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<ミラノ風「仕事帰りのちょっと1杯!?」、お得なHAPPY HOUR> (2003/05/01)   <バックナンバー>

夏時間に変わったイタリア・ミラノは今20時すぎまで明るく、日に日に日照時間が延びています。
7月には22時頃まで明るくなります。この長い夜を楽しむためのスタートとして、BAR(バール)の「HAPPY HOUR」(イタリア語はHの発音をしないため、アッピー アワーといいます)をお薦めします。
アメリカでは馴染みのあるものかもしれませんが、夕方18時半くらいから20時くらいまでの約1時間半、飲み物1杯の値段を払っておつまみは食べ放題、というこのシステム。飲み物はアルコールでもソフトドリンクでもOK。カウンターで注文しお金を払います。特に飲み物の一覧表は掲げていないので、ビール、赤・白ワイン、またはカクテルの名前などをイタリア語で言えれば大丈夫です。
多いタイプとしては、カウンターに所狭しと食べ物が並んでいて、バイキングスタイルで取り皿に食べたいものを好きなだけ取って、テーブルに座りいただきます(軽食感覚なので、座らない人も多いです)。食べ物の種類はお店によって色々ですが、オリーブやナッツはもちろん、各種パスタやピッツア、フォカッチャ、生ハムやチーズ、サラミ、サラダや小さなケーキ.......と一通りのメニューが並んでいます。日本人の胃袋であれば、十分これでおなかがいっぱいになりますね。飲み物は何杯でも追加して、そのたびにお金を払えばOK。大抵のイタリア人は、ここで待ち合わせをして食前酒と前菜を食べ、20時以降に本格的なディナーに行ったり、映画やデートスポットにでかけたり、と小腹を満たすために利用しているようですが、もちろんお金の節約に、ここで食事を済ませる人もいます。
飲み物はおおよそ5ユーロ(約650円)から10ユーロ(約1,300円)くらい。すべての飲み物が統一料金である場合が多いですが、中には少し高いお酒もあると思いますので値段はご確認を。その日の食べ物に合わせ、お薦めドリンクやスプマンテ(シャンパン)を紹介してくれるお店もあります。
また、まずはテーブルにすわり、注文を聞きに来てもらい、飲み物をオーダーすると、ハムの盛り合わせやミックスサラダのような食べ物のピアット(お皿)を一皿づつ選ぶタイプもあります。
すべてのBARで「HAPPY HOUR」を行っているわけではありませんが、見分け方としては、店の前に18時ころから「HAPPY HOUR 8ユーロ 6:30〜8:00」などの看板を出していますので、見つけやすいです。
この時間帯であれば、まだ夕日が差しているような頃。お庭や外にテーブルがあるBARの「HAPPY HOUR」をみつけたら、夕日を背に「ミラネーゼ風」の軽食を楽しんで見てはいかがですか?地元の人たちにぐぐーーーっと近づける雰囲気を満喫できますよ。