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11/maggio (5月)/2013> a Bologna <2013年5月11日(土)>


6時起床。本日はボローニャに向かいます。
寝付きもよく熟睡もできていて快調、快調。

とその前に・・・
チェックアウトを先に済ませ、郵便局で荷物も送ってその足で、こちらも久々のサンタンブロージョ市場へ。
夜中にまとまった雨が降ったようで、アルノ川がかなり濁ってちょっと残念な最後の景色になっちゃいました。



昨日のぞいた中央市場と違って、こちらのお客さんはほとんどが地元の人っぽい方々ばかり。なので、朝からどのお店もとても賑やかです。あ〜サラミやらハムやらチーズやら、ごそーっとスーツケースに詰めて持って帰りたいよぉ。。アンチョビも旨そ。。。

市場内のバールで本日の朝食→

歩いてここまで来たもんだから、思いのほか時間がかかり、ほぼとんぼ返り状態で市場をあとにします。
市場のそばのバス停からミニバスでお宿に急ぐ!


そして、荷物をピックして駅へ急ぐ!
ほっとして、出発ボードで乗車予定のミラノ行きイタロのところを見ると、、、、
はっ?!80分遅れですと!?

今日はボローニャで、別件で仕事で来ている夫と合流し、一緒にランチを取る予定なのですが、ちょとイヤな予感・・

しょうがないので、イタロ専用待合室にて待機。
Wifiフリーでスマホが使えたのが唯一の救い。
その時の様子は、オンタイムでブログ>>に書いております・・・

そうこうしているうちに、90分遅れ・・100分遅れ・・とどんどん時間が延びて、何とか夫にも連絡が取れてランチも諦める運びとなり、ちょっとトホホなイタロデビューと相成りました。。


↑”ritardo(遅延)"のこんな数字初めて見ました。結局、2時間半遅れの12時50分発に。。
他の北向きのフレッチャロッサも軒並み2時間以上遅れていました。(ゆえに、振り替え便の術もなく・・)
北の方でなんかあったんでしょうねぇ。ってそりゃそうでしょう。

→やっと列車がホームに到着。えんじ色に近い美しい赤が基調の落ち着いたデザインです。
私はもちろん、セコンダ・クラッセ(2等車)に相当するスマートを利用。
プリマ・クラッセ(1等車)は同じく”プリマ”です。
ちなみに、イタロの切符は、イタリア鉄道の他の切符と違って事前の打刻は必要ありません。

←イタロのトレードマーク、超速で駆けるうさぎさん!

シートは、このクラスでもポルトロナ・フラウのレザーシートが使われ、居住性を高めているそうな。
あぁ、たった37分ではあっという間で淋しいなぁ。。

窓も大きくてまだきれいだし(笑)、Wifiも事前にID登録さえすれば使いたい放題だし、長距離で食事時だと座席で食事サービスが受けられると言うし、、、
イタリア鉄道の路線を借りているため、乗車駅にやや不便な面があるものの、チャンスがあれば、ぜひまた懲りずに利用したいものです(笑)。


↑13時半すぎ、やっとボローニャに到着。すぐに、夫が滞在中の、駅前はロイヤルホテル カールトンに向かいます。
夫は既に仕事で外出中。急いで私も出かける準備を。
こちらのホテルは彼の仕事先が用意してくれたホテルですが、駅近で立地もよく、サービスも行き届いたとてもよいところでした。予約サイトを使えば時期によっては1泊1万数千円ほど。かなりお得感あり。ただ、Wifiが有料なのがイケてませんが・・・
Royal Hotel Carlton
Via Montebello 8
http://www.monrifhotels.it/RoyalCarltonHotel/

実は今回の夫の仕事というのは、ランボルギーニ社創立50周年記念イベント、イタリアグランドツアーへの50周年委員としての参加でした。
7日にミラノを出発し、フォルテ・デイ・マルミを経てローマへ、更にランボ社の本社・工場があるサンタガタ・ボロネーゼまでの1200kmを4日間かけて走るというもので、全世界29ヵ国から350台が参加したとのこと。
ここ ボローニャでは、町の中心マッジョーレ広場に集まって既に丸1日お披露目されていました。

私も夫と合流後、広場に向かいます。広場に近づくほど、ウォンウォンと轟音が響き渡り、既に、何台かがサンタガタに向かって次々と走行を始めています。


↑ドア、上げてます上げてます(笑)。とにかく、うるさい、臭い(笑・笑)
狭い通りでは間近でこの猛牛たちを一目見ようとギャラリーが大勢詰めかけ、異様な盛り上がりを見せていました。


↑こちらは後から入手したオフィシャルフォト。圧巻です。
ちなみに、日本からも11台参加していて、セレブなオーナーさんたちや応援団の方たちも大勢来ておられました。

夫は広報車でツアー自体にも参加しているので、私は別のプレス用車両に便乗させていただいて、後ろからついていきます。

←1時間ほどでサンタガタ・ボロネーゼの町に到着。
町名の看板の下に、”ランボルギーニの町”と書いてあります。
次々に現るランボルギーニ達を迎えるギャラリーの数もどんどん増えていきます。ひょっとしたらこの小さな町の町民総動員、かも知れません(笑)


→本社入口にどどーんと設置されたイベント用のエントランスに、参加車がどんどん吸い込まれてきます。

←ガヤルドのパトカーだ!!さすがイタリア。
更に、右に見える白バイならぬ青バイ達は、なんと1200km全行程をエスコートしてくれたんだそうです。
なので、赤信号でも進入禁止箇所でも高速道路時速200km近くでも、ポリツィア自らが引っ張ってくれたとか。。
さすがというか、恐るべし、イタリア。

→夜8時からのガラディナーを前に、オープンラウンジにてウェルカムドリンクで各自おつかれさま会中の皆様。
私もちょっとだけドレスコードにしてきたけれど、それはもう皆様華やかでおしゃれ。

←チャリティーオークション会場では、新旧デザイナーさん達によるスケッチやキャンバス画などの作品10点ほどが出品され、なかなか白熱した雰囲気を味わいました。

→いよいよガラディナーへ。
招待客は総勢1000人はくだらなかったでしょうか。。

なんといってもメインは「50周年イベント」ですので、経営陣のご挨拶やらストーリーの紹介、ランボルギーニのオールスターズのご挨拶(私はほんっとに疎いもんでありがたみもわからないのがもったいないのですが・・(^^;)) 、はたまた次期モデルやコンセプトカーのお披露目など盛りだくさんゆえ、お食事の方は超スローリー。1時間に1皿、なので呑んでばっかり(笑)


←終始こんなカンジ・・
皆さん1日に3〜400kmもの厳しいツアーを4日間もこなして、夜も遅くて朝早い毎日だったのに、なんて元気なんでしょう。
私はというとちょっと退屈・・(苦笑)
旅の疲れも相まって11時半頃にはおねむ状態に。。
ホテルへ戻るシャトルバスに一足先に乗り込んで爆睡待機。
12時頃フィナーレの花火が盛大に打ち上げられたらしいのですが(ご近所はだいじょぶなのか?)、全く動じず、気がついたら1時頃無事ホテルに到着。

かなりファンタスティコなひとときを過ごさせていただきました。
明日はのんびりボローニャの日曜を楽しむことにします。