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<8/settembre(9月)/2009> a Bergamo vol.2 <2009年9月8日(火)>

ゴンビト通りまで戻り、事前に”ガンベロ・ロッソ2008”でチェックしておいたエノテカ、ドニツェッティに行ってみました。
店の隣には小ぶりのロッジャ(開廊)をまるまる利用したテラス席があり、気持ちがいいのでその一つに座ります。


ここベルガモの名物として挙げられるものの一つに、ポレンタがあります。イメージ的にはヴェネト州の方が強いですが。。
メニューもよく見ると、ポレンタ添えのお料理にはすべてオススメ印がついてます。
さて、その中でオーダーしたのは牛肉の煮込みのポレンタ添え。あと、ワインは、この地域特産のValcalepio・Rossoを頼んでみました。さすが、ちゃんとハーフボトルが用意されていたので、昼間っからだいじょぶかしら〜ん♪と思いつつ、いっちゃいました(笑)。


↑どちらが主役かわからないくらいのこのポレンタの存在感!でも、癖がなくて柔らか〜くて、ちょっと濃いめの煮込み肉との相性もバッチリ。両方一緒に食べてこそ美味しくなる名コンビです。
12時に入った時は私とあとひと組だけでしたが、地元人や観光客でどんどんテラス席も埋まっていきます。見てるとほっこりしてくる(笑)おじいちゃんのお一人様ランチもちらほらと。。

お肉もポレンタも平らげて、まだワインが残っているのでつまみにチーズでも。。と頼んでみました。が、
本当にちょっとずつね、とお願いした私が悪かった。。 全種類のチーズが来ちゃったわよ。
例えば、ペコリーノとブリーだけーとか、ちゃんと種類の数も言うべきでした・・あぁ・・

添えられた蜂蜜やモスタルダ、ジャムがまた美味しくて、それでもけっこうバクバクいただき、でも半分ほどでギブアップ。
お水とカッフェで締めて40ユーロ(約5,400円)はなかなかゴージャスなランチです(苦笑)。 エノテカと言えど、一品当たりは普通のリストランテ並みのお値段でした。でも満足。

  ENOTECA DONIZETTI
   Citta` Alta Via Gombito,17a
   tel; 035-242661  基本、無休。
ほろ酔いだというのに、その足でさっきの塔へ。この状態で上ったら、心臓がバクバクしすぎて倒れるかも〜と思いながら3ユーロ払って中に入ると、ラッキー♪エレベーターがありました。

頂上手前でエレベーターを降りると、残りのこんな狭い狭い石の階段を40段ほど上ります。

30分に一度自動で鳴らしているというカンパネッラが目の前に。
結局、待てど暮らせど鳴らず、しびれを切らして降りちゃいましたが・・


 ↑さきほどのコッレオーニ礼拝堂とサンタ・マリア・マッジョーレ教会を上から望む!赤く鮮やかなレンガ色の屋根が美しいアルタの町並み!きれいにメンテされたお屋根は、なんとなく町の豊かさの象徴のような。。


↑アルタの町の北西の端突き当たりにあるサンタレッサンドロ門を超えると、もうひとつのケーブルカー乗り場があり、これに乗るとサン・ヴィジリオの丘に行くことができます。
前回私も1月のさっぶい時期に来て登って、そこで出会った健脚なシニョーレと一緒にバッサまで歩いて降りたんだったなぁ。。彼は今もウォーキングを続けてるんだろうか。。 今回はお天気がいいけど、上るのはパス!

サンタレッサンドロ門前の広場から1番のバスに乗って、バッサ方面へ。
朝アルタに行く際に、本当は利用したかった第1のケーブルカー乗り場で一旦降りて、写真だけ撮る。


→更にまたバスに乗って、バッサの目抜き通り、ヴィットリオ・エマヌエレ2世大通りの途中で下車。(1日券は気楽に乗下車できて快適です!)
一気に現実感に引き戻されるような、近代建築や整備された道路、大広場のおしゃれなカフェで休憩しているカッコいいビジネスマン達。。
今まで目にしていた中世の風景が夢見心地に思えてきます。

ふと北側を振り返ると、バッサを見下ろすアルタの堂々とした町並みが望めて、この景色もまた乙なり。


夕方にはミラノに戻り、所用や予定の買い物を大かた済ませて、さて今回の最後の晩餐に行くとしよう!と、目的のオステリアに行ったところ、なんと予約でいっぱい。。。ガックリ。
しつこいようですが、例のサルメリア、3度目の正直でのぞいてみたら、またもやお休み。きっと閉店したんだわ。。
で、どうしよ〜かな〜〜と20時頃トボトボとドゥオーモ付近を歩いてます↑↑ 


↑結局また来ちゃいました、ドゥオーモ広場から歩いて5分ほどのカラフリア・ウニオーネ。箱が大きいから予約なしでもきっと大丈夫!いう予測はぴたり的中。大箱でも雰囲気が気さくなのも、おひとりさまにはうれしい限り。
ボイルしたシーフードのサラダに、ズッパ・ディ・ヴェルドゥーレ(野菜スープ)。後で調べたら、最初にこのお店に来た時もこのズッパ食べてました(^^ゞ 好きだねー。でも、ほんとにほっとするのです。特に旅の疲れが出た頃にオススメ。
白ワイン1/4にお水とカッフェで締めて24ユーロ(約3,200円)。 食後、自家製のリモンチェロとビスコッティがサービスで出てきて、益々上機嫌な私♪
  calafuria unione
  Via dell'Unione,8 (ドゥオーモ広場からトリノ通りを下って2つ目を左)
  tel: 02-866103 日曜休み

今回4泊したホテル。夕方からいつもシフトに入る黒人のフロントマンは、私が入り口自動扉に立った瞬間に部屋のキーを棚から取り出し、ブォナセーラ!という挨拶と同時に渡してくれる、親日家の何とも気のいい兄ちゃんでした。
ただ、他のスタッフは総じて愛想なし。場所も良くないけど、見本市の時だけ定宿にしてもいいかなーと思わなくもない。。
でも、気のいい兄ちゃんもずっとここで働いてるとは限らないもんねぇ。。。

明日は早くも帰国日です。。。出発ぎりぎりまでミラノ巡り!