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初めてのホームステイ<14、15/Ottobre(10月)/2002> a Firenze <2002年10月14、15日(月、火)>

ニーデの家で初めて迎える朝。
ちょうどこのアッパルタメント(マンション、アパート)は小さな中庭をロの字型に囲むようにして建てられていて、窓からもぽっかりとロの字型に、雲一つない澄んだ水色の空が見えます。
器用なことに、皆さん、窓からロープに洗濯物をかけて干しています。ベランダというものがないアッパルタメントもけっこう多いのと、洗濯機に乾燥機能がついているから大量に干す必要がないからのようですが、それにしても、干すとき怖そうです....

▲初めていただくコラツィオーネ(朝食)のメヌー(メニュー)は、たっぷりのフルーツにプレーンヨーグルトとニーデお手製の白桃のジャムをかけたものと、クレープと、マーポ(みかんとグレープフルーツをかけ合わせた果物)生ジュースとカフェラッテ。クレープには、リコッタチョッコラートやジャムやストラッキーノチーズなどをちょっとずつ乗っけていただきます。ニーデの自家製ジャムはとっても美味しいしヘルシーです。甘いのは体に悪いからと、極力砂糖を取らないようにしてるとか。

. プランツォ(昼食)は、スパゲッティ ディ トターニ(いかのスパゲッティ)と、サルシッチャという腸詰めソーセージ(グランデ!(大きい!))と、ポモドーロ(トマト)。すごくシンプルで普通なんだけど、味わい深くてどれも満足でした。
今回私はイタリア語レッスンのみのコースを選んだのですが、ニーデはイタリア料理も教えています。その際は、きっと手打ちパスタやラグーなども食べられますよん。
右にちらりと見えるのは、キャンティのボトル。毎昼、毎夜と飲んでました。もうかなりお茶感覚です。
それから、食べ過ぎた後にいいのよっと教えてもらったのが、レモンの皮だけを水に入れてちょっと濃い黄色になるまで沸騰させて飲むというもの。ちょっと苦いけど、確かにすっとします。
3日目の朝。今度はパンケーキの登場です。ニーデの手際の良さと美しいセッティングに、二言目には”ケ ベッラ!””ブラーバ!”(なんてきれいなの!)(素晴らしいわ!)を連発する私。
フルーツのヨーグルトかけは1週間毎日いただきました。バナナとメーラ(りんご)とウーヴァ(ぶどう)がてんこ盛りで、これでもうおなかいっぱい。

▲毎週火曜日の午前中は、カッシーネ公園でメルカート(市場)が出るというので、アンジェリカと、彼女と一緒にレッスンを受けに来ている姪っ子のバルバラと3人で出かけます。
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会の前のバス停から、17番(1番でも可)に乗って、15分ほどするとヴィットリオヴェネト広場に到着。”次は〜どこそこ〜”と日本のバスのようなアナウンスがないので、不安いっぱいの私たち。でも、公園らしき所に着くと、ほとんどの乗客がメルカートが目的とあって一斉に降りていくので全く心配なしでした。
アルノ川沿いに3キロ以上に渡って広がる広大な公園の道の両脇にずらりと並ぶ露店に、かなりワクワクモードになりながら、1軒1軒じっくりと見て歩きます。主に衣料品がメインですが、日用雑貨や食器、化粧品や花屋さんまで、種類も豊富で品物も良くて、普段使うモノはここで十分まかなえます。スーパーで売ってるシャンプーなどが半額近くだったり、ヴィレロイボッホというドイツの有名メーカーのクレーマーがたったの3ユーロ(約370円)で売られてたりと、しっかり探すとかなり楽しめます。今までは見るだけだった私もちょっとはまりそう...
右写真は、実演販売の熱演の様子。イタリア人は声も身振りも一際大きいから、更に面白いです。

3人ともそれぞれに掘り出し物を見つけ、満足して帰宅。
プランツォのメヌーは、スピナッチ(ほうれん草)とリコッタチーズ入りのラビオリ。これもまたブォーノ!ブォーノ!
左側がバルバラ。むちゃむちゃ可愛くて、とってもシンパティカ(感じがいい)。ドイツで3ヶ月集中独学をして、少なくとも私よりはちゃんと喋れていました。尊敬....
これがウーヴァ(ぶどう)。実にたくさん食べました。日本のより皮が厚めで甘め。もちろん種もあるのですが、ニーデは面倒がって皮も種も全部食べちゃう。確かに粒が小さめだから、私も面倒がってそのまま食べてました。
3日目あたりに、なんだかお腹がはって痛くなってきて、ニーデに言ったら、”きっとウーヴァを皮ごと食べたからよ。ガスがたまるのよねぇ。”って。
ホントかウソかは分かりませぬ。

                           

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