■ ＜第39回　サラダ感覚で野菜がたっぷり取れる付け合わせ＞ (2009/10/01)　＜バックナンバー＞

突然ですが、メイン料理に合わせる付け合わせのお野菜料理って、悩みませんか？
イタリアンレストランではどうだったかな？と、ふと考えました。イタリア語で付け合わせのお野菜は「Contorno　コントルノ」と呼ばれます。 メニューでは、「Antipasto 前菜」「Primo プリモ（パスタやリゾット）」「Secondo セコンド（メインの肉や魚料理）」の後に続くもので、よく見られるものに、トウモロコシやほうれん草、ジャガイモなどの茹で野菜があります。凝ったものはあまり見られないのが特徴。というのも、メイン料理の邪魔してはいけない存在だからです。 　　
もちろん、そのことも理解しつつ、野菜を上手に取り入れてたくさん食べることが好きな我々日本人にとっては、できればアレンジも加えて、一品料理としてもいただきたいものです。
そこで今回は、肉料理でも魚料理でも邪魔することのない、ひと工夫を加えた簡単コントルノをご紹介します。ベジタリアンの方にもメイン料理としてお勧めできるボリュームのあるものですので、ぜひお試しください。

�@サヤインゲンとジャガイモのローズマリー風味
＜材料＞　4人分　＜所要時間＞　約15分
・さやいんげん　４００g　　
・ジャガイモ　４００g　　　
・ローズマリー　２本　　
・エシャロット　大１個
・EXヴァージンオリーブオイル　　
・塩・胡椒　適量

１） ジャガイモをよく洗い、５mm程度に薄切りする。さやいんげんは洗って、筋を取る。 ２） １）を蒸し器で１０分ほど蒸す。 ３） エシャロットをみじん切りし、油を入れたフライパンでゆっくり炒める。 ４） ３）にローズマリーと２）の野菜を加え、５分ほどいため、塩・胡椒で味付けする。

１） ズッキーニの両端を切り、皮むき器（ピーラー）で縦に薄く切り、沸騰しているお湯の中で1分ほど茹でてあげる。 ２） 水を切った豆と１）を合わせ、レモン汁を絞りオイルとみじん切りの青ネギを合わせ、塩・胡椒で味を整える。