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11/maggio (5月)/2012> a Milano <2012年5月11日(金)>


本日も快晴なり!
今回のお宿は珍しく朝食が込み込みじゃない(別途5ユーロというびみょ〜なお値段(笑))ので、近所のバールでクリーム入りのブリオッシュとカプチーノをいただきました。
ピスタチオ入りの緑色したクリームで、これは珍しい!しかも、けっこうイケてます。
そのまま、明日のヴェネツィア行きの列車の切符を買うため中央駅へ行ったり、朝早くから開いている本屋さんやスーパーを先に回ったり、、、それでも貴重な時間はあっという間に過ぎていきます。


↑たまには、ドゥオーモを裏側から撮ってみましょ。マドンニーナを抱く頂点の塔まわりはただ今修復中。
右の写真は、ドゥオーモ近くにあるフェラーリ公式ショップの前で見つけたランボルギーニ・ガヤルド!わぁ〜〜珍しい〜〜!と思わずカメラを向けちゃいました。もちろん正真正銘イタリア車なんですけど、本国では意外にもなかなか見かけません。そりゃ恐ろしゅうておちおち路駐もできませんしね・・

それにしても、5月だというのに暑いこと!!
温かい季節になると売店の軒先で見かけるようになる、ウリのようなメロンのようなこちら。→
各トレイからちょろちょろとお水が出てきて、涼を誘うにはとても素敵なツールなのですが、未だ食べてみたことはありません・・・
1カット1ユーロ。

←所用でモスコヴァ地区に行った際、よさげなピッツェリーア&リストランテを見つけたのでランチに入ってみました。
思いのほか広々とした店内は、グリーンの絵が壁や柱いっぱいに描かれていたり本物のグリーンもいくつも置かれていたり、緑いっぱいの中庭を望めたりと、とっても気持ちのいい〜空間でした。
その名も”In VERANDA”。ほんと巨大なバルコニーのようで、特にお天気の良い日のランチにおすすめです!

→ピッツァは22種類もあり、悩んだ結果シンプルに、モッツァレッラとトマトとアンチョビの”ナポレターナ”をチョイス。直径30センチは優にありましたが、薄い生地でペロッといただけました。

In VERANDA
Via Statuto,16 (Moscova駅そば)
tel: 02-6552219

←コレ、教会自体を撮ってるわけじゃなくて、例のピオッポがふわふわ舞ってるところを撮りたかったのですが、写真ではどんなに拡大しても全然見えません(^_^;)

→そりゃこんなにはかない物体ですから・・・

ご興味ある方はブログの方でぜひ。
bolg「ピオッポは恐ろしや・・・」


←見たいお店があってトリノ通りの終点の方まで出てきたので、久々にサン・ロレンツォ・マッジョーレ教会にも立ち寄ってみました。

ここにおわすは、313年ミラノ勅令によってキリスト教を公認したコンスタンティヌス1世。(もちろん複製)
初期キリスト教時代に建てられた、サン・ロレンツォ・マッジョーレ教会にふさわしいお方ですね。
偶然ですが、皇帝の右手には鳩さんがちょこんと休憩ちゅ(笑)

→内部に入ったのはひょっとしたら初めてかも・・

ミラノにある建造物の中で最も歴史的に貴重なもの、というのも、4世紀末〜5世紀初頭にかけて建てられ、何度か改築、増築はなされたものの、当時の構造はかなり残されているとか。
暗くひっそりとしたほぼ円形の空間を広い周歩廊が囲んだ集中堂式で、入ってすぐに大きなクーポラを見上げてそっと溜息・・

←周歩廊の一部にガラスの扉があって、その奥には4世紀当時に建てられたサンタクイリーノ礼拝堂があります。2.5ユーロを払って中へ。

ニッチの1つには、当時のモザイク画、”十二使徒に囲まれたキリスト”がこんなにも美しい状態で残されていました。

→かなり破損してはいるものの、壁の一部に美しい碧のモザイクが。
あぁ・・ラヴェンナを思い出します。

←なんとこちらは古代ローマ時代(1世紀末)の柱。
何となくこの場にはちょっと浮いた感じ(笑)。

→礼拝堂の祭壇脇から地下に下りると、古代ローマ時代の石を運んで作造られたという基礎部分がそのまま残されていました。
ミーハーな気持ちでいてはいけない場所なんですけどね・・

←教会前の大きな広場では、まずこの風景に圧倒されます。
古代ローマ時代の別の寺院の一部だったものが、4世紀にここに運ばれ柱廊として組み込まれたのだとか。
今はこの16本の円柱が残るのみ。

こうして普通にみんなが柱にもたれてくつろいでいるのを見ていると、不思議な気分になってきます。

→お約束のドゥオーモのファサード!
夜7時ですがまだまだ昼間。


夜8時半頃お宿に戻り、悩んだ末に結局外に食べに出ることに。
昨日とは違うフロントの若いおにーさんに、昨日とは違うオススメの近場のお店を聞いてみました。
で、紹介されたのがコチラ。

8時半すぎだというのに、お客さんが3人しかいなくて「あちゃ〜」と最初は逃げ腰気分でしたが、自由に選べる前菜てんこ盛り合わせも、野菜とお豆のズッパ(スープ)も、心が溶けるほど美味しくて、オーナーらしきシニョーラもとてもシンパティカ(感じよい)で、すっかりリラックスできた夕食でした。
白ワイン1/4とお水とダブルエスプレッソで締めて30ユーロ(約3,000円)なり。

IL CAMINETTO
Via Felice Casati,22
tel: 02-29525319  お休み日は不明

明日は久々のヴェネツィアに移動です!ワクワク!!