいていて、今にも溜息声がもれ聞こえそう・・布地も、触れるとふわっと指が埋もれてしまいそうなほど柔らかに見えます。
これをベルニーニは80歳近い年齢で作り上げたそうで、 何ともすさまじいパワーです。


さて、一旦トラステヴェレから脱出。ティベリーナ島と呼ばれる大きな中州に架かる橋を渡ると、目の前に見えるのが、あのカエサルが着手してアウグストゥスによって紀元前10年頃完成したマルケルス劇場。それにしても、あの3階部分の住居に住むってどんな心境だろうなぁ・・お隣には、紀元前146年製の回廊を、そののちこれまたアウグストゥスによって再建されたオッタヴィーアの回廊の一部。いずれにしても、気が遠くなる時間がここには流れているのですね・・・


↑お楽しみ、下町の夜の部です。雑誌「芸術新潮」のローマ特集で紹介されてた”Moro(モーロ)”という名のオステリアを求めて、トゥリルッサ広場にほど近い路地をウロウロ。そして、Moro見っけ!
席に着いて、急に食べたくなったモッツァレッラと、生ハムの盛り合わせを、プリモにはローマ風ラザニアを注文しました。
モッツァレッラは確かに旨い。あとはふつー、かな。。店内もそんなに混んでない。なんでだ?? ちょっとやな予感。。
ホテルに戻って再度チェックすると、Moro違い!!がーん・・(ちゃんとしっかり控えときなさいよね)
ま、安くて味もそこそこだったからいいけど、やっぱりなんか悔しいぞ。

お店を出てからしばらくシスト橋にて夕涼み&夜景待機。
午後9時前でこんなカンジ→
昼間はさほどでもなかったトラステヴェレ地区の人口が、一気に膨れ上がってきました。


↑シスト橋の前のトゥリルッサ広場。ここからいくつか放射線状に路地が伸びてくのですが、広くはないその路地の両脇に、テーブル席が出され、食事を楽しむ人で賑わい、そこを照らす灯りは裸電球だったりして、その間を歩いてるだけでワクワクしてきます。八百屋さん兼その他食品屋さんも遅くまで開いていました。

サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂の夜の表情。
この前の広場も遅くまで賑わっていました。

肝心のトラステヴェレ大通りの人通りはそれほど多くないですが、
クルマもガンガン走ってるし、特に問題なし。歩いてホテルまで戻ります。
お風呂にゆっくりつかった後、テレビをつけたらソフィア・ローレンとマルチェッロ・マストロヤンニコンビの「昨日・今日・明日」が放映されてました。片付けしながら〜の用事しながら〜の、なのでほとんどBGM状態でしたが・・(苦笑)

いつ見ても、イタリア映画を代表する名コンビだわ。

明日も1日ローマです!