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<19/Gennaio(1月)/2001> a Torino vol.2 <2001年1月19日(金)>

さて、食欲も満たされて、次に目指したのは”Mole Antonellianaモーレ・アントネッリアーナ”という塔。
前回、Bolognaでも”斜塔”に上って街を一望しましたが、これに味をしめた私。塔があると知ったら上ってみない訳にはいきません(^.^)
カステッロ広場にもう1度戻ると、ニョキッと塔の先端部分が建物群からのぞいているのが見えます。
それを目指してマダーマ宮殿の横を通りすぎ、まっすぐ人気の少ない道を500メートルほど歩くと、大きくそびえたつ塔が......
←ちょうどこの辺りが展望フロア。
 塔の全長は167メートルだそうな。

Torinoの絵葉書によく出てきていたので、シンボル的な存在のようです。
似たような高さの建物が多く、あまり凹凸のない街の中で、だいたいの場所からこの塔がちらりと見えます。

入り口に立つとびよ〜んと不思議な動きをする自動ドアが開いて、中に入るとまた近代的な造りの内部が広がっています。そして、すぐ、中央にある総ガラス張りのエレベーターが目に飛び込んできます。
正面の受付で”展望エレベーター用”のチケットを買い(7,000リラ)、エレベータおじさんと共にぐんぐん上るぅぅぅ!
ある高さから上は吹きぬけで、ガラス張りだから塔の内部も下も全部丸見えで、すこ〜し足がすくみました。


▲右手の緑は、王宮の裏の広大なお庭。 

▲上から見ると、街の整然さが更によく分かります。

塔を出て、ポー川に向かって歩く途中。
通りからアルプス山脈が見えて、思わずパシャリ。
この地のこの季節ならではの一枚。
Torino市の東側をやや南北に横切るイタリア最大の川、ポー川。天気もいいので川のそばは気持ちいい...
ポー川のそばの広場から。
塔が屋根からニョキッと生えてるみたい(^.^)

そして、このクルマの量!ぎっしりと駐車されています。ちなみにどこも無料で停め放題。
あと、クラクションの音も半端じゃないです(・・;) 
チョコレートで有名なTorino。
可愛いディスプレイがされたPasticceria(お菓子屋さん)が至るところにあります。
BARにも、カウンターにたっくさんの種類のチョコが出ていて、Torinoにいる間はずっと、Caffe`を飲む時はチョコも1個だけ頼んで食べてました。どれも美味しいですが、やっぱり有名な”Gianduiotto(もしくは”Gianduia”)” が1等賞かなぁ。
同じ種類のチョコでも、それぞれのお店のオリジナル包装がちゃんとあって、それを見るだけでも楽しめます。
Torinoのお菓子はお土産に最適ですね。
夕方5時くらいから、ポルタヌオーヴァ駅はイルミネーションに包まれます。
と〜ってもロマンチック♪

夜は、ホテルの近くでたまたま見つけたTAKE OUTのお惣菜屋さんで、Pizzaを一切れと、Patate(ゆでたじゃがいもをバターソテーしたもの)と、中身が分からないFritto(フライ)を買い、スーパーでBirra(ビール)も買い、部屋で食べました。
Frittoの中身はアーティチョークで、見かけよりうんとうんと美味しかったです。
これもなかなか満足度の高いお食事でした♪

TVでは、ニュース番組で何度も何度も、お肉や家畜業者の憤慨した様子が映し出されています。
言葉が分からないので、もしかして......と思って見ていたら、やはり、以前からイギリスをはじめヨーロッパ中を荒らしまわっている「狂牛病」が、1月16日ついにイタリアの牛にも発見されたというニュースだったのでした。
これは大変。フィレンツェで”ビステッカ フィオレンティーナ”が食べられなくなっちゃう!!
いやいや真面目な話、家畜業者さんは大変です。
今やイタリアも、他の肉類、うさぎや馬などの需要が高くなっているそうです。

明日はTorino最終日。
だんだん足腰がわなわなしてきてます.....