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GIALLO:(ジャッロ/黄色) (2001/08/06)

黄色が大好きです。
理由は特になくただ直感的に、ほとんど無条件に近い感覚で好き。

「黄色」とひとくちに言っても、色見本を見ても色彩学的に見ても何パターンもの「黄色」があります。
明るくて透明感のあるレモンイエローっぽいものから、ほとんどオレンジに近いものまで...

イタリアの街中、特に地方都市で、山吹色のちょっと濃い色、まさに絵にした時の太陽のような明るい色をした外壁の家をよく見かけます。
そんな明るい壁には決まって、鮮やかな深いグリーンに塗られた木製の雨戸(よろい戸)がついていて、この2色の色使いには、初めて見た時はささやかなカルチャーショックを受けたものです。

だから、私のイメージする黄色の原点はイタリアの家の壁。
自分の育った環境の中には存在しているはずもない(ごくごく普通の日本の建売住宅)色なのに、妙に、胸がきゅぅんとなるような懐かしさがこみ上げてくる色。

我が家での「黄色」は、あちこちに立派に存在しています。
大物はソファと冷蔵庫で、他は小物でアクセントとして使っています。

まずはキッチンから。
栓抜きと、”アレッシィ”のキッチンタイマーと、葉っぱのカタチの鍋しき。
栓抜きも、引出しにしまわずにタイルの壁にフックをつけて、そこに掛けてます。
スポンジとか洗剤を置くスペースに、こんなカンジでタイルを並べてます。
自由が丘の”キャトル セゾン”で、1枚500円くらい(だったかな..)でいろんな色が出ていました。
つい先日、長年の夢だった”GE”の、しかも”黄色”を購入しました。
インテリアとしても冷蔵庫本体としても、かなり気に入ってます。 (かなり大きいですけど....)
この「黄色」が1番好きな「黄色」なのです。
表面にチョコチョコついてるのはマグネット。 大好きな木製のモノで色は黄色とグリーンのみ。
ちょっとした出窓があり、せっかくの自然光なのでここにガラスモノをディスプレイ。
ここも黄色とグリーンのみの色使い。
左端がヴェネツィアングラスの魚のオブジェ、2個のクリアベースには時々小花を生けます(生けて撮ればよかったのですが手抜きしてしまった....)。黄色のグラスもガラス製。右端がお土産にもらったグラッパ(イタリアのリキュール)の瓶。もちろん飲んで中は空。
小物は、どうしても黄色使いのモノにまず手が伸びます。 これら3つとも木製のコルク栓。
次はリビング。
ちょっと落ち着き目の黄色のファブリックを張ったソファは、2年前に表参道の”イデー”で購入。
部屋全体は、カーテンもラグも生成りやベージュで、家具もナチュラル色の何でもOKの色なので、もう少し濃い色でもいいくらい。
造り付けの棚の上の一角に、キャンドルコーナーを。
ダンナがビョー的にフェラーリ大好き人間で、今やコレクションのフェラーリのミニカーが数百台....
同じモデルで色違いなんて買ってくるもんだから収拾つきませぬ。とほ...
でも、実際に黄色のフェラーリは美しいと私も思ってます。
玄関の壁に。
フレームは、画材屋さんのセールで出てたのを、きっと使うだろうと「黄色」というだけで衝動買い。
結果オーライね(^.^)

ヨーロッパのホテルや家は、カラーコディネートのいいお手本になるところが多いです。
実際に現地にいかなくても、雑誌や洋書で目にする機会がすごーく増えました。
好きな色と、それを活かす他の色とのバランスのいい空間。
好きな色と、それが飽きずに見られるちょうどいい大きさの空間。
お金をできるだけ掛けずに楽しく、でもエッセンスの効いた演出......

でも何より自分が気持ち良いことが1番ですネ。