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Benvenuti alla lezione d'italiano di zio!! Vol.12
      「噂の“ L’INCONTRO FATALE ”について・その2」
(2000/11/10) <バックナンバー>

“ Ciao tutti, come state? ”
(チャオ トゥッティ、コメ スターテ/やあみんな、元気?)

さてさて、みなさまお待ちかねのシリーズ第二弾です。前回の講座で、みなさんは素敵なイタリア人男性もしくは女性と出会うことができました(あくまで仮定ですが)。
そこで、二人の仲をより親密にするためのフレーズを勉強しましょう。 と言っても、出会いの形は千差万別。ですから、ここでは様々な場面で使い回しでき、 且つインパクトを与えるようなフレーズをご紹介しますね。

とりあえず、まえふり的な会話をシュミレーションしてみましょう。
“ Ciao! ”(チャオ!)
あなた “ Ciao! ”(チャオ!)
“ Come ti chiami? ”(コメ ティ キアーミ/きみ、名前は?)
あなた “ Mi chiamo ○○○. E tu? ”(ミ キアーモ ○○○。 エ トゥ/○○○よ。 じゃああなたは?)
“ ○○○. Da dove vieni? ”(○○○。ダ ドヴェ ヴィエーニ/○○○。 どこから来たの?)
あなた “ Vengo dal Giappone ”(ヴェンゴ ダル ジャッポーネ/日本から)
“ Cosa stai facendo? ”(コーザ スタイ ファチェンド/今何してるの?)
あなた “ Niente... sto facendo ×××. Se ti va, possiamo parlare un po’ ? ”(ニエンテ... スト ファチェンド ×××。セ ティ ヴァ、ポッスィアーモ パルラーレ ウン ポ/う〜ん、特に何も...まあ×××しているところかな。ああ、もしよかったら少 しお話ししません?)
“ Si`, certo! ”(スィー、チェルト/全然構わないよ!)

まあ、こんなところでしょうか。このシュミレーションを見て分かるとおり、声をかけてくるのは大抵イタリア人の方です。しかし、次のステップへ行くのは、つまり” possiamo parlare un po’”と言うのはあなたの役目です。それくらいの積極性は持ちましょうね。恥ずかしがっていたら、何も始まりませんよ!

さて、自己紹介を終え、二人でお話しできる準備もできたところで、大事なワンフレー ズを紹介。
あなた “ Ho sete. Andiamo al bar a bere qualcosa? ”(オ セーテ。アンディアーモ アル バール ア ベーレ クアルコーザ/のどが渇いちゃった。バールに行って何か飲みません?)
“ Come vuoi ”(コメ ヴオーイ/いいよ)

ここで、あなたの積極性をもう一度アピール。このフレーズをすかさず言ってくださ い。
あなた “ Mi porti da qualche bar tranquillo? ”(ミ ポルティ ダ クア ルケ バール トランクイッロ/どこか静かなバールに連れて行って)

このフレーズのポイントは形容詞の” tranquillo ”(トランクイッロ/静かな)です。もっともっと2人きりになりたいのなら” bar ”の代わりに” posto tranquillo ”(ポスト トランクイッロ/静かな場所)を使っても良いでしょう。

さあここからが本番。あなたとzioの腕の見せ所です。 あなたは今、素敵なイタリア人男性もしくは女性と一緒に静かなBARにいます。作戦は立てましたか?「作戦?」と思ったあなた、う〜ん、赤点!いくら” incontro fatale ”(運命の出会い)といっても、神様が手を貸してくれるのはあくまで『出会い』まで。その” occasione ”(オッカズィオーネ/後期)をモノにするのはあなた次第なのですから。

どんな作戦を立てたにしても、現時点で一番大切なのは「あなたが相手に好意をいだいている」ことを悟らせることです。そこで、zioはこのフレーズをみなさんにプレゼントします。
あなた “ Ma che begli occhi ce li hai! ”(マ ケ ベッリ オッキ チェ リ アイ/あなたの目って凄く綺麗ですね!)

このフレーズを言いながら、じっと相手の目を見つめることを忘れてはいけませんよ。 まあ、こんな臭い台詞を「目を見つめながら」照れずに言えたら、あなたはもうほとんどイタリア人です。しかし、このフレーズはとても重要なんです。なぜなら、自分の何かを褒められて嫌な気分になる人はいないだろうし、しかもそれが瞳だったとしたら、ね、ウレシイでしょ。さらに、相手の目を見つめるって行為は、見つめ方にもよるけど、とりあえず相手に興味を抱いているってことのサインでしょ。
「瞳がきれい」なんて言いながら見つめるんだから、相手は当然あなたの好意をキャッチしてくれます。

このシチュエーションで使えるその他のフレーズも挙げるので、こちらも参考にして ください。
“ Mi piace la tua voce “(ミ ピアーチェ ラ トゥア ヴォーチェ/あなたの 声って素敵)
“ Sei molto gentile ”(セイ モルト ジェンティーレ/あなたってとても優し いのね)
“ Tuo sorriso e` molto carino ”(トゥオ ソッリーゾ エ モルト カリーノ/あなたの笑顔って、とてもかわいい)

次のステップはボディーコンタクト。これも大切。 僕はよく肩をもんであげました。イタリアでは肩もみの習慣が無く、僕がイタリアに住んでいたころ、何故か東洋ブームで” Shi atsu ”(指圧)なんかも人気あったんですよ。日本人=東洋の神秘&肩もみ=気持ちいい効果で、なかなか使えた手だったな〜(ニヤリ)。

まあ、そんな話はさておき、どきどきわくわくのファースト・ボディーコンタクトです。 これはいつもみなさんが使っている作戦でいいでしょう。いくらイタリアとはいえ、ボディーコンタクトに関する特別な流儀はありません。でも、これをされると『ハートがキュン』ってな具合になる必殺ボディーコンタクトがあるので、ちょっと紹介しましょうか。
イタリアに限らず西欧諸国では、「ホッペにチュー」は挨拶のひとつってことは、もうみなさんご存じでしょ。でも、使用方法は挨拶だけでなく、例えば凄く嬉しいことがあったとき、喜びや感動を伝えるために、大きな音を立てて「ホッペにチュー」というか「ブチュー」します。これは、友達関係でもOKなんです。 ということで、もう分かりましたね。そうです、「ホッペにチュー」です。 でも、あんまりおどおどしたやつじゃダメですよ。この「ホッペにチュー」という仕草を言葉に訳すと「キャー、超ウレシー、
サイコー、バンザーイ」なのですから。

さて、今回はここまで。みなさんはこれまでに「出会い」→「まえふり」→「移動」→「アタック」そして「ボディコンタクト」というステップを踏んできました。
次回はいよいよ大詰め。あの話です。
それでは
“ Ciao tutti. A presto! ”(チャオ トゥッティ。ア プレスト/じゃあまたね、 みんな)
amore e pace
zio